センサー対応RFIDタグ、本人確認の枠を超えたワイヤレスデータロギングを実現
[13/08/27]
提供元:DreamNews
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ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都品川区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、温度や生理的データまたは環境データを必要とする医療や自動車安全対策向けなど様々なアプリケーションに革新をもたらす次世代のセンサー対応RFIDタグを発表しました。新デバイス「SL13A」および「SL900A」は、新しい分野のワイヤレスデータロギングアプリケーションの導入をシンプルかつ低コストで可能にします。
SL13Aは、近距離通信(NFC-V)および高周波無線認証(HF RFID)リーダーでの使用を目的に開発されたISO15693に準拠したタグです。一方SL900Aは、RFIDリーダーでの使用を目的にしたEPC第2世代クラス3のタグです。
これらのデバイスは、オンボードの温度センサー、外部センサー用インターフェースを搭載し、パッシブ(電池なし)モードでの動作が可能です。このモードでは、リーダーのブロードキャストからタグに電源が供給され、外部センサーから温度やデータを読みとり、固有IDとともにリーダーに情報を返送します。データにはリーダーがタイムスタンプをつけます。
SL13AおよびSL900Aは、シングルセルまたは3Vバッテリーにより駆動します。バッテリー補助受動(BAP)モードでは、タグに搭載されたリアルタイムクロックが動作可能になり、同クロックが周辺センサーリーディングの始動に使用されます。オンチップEEPROMは、タイムスタンプのついたイベントを最大で762件(SL13A)または841件(SL900A)までに記録できるため、デバイスがリーダーの範囲内にある場合、そこから読み出すことができます。
センサインターフェースとNFC互換性、受動モードのサポートの組み合わせにより、開発者は、新たなワイヤレスデータロギングアプリケーションの設計、または既存のデータロギングシステムのより良い実装が可能です。これらのデバイスは、AndroidスマートフォンやタブレットなどのNFCリーダーから供給される電源を使用したSL13Aによるバイオメディカル、湿度または圧力測定の読み取り機能を提供することで、患者モニタリングから制御および車両安全構築まで幅広いアプリケーションに大きな価値をもたらしています。
SL13AおよびSL900Aはともに、マイクロコントローラとの接続にシリアル周辺インターフェースを搭載しています。両デバイスとも、1.2V〜3.6Vの電源供給で作動可能です。これらのタグは、バッテリー寿命が非常に長く、リアルタイムクロックが動作中の待ち受け状態で1.6uAを達成しています。オンボードの温度センサーの精度は最大0.5%です。
ams、パワー&ワイヤレスビジネスユニット、シニアマーケティングマネージャ、オルーフ・アルミンデ(Oluf Alminde)のコメント
「RFIDタグは、輸送、物流、販売などの分野で、電池を使わずシンプルかつ受動的に対象の識別をするのに最適です。SL13AおよびSL900Aは次世代のRFIDを代表するもので、識別データを温度やその他の環境条件とともに読みとることができます」
SL13AおよびSL900Aは、医療機器のOEM各社に対して次のような新たなアプリケーションの開発機会を提供します。例えば、開発者は、NFCセンサータグを安全かつ簡単に取り込むことができ、患者自身が生理的状態の24時間モニタすると共に、物理的に近くにNFC対応の携帯電話やタブレットを置くことで、データの読み取りが可能です。
価格および出荷時期
センサー対応RFIDタグのSL13A および SL900A は現在、量産体制に入っています。
販売価格については、当社の販売代理店までお問い合わせください。
テクニカルサポート
SL13A用のデモンストレーションキット「SL13A-DK-STQFN16」、SL900A用デモキット「SL900A DK」をご用意しています。購入に関しては、当社の販売代理店までお問い合わせください。SL13AおよびSL900Aに関するより詳しい情報やサンプルの請求については、こちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/RF-Products/Sensor-Tags.
本件に関するお問い合わせ先
ams広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:ams@jspin.co.jp
SL13Aは、近距離通信(NFC-V)および高周波無線認証(HF RFID)リーダーでの使用を目的に開発されたISO15693に準拠したタグです。一方SL900Aは、RFIDリーダーでの使用を目的にしたEPC第2世代クラス3のタグです。
これらのデバイスは、オンボードの温度センサー、外部センサー用インターフェースを搭載し、パッシブ(電池なし)モードでの動作が可能です。このモードでは、リーダーのブロードキャストからタグに電源が供給され、外部センサーから温度やデータを読みとり、固有IDとともにリーダーに情報を返送します。データにはリーダーがタイムスタンプをつけます。
SL13AおよびSL900Aは、シングルセルまたは3Vバッテリーにより駆動します。バッテリー補助受動(BAP)モードでは、タグに搭載されたリアルタイムクロックが動作可能になり、同クロックが周辺センサーリーディングの始動に使用されます。オンチップEEPROMは、タイムスタンプのついたイベントを最大で762件(SL13A)または841件(SL900A)までに記録できるため、デバイスがリーダーの範囲内にある場合、そこから読み出すことができます。
センサインターフェースとNFC互換性、受動モードのサポートの組み合わせにより、開発者は、新たなワイヤレスデータロギングアプリケーションの設計、または既存のデータロギングシステムのより良い実装が可能です。これらのデバイスは、AndroidスマートフォンやタブレットなどのNFCリーダーから供給される電源を使用したSL13Aによるバイオメディカル、湿度または圧力測定の読み取り機能を提供することで、患者モニタリングから制御および車両安全構築まで幅広いアプリケーションに大きな価値をもたらしています。
SL13AおよびSL900Aはともに、マイクロコントローラとの接続にシリアル周辺インターフェースを搭載しています。両デバイスとも、1.2V〜3.6Vの電源供給で作動可能です。これらのタグは、バッテリー寿命が非常に長く、リアルタイムクロックが動作中の待ち受け状態で1.6uAを達成しています。オンボードの温度センサーの精度は最大0.5%です。
ams、パワー&ワイヤレスビジネスユニット、シニアマーケティングマネージャ、オルーフ・アルミンデ(Oluf Alminde)のコメント
「RFIDタグは、輸送、物流、販売などの分野で、電池を使わずシンプルかつ受動的に対象の識別をするのに最適です。SL13AおよびSL900Aは次世代のRFIDを代表するもので、識別データを温度やその他の環境条件とともに読みとることができます」
SL13AおよびSL900Aは、医療機器のOEM各社に対して次のような新たなアプリケーションの開発機会を提供します。例えば、開発者は、NFCセンサータグを安全かつ簡単に取り込むことができ、患者自身が生理的状態の24時間モニタすると共に、物理的に近くにNFC対応の携帯電話やタブレットを置くことで、データの読み取りが可能です。
価格および出荷時期
センサー対応RFIDタグのSL13A および SL900A は現在、量産体制に入っています。
販売価格については、当社の販売代理店までお問い合わせください。
テクニカルサポート
SL13A用のデモンストレーションキット「SL13A-DK-STQFN16」、SL900A用デモキット「SL900A DK」をご用意しています。購入に関しては、当社の販売代理店までお問い合わせください。SL13AおよびSL900Aに関するより詳しい情報やサンプルの請求については、こちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/RF-Products/Sensor-Tags.
本件に関するお問い合わせ先
ams広報担当:鳥羽
Tel: 03-5269-1038
Email:ams@jspin.co.jp