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◆プレスリリース本文

ファブレットはスマートフォン市場へ大量に流入し、2019年までにデバイス出荷量の20％超のシェアへ

AppleのiPhone 6 Plusが大型スクリーンへの動向を加速させる

英国ハンプシャー州、2015年1月13日
英国調査会社ジュニパーリサーチ社の新刊レポートによると、2019年のファブレット出荷量は、2015年は1億3800万台が、見込まれているが、その5倍増となる4億台へ到達する見込みだ。このカテゴリはiPhone 6 Plusによって更なる脚光を浴びる一方で、iPhone 6 Plusはファブレット （画面サイズが5.5〜6.9インチのスマートフォン） を世界の主流へ推し進める手頃なデバイスとしても役割も担っている。

英国調査会社ジュニパーリサーチ社の調査レポート「タブレット、ファブレット、ハイブリッド - Tablets, Phablets & Hybrids - Ecosystem Evolution, Vendor Landscape & Forecasts 2014-2019」は、スマートフォンの画面サイズが着実に大型化していき、多くの主力スマートフォンの標準モデルはこの2〜3年以内にファブレットに近いものになっていくであろうと伝えている。世界中でメディア視聴やゲーム機としてスマートフォンを利用するユーザーが大型画面デバイスよりも快適な利用ができると考えるようになってきていることがこのスクリーンの大型化の要因となっている。

ファブレットのユーザーが小型画面タブレットを購入していくことはないであろうし、大型画面タブレットの価格は完全に小型画面タブレットに差を付けることになるであろう。Juniper社は既にコンピューター処理のほとんどをスマートフォンで行う中国のような市場では、タブレットの採用が低減傾向を見せると予想している。

構成部品の統合

レポートはデバイスの要素は更に似かよったものになってきていると多くの利害関係者に対して伝えている。「現在では、同一のチップを使用してスマートフォンからラップトップにいたるあらゆるモバイルデバイスを稼働させることが可能である。」とレポート著者のJames Moar氏は語っている。「ハードウェアの性能は、機器レベルのグラフィックやサウンドシステムの共通化が広く進んだことで、セルラー接続タブレットやファブレット、スマートフォンのようなデバイス間で境界線が曖昧になってきている。このことがデバイスの設計パラメータを技術的特徴よりも予算や利用ケースといった方向へシフトさせていく。」

特記事項：

●　中国ベンダはタブレットおよびファブレットの国際的な展開の拡大を図ろうとしているが、主力となる市場戦略の低さとオンライン配信頼りによるところから成長の鈍化が見える。
●　生産性の高いソフトウェアを標準装備するデバイスをベンダが提供していくことで、職場でのファブレット使用が近年で増加していくことが期待される。


◆レポートについて

タブレット、ファブレット、ハイブリッド：エコシステムの進化、ベンダ環境、予測　2014-2019年
Tablets, Phablets & Hybrids
Ecosystem Evolution, Vendor Landscape & Forecasts 2014-2019
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/juntablet.html

◆市場調査会社　ジュニパーリサーチ社（Juniper Research）について
http://www.dri.co.jp/auto/report/juniper/index.html

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