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車両用アルミ電線関連技術、特許総合力トップ3は住友電工G、古河電工G、矢崎総業

株式会社パテント・リザルトは2014年3月19日、日本に出願された車両用アルミ電線関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など、電動化が進む自動車の普及に伴い、ワイヤーハーネス(組み電線)の使用量は増加傾向にあります。従来の銅製と比べて4〜5割程度軽いといわれるアルミ製の電線は、車体軽量化による燃費向上の観点から注目を集めています。本調査では車両用アルミ電線関連技術の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 住友電工グループ、2位 古河電工グループ、3位 矢崎グループとなりました。

1位住友電工グループの注目度の高い特許には、ワイヤーハーネスの電線用導体に適した強度、靭性、導電率をバランスよく備えるアルミニウム合金線などが挙げられます。

2位古河電工グループは、機械的特性および導電性にともに優れたワイヤーハーネス等の用途に使われるアルミニウム合金線材などが、3位矢崎グループは、超音波振動を利用することで、太物電線であっても導体部を構成する素線間の抵抗を有効に低減することのできる圧着方法などが注目度の高い特許として挙げられます。

本調査の総合力上位3社について、総合力の経時変化(各年末時点の権利者スコア推移)を示します。現在トップの住友電工グループは2010年末から飛躍的に総合力を伸ばしていることが分かります。また、2012年末から最新年にかけては古河電工グループが最も総合力を伸ばしています。

続けて、2012年末より後に公開となった出願情報を元に、直近の各社の動向を調査しました。

公開件数は住友電工グループ、矢崎グループが多く、両社ともにパリ優先権証明書請求の数が多いことから、海外への出願については、パリルートによる出願を行っていることが分かります。

古河電工グループの公開件数は3社の中では最も少ないものの、「権利継続」や「審査中」の割合が多くなっています。また、同社はPCT出願、早期審査請求が非常に多く、「権利継続」が大半を占めています。これは日本国内での出願を、PCT出願を行った外国関連出願として早期審査請求を行い、結果として早期権利化に至ったものだと考えられます。

本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:車両用アルミ電線関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込99,800円
■《コース2》税込31万5000円
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/03/alcab.html


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<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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