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医療現場で使う英語を身に着ける、体系的な医療英語セミナーを2014年4月〜9月に毎月開催<東京:国立国際医療研究センター、名古屋:ウインク愛知 >

背景
国内を訪れる外国人の数は昨年初めて1000万人を超えました。国内には200万人以上の外国人が在住しており、東京オリンピックも2020年に開催される予定です。これから国を挙げて外国人への対応力を高める必要があります。医療機関もその例外ではありません。
先端医療推進機構が2013年に100床以上の病院を対象に行ったアンケート調査の結果、3割の病院が、日本語を話せない外国人を受け入れたことがありません。全体の15% は、日本語を話せない外国人患者を受け入れない、と回答しています。そのような外国人患者への対応について、病院長の8割が満足していません。その主な原因として、スタッフの言語能力が挙げられています。本セミナーは、このような状況に対し、医療現場のスタッフの英語運用能力を高めることを目的として行うものです。

セミナー概要
セミナーは入門(Basic)コース、上級(Advanced)コースの2つに分かれています。全6回(東京・上級コースのみ全2回)、それぞれ異なるテーマを扱います。すべて受講すると学習効果がより高まりますが、1回ずつの受講も可能です。料金は1回1コース3,000円です。入門コースと上級コースの両方を受講することも可能ですが、料金はそれぞれ必要となります。詳細や申込みについてはCBMSのWebサイトをご参照ください。 http://cbms.jp

入門(Basic)コース
医療分野に関連した基本的な英語の表現や語彙を学ぶことができます。また、外国人患者に話しかける表現やリスニング力を向上させることで、英語でのコミュニケーション力を総合的に高めることを目標としています。医療現場で外国人と接するいずれの方にとっても役立つ内容です。

上級(Advanced)コース
流暢かつ適切な英語で専門的医療行為を行うことができ、外国人の医療スタッフとも、職業人として知識・情報を共有できることを目指します。セミナーはすべて英語で行われます。リーディングに加え、ディスカッションやロールプレイングも行います。


プログラム

【東京会場・入門(Basic)コース】

会場
国立国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)

講師;飯田 恭子
日本医療科学大学保健医療学部学部長、首都大学東京名誉教授。 東京大学医学研究科保健学大学院博士学過程修了。専門は国際保健、医学英語。

目標
・解剖・生理の理解:各システムの基本構造と機能について簡単な知識を英語で身につける。
・症例を通して  :症状・病態の推移、アセスメント、検査の英語表現を学ぶ
・聞き取り訓練  :問診と身体の診察。視診・触診・打診・聴診についての表現を聞き取る。
・必須語根を学ぶ :各システムに関するカルテ用語の、必須語根、接頭辞、接尾辞を習得。

日程・プログラム・会議室
第1回 4/19(土)13:30〜15:00 Respiratory System 呼吸器系 研究所AB会議室
第2回 5/10(土)13:30〜15:00 Cardiovascular System 心臓血管系 研究所AB会議室
第3回 6/14(土)13:30〜15:00 Digestive System 消化器系 第一会議室
第4回 7/19(土)13:30〜15:00 Musculoskeletal System 筋骨格系 研究所AB会議室
第5回 8/23(土)13:30〜15:00 Urinary System 泌尿器系 研究所AB会議室
第6回 9/20(土)13:30〜15:00 Endocrine System 内分泌系 研究所AB会議室


【東京会場・上級(Advanced)コース】

会場
国際医療研究センター(東京都新宿区戸山1-21-1)

講師; Margaret Raye
米国正看護師(RN)。専門は外国人のための医療英語教育。

目標
流暢かつ適切な英語で専門的医療行為を行うことができ、外国人の医療スタッフとも、職業人として知識・情報を共有できることを目指すセミナーです。セミナーはネイティブの講師によりすべて英語で行われます。全2回のセミナーで集中的に学びます。

プログラム・日程・会場
第1回 5/10(土) 15:30〜17:00 研究所AB会議室
Listening
(A)To be able to listen effectively to a patient’s description of their illness and to understand their questions in order to reply appropriately. Colloquial expressions/British and American
(B) Prevalent diseases (World Health Organization)
Speaking
(A) Grammar-using Modals and Zero Conditionals to give instructions to a patient effectively
(B) To be able to give encouragement to patients for optimal patient compliance.
Reading/Discussion
(A) Case History-discussing a diagnosis with a colleague  
(B) Case History-explaining a diagnosis and prognosis to a patient

第2回 6/14(土) 15:30〜17:00 第一会議室
Listening
a) To be able to listen and comprehend discussions with colleagues 
b) Case History-Making rounds presentation
Speaking
a) Giving advice to patients
b) Explaining a diagnosis when the prognosis is poor
Reading/Discussion
a) Lung cancer trends
b) Case report: lung cancer, non-small cell carcinoma
【名古屋会場・入門(Basic)コース】

会場
ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

講師:Runa Lisa
名古屋国際学園臨時教師、バンクーバー・コミュニティ・カレッジ準講師。専門は生化学。

目標
医療分野の基本的な語彙、患者に話しかける表現、リスニング力の向上など英語でのコミュニケーション力を総合的に高めることを目標としています。医療現場で外国人と接する看護師、医師、薬剤師、技術者、事務、受付、ボランティアなど、いずれの方にとっても役立つ内容です。

プログラム・日程・会議室
第1回 4/19(土) 13:30〜15:00 人体の部位と主要な臓器、症状の説明 1205会議室
第2回 5/17(土) 13:30〜15:00 さまざまな診療科の名称、主な病名と関連の語彙 1005会議室
第3回 6/21(土) 13:30〜15:00 症状や兆候、患者との会話例、個人及び医学データの表現 1206会議室
第4回 7/19(土) 13:30〜15:00 医者の予約の取り方、会話例(医者、患者、看護師、受付間) 1601会議室
第5回 8/23(土) 13:30〜15:00 医療専門用語の意味と例文、用具、器具に関する語彙 1601会議室
第6回 9/20(土) 13:30〜15:00 病院における丁寧な言葉遣い、話の続け方、切り方 1601会議室


【名古屋会場・上級(Advanced)コース】

会場
ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
講師:Yang Ying Ling:岐阜大学などで講師。ミシガン大学コミュニケーション学大学院修了。

日程と内容
医療分野の広い領域を、実例を教材として受講生の医療英語のコミュニケーションスキルの向上を目指します。リーディングに加え、ディスカッションやロールプレイングも行います。

日程・プログラム・会議室
第1回 4/19(土)15:30〜17:00 Dermal System. 皮膚系 1205会議室
第2回 5/17(土)15:30〜17:00 Endocrine System 内分泌系 1005会議室
第3回 6/21(土)15:30〜17:00 Growth and Development 成長と発達 1206会議室
第4回 7/19(土)15:30〜17:00 Gastrointestinal System 消化器系 1601会議室
第5回 8/23(土)15:30〜17:00 Blood and Lymphatic System 血液リンパ系 1601会議室
第6回 9/20(土)15:30〜17:00 Immunity and Allergy 免疫とアレルギー 1601会議室
過去のセミナー受講者の声
・アットホームなレクチャーで大変楽しく勉強できた
・すぐ使える表現が多く、有意義であった
・実際に発音を学ぶ良い機会となり、大変勉強になった
・頻出する単語を使って学べたのがよかった
・医療英語は辞書ではなかなかわからないので参考になった

セミナーの位置づけと国際医療英語検定(CBMS)について
この医療英語セミナーは、2011年から開始された国際医療英語検定試験(CBMS)の関連事業として、医療現場の英語運用能力を高めるために行うものです。国際医療英語検定試験は過去に3回行われ、2011年、2012年は名古屋で、2013年には東京と名古屋で検定試験を行いました。試験はBasicコース、Advancedコースの2つがあり、これまでに述べ300名以上が受験しています。受験者の職業は、看護師、医師、病院事務、薬剤師、各種技術者、救急救命士、製薬企業、医療機器製造販売企業、教師、通訳、学生などであり、医療関係者や医療英語に関心がある方が幅広く受験しています。2014年の検定試験は11月8日(土)に予定されています。


主催者概要
<一般財団法人 グローバルヘルスケア財団>
先端医療ヘルスケア国際センター構想の実現に向けた活動、先端医療技術開発・実用化促進に関する活動、国際医療英語検定の認定事業、先端医療クリニック運営、学会運営支援を手掛けています。
設立:平成22年4月6日
代表理事:林 衆治(名古屋大学大学院医学系研究科元教授)
住所:(事務所)名古屋市千種区千種2-24-2 千種タワーヒルズ1F
Tel: 052-753-7932  FAX:052-745-6882

<特定非営利活動法人 先端医療推進機構>
先端医療研究・臨床にかかわる医療活動を社会レベルで支援し、人々の健康増進・生命維持に最適な医療形態を構築・普及することを目的として、社会啓発活動や臨床試験および治験の支援に携わっています。
設立:平成15年10月10日
理事長:林 依理子(英文学研究者、岐阜大学講師)
住所:(事務所)名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ410号
TEL/FAX: 052-745-6882

申込み方法
CBMSのWebサイトをご参照ください。
http://cbms.jp/apply.html

お問い合せ先
CBMS事務局(一般財団法人グローバルヘルスケア財団、特定非営利活動法人先端医療推進機構)
住所: 〒464-0858 名古屋市千種区千種 2-24-2 千種タワーヒルズ1F
Tel: 052-753-7932  FAX:052-745-6882
E-mail: cbms@japsam.or.jp
URL: http://cbms.jp
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