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ホンネ調査第2弾『オフショア開発会社100社』に聞きました!「オフショア開発“失敗”の割合とその原因は?」

2015 年2月5 日
報道関係各位                                   株式会社Resorz



株式会社Resorz(本社:東京都目黒区)が運営する、オフショア開発に特化したポータルサイト「オフショア開発.com」(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/)にて、海外のオフショア開発会社100社に「オフショア開発“失敗”の割合とその原因は?」について調査を行いましたので、本日その結果を発表いたします。


■調査実施の背景

近年、オフショア開発はごく一般的な開発手法の一つとして導入されるようになり、日本企業の約6割がオフショア開発を導入、もしくは導入を検討していると言われています。(独立行政法人情報処理推進機構(IPA)より)

ただ、巷ではオフショア開発の失敗の話も聞きます。なぜオフショア開発に失敗する企業がいるのでしょうか。もちろんオフショア開発を導入しコストダウンに成功する企業も多くいます。その差はどこにあるのでしょうか。

そういった事情に一番詳しい当事者であるオフショア開発企業100社に、オフショア開発の失敗の割合やその原因など、独自のネットワークを活用しアンケート調査を行い、オフショア開発企業目線での「ホンネ」をまとめました。

■オフショア開発失敗の割合、過半数が20%以下に留まると回答

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【対象者】:海外オフショア開発会社100社
(中国、ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、バングラデシュ、インドネシア、計7か国)
【回答方式】:選択式
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オフショア開発の失敗の割合は過半数の企業が20%以下と述べました。オフショア開発は失敗するという話をよく聞きますが、それほど割合は多くないという結果になりました。一方、開発案件の4割以上は失敗すると答えた企業も12%いました。

オフショア開発は小さな案件を単発で依頼して、失敗か成功かを判断する開発手法ではありません。失敗を繰り返しながら、最終的にプロジェクト全体で開発コストを削減することができ、オフショア開発の成功となります。

では、オフショア開発の失敗の要因はどこになるのでしょうか。

1位:仕様書が曖昧すぎる 25%

2位:短納期すぎる   18%

3位:ブリッジSE不在  17%

4位:一括丸投げ   14%

5位:発注側の求める品質が高すぎる 10%


1位〜5位の理由は上記のような結果となり、6位以下は、「進捗管理など一切なし(7%)」「コミュニケーション不足(4%)」「レスポンスが悪い(2%)」、「双方向の危機感伝達のミス(1%)」」という回答となりました。

オフショア開発失敗の要因においては「仕様書が曖昧すぎる」と回答する企業が最も多い結果となりました。オフショア開発は国内での開発と違い、仕様書をしっかりと詳細なところまで明記する必要があります。日本人なら当たり前であっても、海外ではそうでない場合があるためです。

そのあたりの溝を埋めてくれるのがブリッジSEの役割です。ブリッジSEはコミュニケーションの橋渡しだけをするわけではなく、日本の文化と海外現地の文化を熟知し、仕様書の曖昧な部分を現地でわかりやすく伝達する役割も持っております。そういった意味でも3位のブリッジSE不在という結果と紐付く回答となっていました。

また、失敗の要因2位は、案件が短納期すぎるという回答となりました。オフショア開発は日本国内の開発とは異なり、仕様書の把握や、コミュニケーションのやり取りなどに時間が少々必要となります。そのため、短納期な開発案件には向いておりません。

また、失敗の要因の4位は一括丸投げ案件となりました。これも上述の通り、海外現地とのコミュニケーションや仕様の把握などの時間や労力が発生するため、日本国内と同じ感覚で丸投げしても品質の高い納品は期待できなくなります。(国内であっても一括丸投げで成功するケースは低いでしょう)

そして5位には発注側の求める品質が高すぎるという要因がランクインしました。日本品質と同様の品質をオフショア開発に求め、日本品質以外の納品物を「失敗」と呼ぶのであれば、オフショア開発はそもそも成り立たなくなります。オフショア開発では、海外側と日本側との役割分担が重要で、互いに協力しながらプロジェクトを進めていく必要があります。日本側では、曖昧な仕様書や設計書などは避け、的確でわかりやすくオフショア開発企業側に依頼・指示していくことで、オフショア開発側は高いパフォーマンスを発揮し、品質の高いシステムが納品されます。

では、オフショア開発を成功させるうえで最も重要な点は何でしょうか。

1位:コミュニケーション

2位:両社の信頼関係

3位:仕様書の書き方

4位:ブリッジSEの能力

堂々の1位は「コミュニケーション」となりました。コミュニケーションと一言でいえば、言語の壁だけが問題だと思われがちですが、そうではございません。相手の国の風習や、商習慣、文化なども知ったうえで、信頼関係を築いていくことが大切です。それが2位の「両社の信頼関係」という結果にも紐付いております。

3位と4位の仕様書の書き方やブリッジSEの能力とも関係しますが、オフショア開発を成功させるためには、オフショア開発企業としっかりとコミュニケーションを取り、認識の齟齬などが起こらないように、曖昧な仕様書などは避け、ブリッジSEを賢く活用しながら、プロジェクトを進めていくことが大変重要になります。


■現地オフショア開発企業と直接商談できる展示会

今回の調査で、オフショア開発の失敗の要因や成功させるうえで重要なことなどがわかりました。では、具体的に「どのような案件」を「どの国」で「どういった方法」で依頼すれば一番コストを抑え、失敗なく開発を進めていくことができるのかについて直接相談できる大商談会を開催します。


ベトナムや中国から、ミャンマー、フィリピン、インド、バングラデシュなど様々な国のオフショア開発企業が勢揃いする「オフショア開発・BPOサービス 海外アウトソーシング大商談会」では、具体的にその場で専門家の方と無料で商談ができますので、ぜひご参加ください。(無料です)

・日本初!「オフショア開発・BPOサービス 海外アウトソーシング大商談会2015」
 ⇒ http://www.digima-japan.com/seminar_inspection/seminar/24688/digima150219.html


■次回予告
次回の調査結果発表では『オフショア開発企業の選定基準』や『国別のプログラマー単価はいくらなのか?』、『どういった案件がオフショア開発で人気なの?』などを予定しております。各国のオフショア開発企業100社のホンネが聞けるアンケートになっていますので、ぜひご注目ください。



◆「オフショア開発.com」とは?

本サービス「オフショア開発.com」は海外でシステム開発やスマホアプリ開発のアウトソースに関する全ての情報が集約されたオフショア開発専門ポータルサイトです。
開発コスト削減や、業務の効率化、海外リソースの確保、開発スピード向上を目的に、優良なオフショア開発のプロフェッショナル企業のみを掲載し、日本企業の海外アウトソースの敷居を下げ、日本市場の活性化を目指します。

オフショア開発最新ニュース配信
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/news/

オフショア開発セミナー開催
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seminar/first_offshore.php

オフショア開発特化型アレンジ視察ツアー開催
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/shisatu/

ラボ型契約に特化したオフショア開発企業の無料紹介
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/labo/

外国人エンジニアの紹介・派遣企業の無料紹介
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/foreign/

オフショア開発拠点の設立サポート
  ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/project/seturitu/

現在、海外のオフショア開発企業150社以上と提携し、オフショア開発に関するあらゆるサービスを提供しております。

<オフショア開発 対応可能案件例>
  ソフトウェア開発/Webシステム開発/スマホアプリ開発/HPスマホ最適化/Facebookアプリ開発/
  業務系・基幹系システム開発/ソーシャルアプリ開発/ソーシャルゲーム開発/ホームページ作成/組込み系開発/
グローバル人材派遣・紹介/CMS構築・移行/POS系システム/イラスト制作/電子書籍作成/
継続案件発注(ラボ型開発)  など

 <オフショア開発先エリア例>
  中国/ベトナム/インドネシア/フィリピン/ミャンマー/タイ/マレーシア/インド/クロアチア/
バングラデシュ/モンゴル/韓国
など

 詳細はこちら ⇒ http://www.offshore-kaihatsu.com/




<お問い合わせ先>
株式会社Resorz(http://www.resorz.co.jp/) 広報担当:高島、田村
〒153-0051東京都目黒区上目黒3丁目34-1-4号  TEL:03-6451-2717  MAIL:press@resorz.co.jp

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