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金属回収技術、特許総合力トップ3はJX日鉱日石金属、住友金属鉱山、DOWAグループ

株式会社パテント・リザルトは2014年1月15日、日本に出願された金属回収技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

電化製品や自動車等に使用される部品には多くの金属製品が含まれています。これらの金属にはレアメタル等の日本では採掘されていないものも多く含まれています。近年では産業廃棄物に含まれる金属資源が「都市鉱山」と呼ばれ、天然金属資源に乏しい日本では大きな注目を集めており、同時に金属を回収する技術の開発が活発化しています。本調査では金属回収技術の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 JX日鉱日石金属、2位 住友金属鉱山、3位 DOWAグループとなりました。

これらの総合力上位企業がどのような金属の回収技術に強みを持っているかを、特許分類の一つであるFタームを用いて調査しました。出願件数が増加し始めた2006年以降の主な材料別出願件数を、総合力上位5社について各年ごとに集計したグラフです(円の大きさは出願件数に比例)。2009年までは各社とも白金族(水色)や金(黄土色)を主流としていましたが、2010年以降、JX日鉱日石金属、住友金属鉱山をはじめとする企業でニッケル(オレンジ)やコバルト(紫)が急増しています。これはリチウムイオン電池がモバイル用途から電気自動車等にも普及し始めた時期と合致しており、リチウムイオン電池の電極材料を回収する技術の開発が活発化していることを示しています。次に総合力上位5社に対し、「パテントスコア」に基づいた「パテントレイティング」の分布を材料別に集計しました。総合力1位のJX日鉱日石金属は、希土類を除く、多くの金属材料に対する高評価特許を多数保有しており、総合力2位の住友金属鉱山はJX日鉱日石金属には見られなかった希土類に強みがあります。そのほかDOWAグループ、三菱マテリアルは金、銀、銅に、三井金属鉱業はニッケル、コバルトに強みがあることが分かります。

本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:金属回収技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込99,800円
■《コース2》税込31万5000円
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/01/metalre.html


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<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/

<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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