スパンション、エナジーハーベスティング向け電源ICとデザインツールを発表
[14/06/06]
提供元:DreamNews
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Spansion(Spansion Inc. NYSE:CODE、以下、スパンション)は本日、電池・燃料なしで駆動可能な、環境に配慮したIoT(モノのインターネット:Internet of Things)デバイスの開発を可能にするエナジーハーベスティング向け電源IC(PMIC)の新ファミリを発表しました。この新ファミリは、ウェアラブル電子機器からワイヤレスセンサネットワークのノードに至る様々なIoTデバイスの開発に対応します。
エナジーハーベスティングとは、光、振動、温度変化などの身の回りの微弱なエネルギー源からエネルギーを採取・貯蔵し、バッテリ電力に代わって、あるいはそれを補完するために使用される電力にこのエネルギーを変換する技術です。電池は、メンテナンス費用がかかり、交換が必要なため、デバイスの動作継続性の面で信頼性に欠けます。また、電池は、幼児1に悪影響を及ぼすことや、温室効果ガスの排出などの課題を抱えています。太陽光、振動、温度変化といった自然エネルギーは、組み込みアプリケーションの電力として完全に取り入れることや電池寿命を延ばすことができる、半永久的な環境エネルギー源です。
スパンション、アナログビジネス事業担当シニアバイスプレジデント、トム・スパークマン(Tom Sparkman)談:「スパンションは、長年に渡って環境問題に取り組んでおり、お客様や政府、そして当社のポリシーやプロセス、廃棄物・資源消費量削減効果を監視する機関から、グリーンパートナーとして世界的に認知されています。当社のお客様は、次世代エレクトロニクス開発において、電池を使う必要がなくなるでしょう。お客様は、スパンションの低消費電力MCUとエナジーハーベスティング電源ICに、オンラインデザインツールSpansion Easy DesignSimTMのエネルギー計算機能を併用することで、様々なアプリケーションに向けて、環境に配慮したデバイスの開発が可能になります」
スパンションのエナジーハーベスティングファミリには、太陽光および振動の両方から効率的にエネルギーを採取可能な、デュアル入力の超低消費電力降圧2電源ICであるMB39C811、そして太陽光または熱用の超低入力昇圧電源ICであるMB39C831があります。これらの製品は、省電力性が求められる産業およびコスト重視のアプリケーション用の超低消費電力マイクロコントローラ(ARM社製Cortex-M0+コア搭載MCU)であるSpansion FM0+とシームレスに動作します。
オンラインデザインツールSpansion Easy DesignSimは、エネルギー収支(Energy Budget)を計算することでアプリケーション設計を簡素化する業界唯一のエネルギー計算機能を持っています。さらにこのツールでは、推奨される部品(BOM)をオンラインで購入することもできます。
業界からの支持
スパンションはエナジーハーベスティングの強力なエコシステムを構築しており、世界中にストレージデバイスのパートナーを擁しています。
TDK株式会社、EDLCビジネスユニットの部長、人見篤志氏談「スパンションのエナジーハーベスティング電源ICは、IoT市場にプラスの影響をもたらすでしょう。これらの電源ICは、ワイヤレスセンサ端末がバッテリなしで動作できるよう自然エネルギーを利用しています。スパンションのソリューションをTDKの電気二重層キャパシタ、アモルファスシリコンフィルム太陽電池およびRFモジュールと組み合わせることで、当社は、ワイヤレスセンサのネットワークへの接続を可能にすると共に、クラウドベースのサービスを加速させることができます」
1. 幼児がボタン電池を興味本位で口に入れ、飲み込んでしまうという事故がしばしば発生しています。過去20年で年間のボタン電池誤飲事故発生件数は増えていないものの、体内に入ることにより中度または重度の合併症が起こるリスクが6、7倍に増えることが研究から分かっています。 LItovitz, Toby、Whitaker N、Clark L、White NC、Marsolek M著(2010年6月)。「Emerging battery-ingestion hazard: clinical implications」Pediatrics 125 (6): 1168-77. doi:10.1542/peds.2009-3037。2011年6月11日検索。
2. 降圧コンバータまたは降圧レギュレータは、電圧を下げて電流を上げるコンバータです。
Spansion Inc
日本
杉田
045-565-5120
2014/6/9~移転のため 044-920-8132
dl.am_marcom@spansion.com
エナジーハーベスティングとは、光、振動、温度変化などの身の回りの微弱なエネルギー源からエネルギーを採取・貯蔵し、バッテリ電力に代わって、あるいはそれを補完するために使用される電力にこのエネルギーを変換する技術です。電池は、メンテナンス費用がかかり、交換が必要なため、デバイスの動作継続性の面で信頼性に欠けます。また、電池は、幼児1に悪影響を及ぼすことや、温室効果ガスの排出などの課題を抱えています。太陽光、振動、温度変化といった自然エネルギーは、組み込みアプリケーションの電力として完全に取り入れることや電池寿命を延ばすことができる、半永久的な環境エネルギー源です。
スパンション、アナログビジネス事業担当シニアバイスプレジデント、トム・スパークマン(Tom Sparkman)談:「スパンションは、長年に渡って環境問題に取り組んでおり、お客様や政府、そして当社のポリシーやプロセス、廃棄物・資源消費量削減効果を監視する機関から、グリーンパートナーとして世界的に認知されています。当社のお客様は、次世代エレクトロニクス開発において、電池を使う必要がなくなるでしょう。お客様は、スパンションの低消費電力MCUとエナジーハーベスティング電源ICに、オンラインデザインツールSpansion Easy DesignSimTMのエネルギー計算機能を併用することで、様々なアプリケーションに向けて、環境に配慮したデバイスの開発が可能になります」
スパンションのエナジーハーベスティングファミリには、太陽光および振動の両方から効率的にエネルギーを採取可能な、デュアル入力の超低消費電力降圧2電源ICであるMB39C811、そして太陽光または熱用の超低入力昇圧電源ICであるMB39C831があります。これらの製品は、省電力性が求められる産業およびコスト重視のアプリケーション用の超低消費電力マイクロコントローラ(ARM社製Cortex-M0+コア搭載MCU)であるSpansion FM0+とシームレスに動作します。
オンラインデザインツールSpansion Easy DesignSimは、エネルギー収支(Energy Budget)を計算することでアプリケーション設計を簡素化する業界唯一のエネルギー計算機能を持っています。さらにこのツールでは、推奨される部品(BOM)をオンラインで購入することもできます。
業界からの支持
スパンションはエナジーハーベスティングの強力なエコシステムを構築しており、世界中にストレージデバイスのパートナーを擁しています。
TDK株式会社、EDLCビジネスユニットの部長、人見篤志氏談「スパンションのエナジーハーベスティング電源ICは、IoT市場にプラスの影響をもたらすでしょう。これらの電源ICは、ワイヤレスセンサ端末がバッテリなしで動作できるよう自然エネルギーを利用しています。スパンションのソリューションをTDKの電気二重層キャパシタ、アモルファスシリコンフィルム太陽電池およびRFモジュールと組み合わせることで、当社は、ワイヤレスセンサのネットワークへの接続を可能にすると共に、クラウドベースのサービスを加速させることができます」
1. 幼児がボタン電池を興味本位で口に入れ、飲み込んでしまうという事故がしばしば発生しています。過去20年で年間のボタン電池誤飲事故発生件数は増えていないものの、体内に入ることにより中度または重度の合併症が起こるリスクが6、7倍に増えることが研究から分かっています。 LItovitz, Toby、Whitaker N、Clark L、White NC、Marsolek M著(2010年6月)。「Emerging battery-ingestion hazard: clinical implications」Pediatrics 125 (6): 1168-77. doi:10.1542/peds.2009-3037。2011年6月11日検索。
2. 降圧コンバータまたは降圧レギュレータは、電圧を下げて電流を上げるコンバータです。
Spansion Inc
日本
杉田
045-565-5120
2014/6/9~移転のため 044-920-8132
dl.am_marcom@spansion.com