オークネット総合研究所 消費者アンケート結果 〜自動車と携帯電話の維持費に関する意識調査〜
[13/12/19]
提供元:DreamNews
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情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝/URL http://www.aucnet.co.jp/)は、インターネット上で「自動車と携帯電話の維持費に関する意識調査」のアンケートを実施しました。
1.実施概要
【実施方法】 インターネット上から回答
【実施期間】 2013年10月31日〜2013年11月18日
【モニター数】 1,545名
<モニター内訳>
2.アンケート結果概要
◆携帯電話所有者の56.9%が「スマートフォン」を所有しており、特に若年層にその傾向が強い
◆携帯電話の月額利用料金は「5,000〜8,000円」(32.5%)が最多となり、若年層ほど利用料が高い傾向にある
◆自動車を所有しているとした回答者は63.4%に上り、40代以上では7割を超える
◆自動車を所有している回答者が最も節約したいと考える維持費は「ガソリン・燃料代」(74.6%)となった
◆消費税増税後の対策として、携帯電話は「特に変わらない」(53.2%)が最多となったが、自動車については「乗車回数を控える」(33.3%)が最多となった
◆軽自動車税が普通自動車税と同額になった場合、軽自動車を保有している回答者の26.3%が普通自動車に「乗り換えると思う」と回答した
今回の調査は“若者のくるま離れ”と言われて久しい自動車業界において、圧倒的な普及率を示す携帯電話と比較し、その原因を考察することを目的とした。
特に“くるま離れ”の原因の一つとされている「くるまの維持費」に対する意識を中心に調査を行った。
まず最初に携帯電話の所有と、その種類を尋ねると、携帯電話の所有率は94.5%に上り、そのうち51.8%が「スマートフォン」を所有していることが分かった。年代別にみると、10代・20代の若年層についてはスマートフォンが60%を超え、40代でほぼ同数となる一方、50代以降ではいわゆる“ガラケー”が支持されているようだ。(【グラフ1】)
同様に自動車の所有については、全体では63.4%が「所有している」と回答したが、年代と共にその所有率が上昇する傾向が見られた。また、自動車所有者に対し、所有している自動車を尋ねると「普通自動車」が62.7%、「軽自動車」が28.2%、「両方所有している」が9.1%となったが、若年層には比較的「軽自動車」が多いようだ。(【グラフ2】)
続いて、各々の月間維持費について、携帯電話においては10代・20代・30代は「5,000〜8,000円」が最多となり、次いで「8,000〜10,000円」となった。これに対し、40代は「8,000〜10,000円」に次いで「3,000円以下」が選択され、50代・60代については「3,000円以下」が最多となった。(【グラフ3】)
一方、自動車の所有者に対しては、最も節約したいと考えている費用と、その月額費用を尋ねると、最も節約したいと考えているのは「ガソリン・燃料代」(74.6%)が大半を占め、月間の維持費は「8,000〜10,000円」が最多となった。自動車の維持費については年代による傾向は小さい。(【グラフ4】)
そして、これらの維持費に対して消費税が増税された後に行う対策を尋ねたところ、携帯電話については「今までと特に変わらない」(53.2%)が最多となる一方、自動車については「乗車回数を控える」(33.3%)が最多となり、「今までと特に変わらない」と答えた回答者は32.1%にとどまった。
最後に予算に関係なく、憧れる車・乗りたいと思う車の条件を尋ねてみると、「色やデザインが自分の好みであること」(39.7%)が最も多く選ばれた。
以上のことから、若年層にとって維持費が“くるま離れ”の一因とされているが、同様に携帯電話については維持費を理由に手放すことがない現状を考えると、維持費そのものの問題ではなく、自動車に対して費用をかけたくないという、若年層の価値観の変化が要因ではないか、と考える。
※調査結果詳細はこちら http://www.aucnet.co.jp/research/20131219.pdf
本資料に記載されている内容についての問合せは以下までご連絡下さい。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット総合研究所」と明記の上、ご利用下さい。
【本件に関するお問い合わせ】
オークネット総合研究所 吉岡・金井
TEL:03-6440-2530 E-Mail:request@ns.aucnet.co.jp
1.実施概要
【実施方法】 インターネット上から回答
【実施期間】 2013年10月31日〜2013年11月18日
【モニター数】 1,545名
<モニター内訳>
2.アンケート結果概要
◆携帯電話所有者の56.9%が「スマートフォン」を所有しており、特に若年層にその傾向が強い
◆携帯電話の月額利用料金は「5,000〜8,000円」(32.5%)が最多となり、若年層ほど利用料が高い傾向にある
◆自動車を所有しているとした回答者は63.4%に上り、40代以上では7割を超える
◆自動車を所有している回答者が最も節約したいと考える維持費は「ガソリン・燃料代」(74.6%)となった
◆消費税増税後の対策として、携帯電話は「特に変わらない」(53.2%)が最多となったが、自動車については「乗車回数を控える」(33.3%)が最多となった
◆軽自動車税が普通自動車税と同額になった場合、軽自動車を保有している回答者の26.3%が普通自動車に「乗り換えると思う」と回答した
今回の調査は“若者のくるま離れ”と言われて久しい自動車業界において、圧倒的な普及率を示す携帯電話と比較し、その原因を考察することを目的とした。
特に“くるま離れ”の原因の一つとされている「くるまの維持費」に対する意識を中心に調査を行った。
まず最初に携帯電話の所有と、その種類を尋ねると、携帯電話の所有率は94.5%に上り、そのうち51.8%が「スマートフォン」を所有していることが分かった。年代別にみると、10代・20代の若年層についてはスマートフォンが60%を超え、40代でほぼ同数となる一方、50代以降ではいわゆる“ガラケー”が支持されているようだ。(【グラフ1】)
同様に自動車の所有については、全体では63.4%が「所有している」と回答したが、年代と共にその所有率が上昇する傾向が見られた。また、自動車所有者に対し、所有している自動車を尋ねると「普通自動車」が62.7%、「軽自動車」が28.2%、「両方所有している」が9.1%となったが、若年層には比較的「軽自動車」が多いようだ。(【グラフ2】)
続いて、各々の月間維持費について、携帯電話においては10代・20代・30代は「5,000〜8,000円」が最多となり、次いで「8,000〜10,000円」となった。これに対し、40代は「8,000〜10,000円」に次いで「3,000円以下」が選択され、50代・60代については「3,000円以下」が最多となった。(【グラフ3】)
一方、自動車の所有者に対しては、最も節約したいと考えている費用と、その月額費用を尋ねると、最も節約したいと考えているのは「ガソリン・燃料代」(74.6%)が大半を占め、月間の維持費は「8,000〜10,000円」が最多となった。自動車の維持費については年代による傾向は小さい。(【グラフ4】)
そして、これらの維持費に対して消費税が増税された後に行う対策を尋ねたところ、携帯電話については「今までと特に変わらない」(53.2%)が最多となる一方、自動車については「乗車回数を控える」(33.3%)が最多となり、「今までと特に変わらない」と答えた回答者は32.1%にとどまった。
最後に予算に関係なく、憧れる車・乗りたいと思う車の条件を尋ねてみると、「色やデザインが自分の好みであること」(39.7%)が最も多く選ばれた。
以上のことから、若年層にとって維持費が“くるま離れ”の一因とされているが、同様に携帯電話については維持費を理由に手放すことがない現状を考えると、維持費そのものの問題ではなく、自動車に対して費用をかけたくないという、若年層の価値観の変化が要因ではないか、と考える。
※調査結果詳細はこちら http://www.aucnet.co.jp/research/20131219.pdf
本資料に記載されている内容についての問合せは以下までご連絡下さい。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット総合研究所」と明記の上、ご利用下さい。
【本件に関するお問い合わせ】
オークネット総合研究所 吉岡・金井
TEL:03-6440-2530 E-Mail:request@ns.aucnet.co.jp