輸液・輸血セット関連技術 特許総合力ランキングトップ3はジェイ・エム・エス、テルモ、BECTON DICKINSON
[14/06/13]
提供元:DreamNews
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株式会社パテント・リザルトは2014年6月16日、日本に出願された輸液・輸血セット関連技術(付属装置も含む)について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
本調査では、チューブや注入針のみならず、コネクタ、流量可変器具、弁装置、活栓など付属装置を含む輸液・輸血セット関連技術に着目し、参入企業の競争力に関する調査を行いました。1993年から2014年4月末までに日本の特許庁で公開された関連特許3,324件を対象に、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計しました。
その結果、1位 ジェイ・エム・エス、2位 テルモ、3位 BECTON DICKINSONという結果となりました。
1位ジェイ・エム・エスの注目度の高い特許には、「製造メーカごとに異なる形状や寸法のオス型コネクタ(医療容器側)に対して容易に接続可能なメス型コネクタ(チューブ側)」などが挙げられます。同社では、コネクタや注入針に関する技術が多くみられます。
2位テルモの注目度の高い特許には、「使用後の針を容易に収納することができる、廃棄処理において安全性の高いプロテクタを備えた留置針」などが挙げられます。
そのほか、3位BECTON DICKINSONは、「薬剤容器とチューブとの誤連結により生じる投薬ミスを効果的に防ぐことが可能な安全機構付きコネクタ」などが、4位ニプロは、「径が細く肉厚の薄いカニューレを備えた注入針においてカニューレ折れを防ぐ技術」などが、5位COVIDIENは、「薬液投与の中断作業を簡単・確実に行え、また細菌感染を防止するコネクタ」などが挙げられます。
6位以下では、川澄化学工業、信越ポリマー、根本杏林堂、ユニシスなどの企業が、また海外企業としてはACIST MEDICAL SYSTEMS、B. BRAUN MELSUNGEN、CAREFUSION 303などがそれぞれ上位にランクインしています。
総合力上位5社のうち国内企業3社について海外出願状況をパテントファミリー情報の集計により調査した結果です。3社全体ではアメリカや中国に出願が多くみられます。
ジェイ・エム・エスは、全期間では中国、アメリカの出願が多いものの、2006年以降では中国に次いで韓国への出願が多くなっています。また同期間ではアメリカに次いで香港への出願も多くみられます。上記東アジアの国々に対する同社の注力度合いが窺えます。
テルモは、アメリカ、中国への出願が全期間・2006年以降の両期間においてともに多くなっています。2006年以降では、上記2カ国に次いでオーストラリアへの出願が多くみられます。
ニプロは、全期間ではアメリカに次いでドイツへの出願が多くみられます。ただし2006年以降では、中国への出願が増加しており、同期間におけるドイツへの出願件数を上回っています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:車両用塗装関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込100,000円(税抜)
■《コース2》税込300,000円(税抜)
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/06/transf.html
<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/
ウェブセミナーはじめました。
http://www.patentresult.co.jp/patent_web_seminar/
<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
本調査では、チューブや注入針のみならず、コネクタ、流量可変器具、弁装置、活栓など付属装置を含む輸液・輸血セット関連技術に着目し、参入企業の競争力に関する調査を行いました。1993年から2014年4月末までに日本の特許庁で公開された関連特許3,324件を対象に、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計しました。
その結果、1位 ジェイ・エム・エス、2位 テルモ、3位 BECTON DICKINSONという結果となりました。
1位ジェイ・エム・エスの注目度の高い特許には、「製造メーカごとに異なる形状や寸法のオス型コネクタ(医療容器側)に対して容易に接続可能なメス型コネクタ(チューブ側)」などが挙げられます。同社では、コネクタや注入針に関する技術が多くみられます。
2位テルモの注目度の高い特許には、「使用後の針を容易に収納することができる、廃棄処理において安全性の高いプロテクタを備えた留置針」などが挙げられます。
そのほか、3位BECTON DICKINSONは、「薬剤容器とチューブとの誤連結により生じる投薬ミスを効果的に防ぐことが可能な安全機構付きコネクタ」などが、4位ニプロは、「径が細く肉厚の薄いカニューレを備えた注入針においてカニューレ折れを防ぐ技術」などが、5位COVIDIENは、「薬液投与の中断作業を簡単・確実に行え、また細菌感染を防止するコネクタ」などが挙げられます。
6位以下では、川澄化学工業、信越ポリマー、根本杏林堂、ユニシスなどの企業が、また海外企業としてはACIST MEDICAL SYSTEMS、B. BRAUN MELSUNGEN、CAREFUSION 303などがそれぞれ上位にランクインしています。
総合力上位5社のうち国内企業3社について海外出願状況をパテントファミリー情報の集計により調査した結果です。3社全体ではアメリカや中国に出願が多くみられます。
ジェイ・エム・エスは、全期間では中国、アメリカの出願が多いものの、2006年以降では中国に次いで韓国への出願が多くなっています。また同期間ではアメリカに次いで香港への出願も多くみられます。上記東アジアの国々に対する同社の注力度合いが窺えます。
テルモは、アメリカ、中国への出願が全期間・2006年以降の両期間においてともに多くなっています。2006年以降では、上記2カ国に次いでオーストラリアへの出願が多くみられます。
ニプロは、全期間ではアメリカに次いでドイツへの出願が多くみられます。ただし2006年以降では、中国への出願が増加しており、同期間におけるドイツへの出願件数を上回っています。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:車両用塗装関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込100,000円(税抜)
■《コース2》税込300,000円(税抜)
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/06/transf.html
<<特許分析セミナー情報>>
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ウェブセミナーはじめました。
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株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
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社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など