オークネット総合研究所消費者アンケート結果〜格安スマホに関する意識調査〜
[14/08/01]
提供元:DreamNews
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情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝/URL:http://www.aucnet.co.jp/)は、「格安スマホに関する意識調査」と題したアンケート調査を実施致しました。以下、その回答結果について報告致します。
1.実施概要
調査方法:インターネット上から回答
調査期間:2014年6月19日(木)〜2014年7月2日(水)
回答数 :1,454人
調査企画:オークネット総合研究所
2.アンケート結果概要
・l携帯電話所有率は、「スマートフォン」61.7%、「スマートフォン以外」31.2%。2012年12月の調査と比較すると、「スマートフォン」+16.3ポイントと増加、「スマートフォン以外」-17.8ポイントと減少した。
・携帯電話所有率を年代別に見ると、スマートフォンは30代以上において増加、スマートフォン以外は50代以上において増加した。
・格安スマホへの買替は、「検討する」が46.2%、「検討しない」が19.2%。検討理由としては、「月額費用を抑えたい」が最多となり、次いで「通話頻度が少ない」となった。
・月額費用については、利用頻度に対して「見合っている」が33.3%、「見合っていない」30.0%。ただし、スマートフォン所有者においては「見合っていない」が32.7%となり、スマートフォン以外の所有者よりも「見合っていない」と考える所有者の割合が若干高い結果となった。
今回の調査は、今年発売が注目を浴びた格安スマホにおける市場拡大の可能性を調査することを目的に、携帯電話に関するアンケートを実施した。
はじめに、現在、主に使っている携帯電話の種類について尋ねてみたところ、「スマートフォン」の所有率が 61.7%、「スマートフォン以外」の所有率が31.2%となった。(図表1) 2012年12月実施の前回調査と比較すると、スマートフォンの所有率は+16.3ポイントと大幅に上がっており、年代別に見ると30代以上においてはどの年代も増加している結果となった。
一方、スマートフォン以外の所有率は-17.8ポイントと減少しているが、年代別に見ると50代以上においては所有率は増加していることが分かった。(図表2) このことからスマートフォン以外(主にフィーチャーフォン)の需要はあるが全体的には減少傾向が見られ、スマートフォンにおいては今後も所有率が増加することが予想される。
次に、次回携帯電話購入時に格安スマホも検討するかどうかを尋ねたところ、「検討する」が46.2%、「検討しない」が19.2%、「どちらとも言えない」が34.6%となった。携帯電話種類別に見ると、検討する回答者はスマートフォン以外のユーザーが51.2%と半数以上を占めるが、スマートフォンユーザーの46.0%も少なくない。(図表3)
このことから格安スマホへの買替は、携帯電話の種類を問わず需要が高いことが分かる。購入を検討する理由としては「月額費用を抑えたい」が最多となり、次いで「通話頻度が少ない」が挙げられた。
図表3:格安スマホの購入を検討するか
続いて、格安スマホに買換したい理由で最も多かった「月額費用」について確認するため、携帯電話の月額費用は利用頻度に対して見合っているかについて尋ねてみた。すると「見合っている」が33.3%、「見合っていない」30.0%と大差は見られなかった。しかしスマートフォンユーザーに絞ってみると、「見合っている」が26.1%、「見合っていない」が32.7%となり差が開く結果となった。(図4) この結果から、スマートフォンユーザーの約3人に1人が月額費用が高いと感じていることが分かる。
図表4:携帯電話の月額費用は見合っているか
以上のことから、今後もスマートフォンの市場は拡大することが予想される。そして高額な月額費用を理由に約2人に1人は格安スマホへの買替を検討しているため、格安スマホの市場も同時に拡大していくだろう。
格安スマホの市場拡大における課題としては、格安スマホは大手通信事業者(ドコモ・ソフトバンク・au)のように店頭でのサポートが直接受けられないことがあげられる。スマートフォンに不慣れなユーザーの流入も見込めることから、今後大手通信事業者以上に電話やインターネットなどでのサポート体制の充実が求められるだろうと、当研究所では考えている。
※詳細はこちら
http://www.aucnet.co.jp/research/20140801.pdf
本資料に関するお問合せは下記までご連絡ください。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット
総合研究所」と明記の上、ご利用ください。
オークネット総合研究所 松井・鹿島
〒107-8349東京都港区北青山2-5-8 青山OMスクエア TEL:03-6440-2530
URL:http://www.aucnet.co.jp/news/
1.実施概要
調査方法:インターネット上から回答
調査期間:2014年6月19日(木)〜2014年7月2日(水)
回答数 :1,454人
調査企画:オークネット総合研究所
2.アンケート結果概要
・l携帯電話所有率は、「スマートフォン」61.7%、「スマートフォン以外」31.2%。2012年12月の調査と比較すると、「スマートフォン」+16.3ポイントと増加、「スマートフォン以外」-17.8ポイントと減少した。
・携帯電話所有率を年代別に見ると、スマートフォンは30代以上において増加、スマートフォン以外は50代以上において増加した。
・格安スマホへの買替は、「検討する」が46.2%、「検討しない」が19.2%。検討理由としては、「月額費用を抑えたい」が最多となり、次いで「通話頻度が少ない」となった。
・月額費用については、利用頻度に対して「見合っている」が33.3%、「見合っていない」30.0%。ただし、スマートフォン所有者においては「見合っていない」が32.7%となり、スマートフォン以外の所有者よりも「見合っていない」と考える所有者の割合が若干高い結果となった。
今回の調査は、今年発売が注目を浴びた格安スマホにおける市場拡大の可能性を調査することを目的に、携帯電話に関するアンケートを実施した。
はじめに、現在、主に使っている携帯電話の種類について尋ねてみたところ、「スマートフォン」の所有率が 61.7%、「スマートフォン以外」の所有率が31.2%となった。(図表1) 2012年12月実施の前回調査と比較すると、スマートフォンの所有率は+16.3ポイントと大幅に上がっており、年代別に見ると30代以上においてはどの年代も増加している結果となった。
一方、スマートフォン以外の所有率は-17.8ポイントと減少しているが、年代別に見ると50代以上においては所有率は増加していることが分かった。(図表2) このことからスマートフォン以外(主にフィーチャーフォン)の需要はあるが全体的には減少傾向が見られ、スマートフォンにおいては今後も所有率が増加することが予想される。
次に、次回携帯電話購入時に格安スマホも検討するかどうかを尋ねたところ、「検討する」が46.2%、「検討しない」が19.2%、「どちらとも言えない」が34.6%となった。携帯電話種類別に見ると、検討する回答者はスマートフォン以外のユーザーが51.2%と半数以上を占めるが、スマートフォンユーザーの46.0%も少なくない。(図表3)
このことから格安スマホへの買替は、携帯電話の種類を問わず需要が高いことが分かる。購入を検討する理由としては「月額費用を抑えたい」が最多となり、次いで「通話頻度が少ない」が挙げられた。
図表3:格安スマホの購入を検討するか
続いて、格安スマホに買換したい理由で最も多かった「月額費用」について確認するため、携帯電話の月額費用は利用頻度に対して見合っているかについて尋ねてみた。すると「見合っている」が33.3%、「見合っていない」30.0%と大差は見られなかった。しかしスマートフォンユーザーに絞ってみると、「見合っている」が26.1%、「見合っていない」が32.7%となり差が開く結果となった。(図4) この結果から、スマートフォンユーザーの約3人に1人が月額費用が高いと感じていることが分かる。
図表4:携帯電話の月額費用は見合っているか
以上のことから、今後もスマートフォンの市場は拡大することが予想される。そして高額な月額費用を理由に約2人に1人は格安スマホへの買替を検討しているため、格安スマホの市場も同時に拡大していくだろう。
格安スマホの市場拡大における課題としては、格安スマホは大手通信事業者(ドコモ・ソフトバンク・au)のように店頭でのサポートが直接受けられないことがあげられる。スマートフォンに不慣れなユーザーの流入も見込めることから、今後大手通信事業者以上に電話やインターネットなどでのサポート体制の充実が求められるだろうと、当研究所では考えている。
※詳細はこちら
http://www.aucnet.co.jp/research/20140801.pdf
本資料に関するお問合せは下記までご連絡ください。
また、本資料を利用される際は提供元を「オークネット
総合研究所」と明記の上、ご利用ください。
オークネット総合研究所 松井・鹿島
〒107-8349東京都港区北青山2-5-8 青山OMスクエア TEL:03-6440-2530
URL:http://www.aucnet.co.jp/news/