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　日本テレビ系の水曜ドラマ「明日、ママがいない」（芦田愛菜主演）の放映継続是非をめぐる社会現象で、今、全国的に注目をされている児童養護施設。本年4月に、社会福祉法人天祐会（http://www.tenyuukai.jp）は、千葉市中央区川戸町92番地1に、これまでにないコンセプトの児童養護施設「千葉みらい響の杜学園」を創設します。本施設は、千葉県の児童自立支援施設、児童相談所、公立児童養護施設の職員らが、産官学連携による社会的養護の実現を企画し、熊谷俊人千葉市長の市政ビジョンを推進する形での開設の運びとなりました。
　国が現在推進する施設の小規模グループ化に伴い、未就学児ケアに一部小規模グループケアを採用しておりますが、国の大きな流れに逆行する中舎制（定員36名）をとっております。運営については、2月1日10時より、国会議員8名を含む、40名程の関係議員を施設に集めた内覧説明会を兼ねた勉強会を開催致します。年少児以外の部屋は、完全個室で、専門職による心理療法室も完備。学校や地域、教育委員会と連携し、学校教育を補完する適応指導教室などの教育体制も元教員を配置しました。さらに、地域交流スペースに武道場を設け、特別指導員を配置して、「文武両道」の目標を掲げます。本施設は、教育・福祉・心理の融合した運営を理念とし、農業や創作活動などの職業教育にも重点を置き、さらに、高校卒業後、退所後の進路を見据えた大学等への進学指導の機能に加え、東証一部上場企業による就職支援、自立援助までを子ども達にシステムとして用意しております。
　開所後の5月24日には、自ら児童養護施設での生活経験のあるシンガーソングライターの川嶋あいさんが、木更津ライオンズクラブなどの協力により本施設まで訪問し、子どもたちに歌のプレゼントをしてくださる予定になっております。（問い合わせ先・043-202-2727　天祐会）