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車両用シートの安全技術、特許総合力トップ3はトヨタ自動車、テイ・エステック、ニッパツ

株式会社パテント・リザルトは2014年4月9日、日本に出願された車両用シートの安全技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

車両用シートには、衝突時の衝撃を吸収する技術や、エアバッグを的確に制御するための着座センサなど、安全性を高めるさまざまな技術が使われています。本調査では、これら車両用シートの安全技術全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(ただし、シートベルトとエアバッグそのものに関する技術を除く)。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 トヨタ自動車、2位 テイ・エステック、3位 ニッパツとなりました。

1位 トヨタ自動車は、他社特許の拒絶理由に引用された公報が多く見られます。注目度の高い特許には、「ドア内側に設けられた側突パッドが車室内側へ進入するのを抑制する衝撃吸収構造」や、「エアバックやシートベルトの作動を制御するために、助手席にいる人の状態を高い精度で判定する技術」などがあります。

有効特許201件のうち、アイシン精機と47件、トヨタ紡織と35件、ニッパツと15件など、半数以上の108件が共同出願となっています。

2位 テイ・エステックは近年、積極的な出願を続けており、総合力が大きく上昇傾向にあります。注目度の高い特許には、「衝突時にシート全体が後方移動することにより、後部座席にいる乗員が損傷を受けることを防ぐための技術」などが挙げられます。

有効特許265件のうち、41件が共同出願であり、38件が本田技研工業、2件がスズキ、1件が常翔学園(大阪工業大学)、日本大学との出願となっています。

3位 ニッパツの注目度の高い特許には、「頭部保護機能が設けられたアクティブヘッドレストの傾動装置」や「簡単な構成で、車両の前突時にもシート本体を的確に前後移動するスライド装置」などがあります。

有効特許110件のうち、トヨタ自動車と15件、富士重工業と7件、スズキと5件、ダイハツと5件など、合計39件が共同出願となっています。

そのほか、6位以下で近年の総合力が上昇傾向にある企業としては、トヨタ紡織、JOHNSON CONTROLS、デルタ工業、シロキ工業などがあります。

本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:車両用シートの安全技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込100,000円(税抜)
■《コース2》税込300,000円(税抜)
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/04/amsheet.html


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<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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