エプソンがFFRIのマルウェア自動解析システム「FFR yarai analyzer」を採用 〜製品に付属するWindowsソフトウェアやマニュアルの出荷前検査に活用〜
[14/01/28]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、社長:碓井稔、以下 エプソン)にマルウェア自動解析システム「FFR yarai analyzer」が採用されたことを発表いたします。
エプソンは、「省・小・精の技術」を究め・磨き続けて、あらゆるお客様にエプソンしか提供できない独自の価値としてお届けすることを使命とし、情報関連機器(プリンティングシステム事業・ビジュアルコミュニケーション事業)、デバイス精密機器(マイクロデバイス事業・プレシジョンプロダクツ事業)、センサー産業機器(センシングシステム事業・インダストリアルソリューションズ事業)の3セグメントにより、お客様に製品・サービスを提供しています。
今回、「FFR yarai analyzer」を導入したビジュアルプロダクツ事業部では、ビジュアルコミュニケーション事業として、明るく自然で目に優しい画像を滑らかに再生できる3LCD方式を採用した“プロジェクター”、いつでもどこでも大画面を楽しむことができるシースルータイプの“ヘッドマウントディスプレイ”、用途に合わせたラベルが簡単・快適に作成できる“ラベルライター”、3LCD方式の基幹デバイスである“高温ポリシコンTFT液晶パネル”の事業を担当し、商品企画・設計から製造・販売・アフターサービスまで、自社グループ内で「創って、作って、お客様にお届けする」すべての機能を展開する垂直統合型のビジネスモデルが生み出す総合力により、プロジェクターでは全世界販売シェアNo.1(※1)を実現しています。
エプソンのビジュアルプロダクツ事業部では、アンチウイルス製品等によるマルウェア感染チェックを行ってきましたが、近年のマルウェアの巧妙化と急速な増加を背景とする未知マルウェアへの感染リスクに配慮した対策を検討していました。特に、製品や製品に付属するアプリケーションソフト、マニュアルなどにマルウェアが混入するのを阻止するための対策の導入が必須となっていました。 当初はホワイトリスト型製品の導入を検討していましたが、設計〜技術といった上流工程も含めた全面的な対策を考えた場合、多種多様な業務が行われている上流工程では、業務に与える影響が大きく、現実的ではないとの判断から、製品出荷前の最終検査での対策を選択することになり、「FFR yarai analyzer」の採用を決めました。
「FFR yarai analyzer」は、官公庁や重要インフラ企業での実績もある標的型攻撃対策製品「FFR yarai」の検出エンジンを搭載したマルウェア自動解析システムです。検査対象ファイルをシステムに投入するだけで、エプソンの課題となっていた未知マルウェアを高い精度で検出し、マルウェア判定の根拠を解析結果として出力します。通常、マルウェア解析は専門家による対応が必要で膨大な費用が掛かりますが、「FFR yarai analyzer」を使うことで検査コストを大きく削減できることと、マルウェア判定の根拠が明確で専門家でなくてもわかり易いことが高く評価されました。
エプソンでは、プロジェクターやラベルライターといったビジュアルプロダクツ事業部の全製品に付属するWindows版ソフトウェアやマニュアルなどの出荷前最終検査に「FFR yarai analyzer」を活用しており、今後はその実績を考慮し、他の事業部への展開を検討していくとのことです。
FFRIは攻撃者の思考を先読みし、サイバーセキュリティ上の未知の脅威に対抗するプロアクティブな研究開発体制を構築しております。今後も研究開発の知見とノウハウを活かし、企業の経営戦略に合致した製品やサービスを提供し、健全なIT社会の発展に貢献してまいります。
【製品名称】
FFR yarai analyzer
http://www.ffri.jp/products/yarai_analyzer/index.htm
【関連資料】 (2014年1月28日公開)
セイコーエプソン株式会社様 FFR yarai analyzer導入事例http://www.ffri.jp/assets/files/products/exp/yarai_analyzer_epson.pdf
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所(※2)および富士キメラ総研調べ(※3)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※1 2001年〜2012年 Futuresource Consulting Limited調査
※2 出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2013【外部攻撃防御型ソリューション編】」 ※3 出典:富士キメラ総研「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧【上巻 市場編】」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。
株式会社FFRI コーポレートコミュニケーション部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp
URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
その他すべての社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
出典資料の引用等、調査会社の著作物を利用する場合は、出典元にお問い合わせください。
エプソンは、「省・小・精の技術」を究め・磨き続けて、あらゆるお客様にエプソンしか提供できない独自の価値としてお届けすることを使命とし、情報関連機器(プリンティングシステム事業・ビジュアルコミュニケーション事業)、デバイス精密機器(マイクロデバイス事業・プレシジョンプロダクツ事業)、センサー産業機器(センシングシステム事業・インダストリアルソリューションズ事業)の3セグメントにより、お客様に製品・サービスを提供しています。
今回、「FFR yarai analyzer」を導入したビジュアルプロダクツ事業部では、ビジュアルコミュニケーション事業として、明るく自然で目に優しい画像を滑らかに再生できる3LCD方式を採用した“プロジェクター”、いつでもどこでも大画面を楽しむことができるシースルータイプの“ヘッドマウントディスプレイ”、用途に合わせたラベルが簡単・快適に作成できる“ラベルライター”、3LCD方式の基幹デバイスである“高温ポリシコンTFT液晶パネル”の事業を担当し、商品企画・設計から製造・販売・アフターサービスまで、自社グループ内で「創って、作って、お客様にお届けする」すべての機能を展開する垂直統合型のビジネスモデルが生み出す総合力により、プロジェクターでは全世界販売シェアNo.1(※1)を実現しています。
エプソンのビジュアルプロダクツ事業部では、アンチウイルス製品等によるマルウェア感染チェックを行ってきましたが、近年のマルウェアの巧妙化と急速な増加を背景とする未知マルウェアへの感染リスクに配慮した対策を検討していました。特に、製品や製品に付属するアプリケーションソフト、マニュアルなどにマルウェアが混入するのを阻止するための対策の導入が必須となっていました。 当初はホワイトリスト型製品の導入を検討していましたが、設計〜技術といった上流工程も含めた全面的な対策を考えた場合、多種多様な業務が行われている上流工程では、業務に与える影響が大きく、現実的ではないとの判断から、製品出荷前の最終検査での対策を選択することになり、「FFR yarai analyzer」の採用を決めました。
「FFR yarai analyzer」は、官公庁や重要インフラ企業での実績もある標的型攻撃対策製品「FFR yarai」の検出エンジンを搭載したマルウェア自動解析システムです。検査対象ファイルをシステムに投入するだけで、エプソンの課題となっていた未知マルウェアを高い精度で検出し、マルウェア判定の根拠を解析結果として出力します。通常、マルウェア解析は専門家による対応が必要で膨大な費用が掛かりますが、「FFR yarai analyzer」を使うことで検査コストを大きく削減できることと、マルウェア判定の根拠が明確で専門家でなくてもわかり易いことが高く評価されました。
エプソンでは、プロジェクターやラベルライターといったビジュアルプロダクツ事業部の全製品に付属するWindows版ソフトウェアやマニュアルなどの出荷前最終検査に「FFR yarai analyzer」を活用しており、今後はその実績を考慮し、他の事業部への展開を検討していくとのことです。
FFRIは攻撃者の思考を先読みし、サイバーセキュリティ上の未知の脅威に対抗するプロアクティブな研究開発体制を構築しております。今後も研究開発の知見とノウハウを活かし、企業の経営戦略に合致した製品やサービスを提供し、健全なIT社会の発展に貢献してまいります。
【製品名称】
FFR yarai analyzer
http://www.ffri.jp/products/yarai_analyzer/index.htm
【関連資料】 (2014年1月28日公開)
セイコーエプソン株式会社様 FFR yarai analyzer導入事例http://www.ffri.jp/assets/files/products/exp/yarai_analyzer_epson.pdf
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所(※2)および富士キメラ総研調べ(※3)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※1 2001年〜2012年 Futuresource Consulting Limited調査
※2 出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2013【外部攻撃防御型ソリューション編】」 ※3 出典:富士キメラ総研「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧【上巻 市場編】」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。
株式会社FFRI コーポレートコミュニケーション部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp
URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
その他すべての社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
出典資料の引用等、調査会社の著作物を利用する場合は、出典元にお問い合わせください。