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株式会社ビジネス社（東京都新宿区：代表取締役社長　唐津隆）から2013年3月8日に発売された単行本『日本再生最終勧告 -原発即時ゼロで未来を拓く』が、現在注目され、メディア露出ならびに全国の書店からの注文も10月に比べ11月は20％注文が増えるなど順調に推移しています。小泉純一郎氏の「原発ゼロ宣言」の報道を受けて、反対派、推進派を含めて加熱していますが、その理論的背景となったのが、小泉氏の大学時代の恩師で行財政改革の指南役である、加藤寛氏の存在です。
加藤寛氏は、米寿を前にして起きたフクシマ原発事故に、これでは日本は破滅する、このままでは死ぬに死に切れないとの強い想いから、慶応屈指のカトカンゼミで育ち各界で活躍する弟子たちと「緊急ゼミ」を開催してきました。「原発は即時廃止すべき、原発ゼロは国民経済の新たな成長発展につながる」として脱原発と経済発展の両立を訴え、福沢諭吉研究の第一人者でもあったその著者の思いと政策を１冊にまとめたのが本書です。加藤氏は本書を執筆し終えて、2013年１月30日に永眠されました。本書は加藤寛氏の最後の思いが詰まった日本への最後通牒となる書です。

本書についても小泉氏本人が推薦しています。

著者：加藤　寛
大正15年岩手県生まれ。経済学者。慶應義塾大学名誉教授、嘉悦大学前学長、千葉商科大学名誉学長、第一生命経済研究所名誉所長、日本FP協会名誉理事長。日本経済政策学会会長などを歴任した学会の重鎮であるとともに、政府の審議委員や顧問を数多く務め、日本の経済政策において理論と実践の両面で中心的役割を果たす。特に、臨時行政調査会では部会長として国鉄民営化の立役者となったほか、政府税制調査会の会長を10年にわたって務め、税制見直しに尽力した。小泉内閣では内閣府顧問。橋本龍太郎氏、小泉純一郎氏、小沢一郎氏ら教え子、弟子からも多くの大物政治家を排出していることでも有名。平成25年1月逝去。


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