FFRIのエンジニアがマルウェア対策研究人材育成ワークショップ「MWS 2014」で研究発表 〜マルウェア対策研究開発の成果を共有し、次世代を担う人材育成に貢献〜
[14/10/10]
提供元:DreamNews
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サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、2014年10月22日〜24日、札幌コンベンションセンターにて開催される「マルウェア対策研究人材育成ワークショップ2014(略称:MWS)」において研究発表いたします。
また「MWS Cup」では、昨年に引き続きFFRIが日々の研究開発で収集したマルウェア検体から抽出した「FFRI Dataset 2014(※1)」の提供も行います。
※1 FFRIで日々収集しているマルウェア検体からランダムサンプリングを行い、約3,000件分をCuckoo Sandboxと呼ばれる動的解析の仕組みやFFR yarai analyzer Professional(※2)に掛けることで、その挙動情報を抽出したものと、昨年FFRIがMWSに提供した「FFRI Dataset 2013」を合わせたものです。「MWS Cup 2013」の優秀論文賞を受賞した藤野朗稚さん(早稲田大学)の研究「自動化されたマルウェア動的解析システムで収集した大量APIコールログの分析」には、「FFRI Dataset 2013」が利用されています。
http://www.iwsec.org/mws/2014/files/FFRI_Dataset_2014.pdf
※2 マルウェア解析者向けマルウェア自動解析システム
http://www.ffri.jp/products/yarai_analyzer_pro/index.htm
日頃のマルウェア対策研究開発の成果を発表
CSS(Computer Security Symposium、コンピュータセキュリティシンポジウム)のワークショップとして2008年から合同開催されているMWSは、高度化するマルウェアによるセキュリティインシデントに迅速に対応するため、研究用データセットの提供、研究成果の共有ならびに切磋琢磨する環境の提供を通して、マルウェアに関する専門知識を備えた研究者・実務者の育成を目的としています。
FFRIは、セキュリティ技術の評価に関して「時系列データに基づくマルウェア検知アルゴリズムの評価」、マルウェア・攻撃の検知に関して「機械学習によるマルウェア検出 リローデッド」と題し、日頃のマルウェア対策研究開発の成果を発表いたします。
「FFRI Dataset」を通じて、急務となっているマルウェア対策研究を担う人材育成を促進
「MWS Cup」では、研究用データセットの活用によるマルウェア対策研究の成果を活用して、想定時間内に課題に取り組み、解析結果を競います。
FFRIは、実行委員・プログラム委員等としてMWSへの運営参画のほか、昨年に引き続き、マルウェア対策研究の一助として弊社が日頃の研究開発で収集したマルウェア検体から抽出した「FFRI Dataset」の提供も行います。
FFRIはMWS2014を通じ、研究成果の共有と高い知識力を持つマルウェア対策研究の人材を育成し、健全なIT社会の発展に貢献してまいります。
【FFRI 研究発表内容】
日程:2014年10月23日 (木)14:50〜16:10 (2A4:MWSセキュリティ技術の評価)
テーマ:「時系列データに基づくマルウェア検知アルゴリズムの評価」
研究概要:マルウェア検知のためのアルゴリズムを作成した際、そのアルゴリズムによりどの程度の効果が期待できるのかをマルウェアの時系列データを用いて客観的に評価、分析する手法を提案する。
日程:2014年10月24日(金)9:20〜10:40 (3A1:MWSマルウェア・攻撃の検知)
テーマ:「機械学習によるマルウェア検出 リローデッド」
※早稲田大学基幹理工学研究科との共同研究となります。
研究概要:PE形式ファイル(Windowsの実行形式ファイル)から静的に得られる高次元な情報を利用し、機械学習を適用することで正常ファイル、マルウェアを高精度に識別(マルウェアを検出)する研究。高次元データから重要な変数を抽出するスパース正則化技術を応用し、識別に有用な特徴の自動抽出を試みた。
http://www.iwsec.org/css/2014/program.htm
【イベント名称】
マルウェア対策研究人材育成ワークショップ 2014(MWS2014)
http://www.iwsec.org/mws/2014/
【日程】
2014年10 月22日(水)〜24日(金)
【主催】
(社)情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会
【合同開催】
コンピュータセキュリティシンポジウム2014(CSS2014)
http://www.iwsec.org/css/2014/
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所調べ(※3)、および富士キメラ総研調べ(※4)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※3 出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2013【外部攻撃防御型ソリューション編】」
※4 出典:富士キメラ総研「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧【上巻 市場編】」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。
株式会社FFRI
経営企画部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
その他すべての社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
出典資料の引用等、調査会社の著作物を利用する場合は、出典元にお問い合わせください。
また「MWS Cup」では、昨年に引き続きFFRIが日々の研究開発で収集したマルウェア検体から抽出した「FFRI Dataset 2014(※1)」の提供も行います。
※1 FFRIで日々収集しているマルウェア検体からランダムサンプリングを行い、約3,000件分をCuckoo Sandboxと呼ばれる動的解析の仕組みやFFR yarai analyzer Professional(※2)に掛けることで、その挙動情報を抽出したものと、昨年FFRIがMWSに提供した「FFRI Dataset 2013」を合わせたものです。「MWS Cup 2013」の優秀論文賞を受賞した藤野朗稚さん(早稲田大学)の研究「自動化されたマルウェア動的解析システムで収集した大量APIコールログの分析」には、「FFRI Dataset 2013」が利用されています。
http://www.iwsec.org/mws/2014/files/FFRI_Dataset_2014.pdf
※2 マルウェア解析者向けマルウェア自動解析システム
http://www.ffri.jp/products/yarai_analyzer_pro/index.htm
日頃のマルウェア対策研究開発の成果を発表
CSS(Computer Security Symposium、コンピュータセキュリティシンポジウム)のワークショップとして2008年から合同開催されているMWSは、高度化するマルウェアによるセキュリティインシデントに迅速に対応するため、研究用データセットの提供、研究成果の共有ならびに切磋琢磨する環境の提供を通して、マルウェアに関する専門知識を備えた研究者・実務者の育成を目的としています。
FFRIは、セキュリティ技術の評価に関して「時系列データに基づくマルウェア検知アルゴリズムの評価」、マルウェア・攻撃の検知に関して「機械学習によるマルウェア検出 リローデッド」と題し、日頃のマルウェア対策研究開発の成果を発表いたします。
「FFRI Dataset」を通じて、急務となっているマルウェア対策研究を担う人材育成を促進
「MWS Cup」では、研究用データセットの活用によるマルウェア対策研究の成果を活用して、想定時間内に課題に取り組み、解析結果を競います。
FFRIは、実行委員・プログラム委員等としてMWSへの運営参画のほか、昨年に引き続き、マルウェア対策研究の一助として弊社が日頃の研究開発で収集したマルウェア検体から抽出した「FFRI Dataset」の提供も行います。
FFRIはMWS2014を通じ、研究成果の共有と高い知識力を持つマルウェア対策研究の人材を育成し、健全なIT社会の発展に貢献してまいります。
【FFRI 研究発表内容】
日程:2014年10月23日 (木)14:50〜16:10 (2A4:MWSセキュリティ技術の評価)
テーマ:「時系列データに基づくマルウェア検知アルゴリズムの評価」
研究概要:マルウェア検知のためのアルゴリズムを作成した際、そのアルゴリズムによりどの程度の効果が期待できるのかをマルウェアの時系列データを用いて客観的に評価、分析する手法を提案する。
日程:2014年10月24日(金)9:20〜10:40 (3A1:MWSマルウェア・攻撃の検知)
テーマ:「機械学習によるマルウェア検出 リローデッド」
※早稲田大学基幹理工学研究科との共同研究となります。
研究概要:PE形式ファイル(Windowsの実行形式ファイル)から静的に得られる高次元な情報を利用し、機械学習を適用することで正常ファイル、マルウェアを高精度に識別(マルウェアを検出)する研究。高次元データから重要な変数を抽出するスパース正則化技術を応用し、識別に有用な特徴の自動抽出を試みた。
http://www.iwsec.org/css/2014/program.htm
【イベント名称】
マルウェア対策研究人材育成ワークショップ 2014(MWS2014)
http://www.iwsec.org/mws/2014/
【日程】
2014年10 月22日(水)〜24日(金)
【主催】
(社)情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会
【合同開催】
コンピュータセキュリティシンポジウム2014(CSS2014)
http://www.iwsec.org/css/2014/
■株式会社FFRIについて
当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFR yarai」はミック経済研究所調べ(※3)、および富士キメラ総研調べ(※4)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1を獲得しております。
※3 出典:ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2013【外部攻撃防御型ソリューション編】」
※4 出典:富士キメラ総研「2013 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧【上巻 市場編】」
本件に関するお問い合わせ先
写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。
株式会社FFRI
経営企画部 PR担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp URL:http://www.ffri.jp
「FFRI」、「FFR yarai」は、株式会社FFRIの登録商標です。
その他すべての社名、製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
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