インフォコーパスのIoTクラウドSensorCorpusが早稲田大学高西研究室開発ロボットのクラウド基盤に採用
[15/02/19]
提供元:DreamNews
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ビッグデータ基盤事業とIoT(*1)事業を手がける株式会社インフォコーパス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鈴木潤一、以下、インフォコーパス)の自社IoTクラウド基盤であるSensorCorpus(センサーコーパス)(*2)は、早稲田大学高西淳夫研究室(*3)の自律移動型環境モニタリングロボットが使用するクラウド基盤として採用されました。
インフォコーパスは2014年以来、簡単・安価・セキュアなIoTクラウド基盤SensorCorpusを開発し、サービスの運用を行ってきました。現在は、大手のデバイスメーカー、機器メーカー、エレクトロニクス商社等、複数のお客様のIoTソリューションに組み込まれ、稼働しています。
その一方で、大学や研究機関からは、ロボットのセンシングデータを一元的に蓄積し分析できる仕組みが欲しい、という声をいただくようになりました。ロボット研究者の多くは、ロボット本体やその機構、モジュール、アルゴリズム研究等に専念しているため、ロボットから上がってくるデータ処理の基盤構築まで手が回らず、データの大半はローカルのPCなどで処理されています。このため、データベースも単純な表計算ソフトの利用にとどまるか、あるいは詳細な分析のためには多大な労力をかけて専用システムを構築する必要があるなど、著しく手間がかかる状況を強いられてきました。
そこで、今回インフォコーパスは、SensorCorpusを、ロボット研究者向けのデータの蓄積・可視化・分析用プラットフォームとして提供することにいたしました。その第一弾として、早稲田大学高西淳夫研究室が自律移動型環境モニタリングロボットWAMOTのクラウド基盤としてSensorCorpusを採用し、2015年2月に接続を開始しました。
WAMOTは、自律的に判断しながら屋外を移動し、搭載した環境センサーで周囲の状況をモニタリングしていくロボットです。森林や山間部,農地等において,野生動物の生息状況、大気・土壌・水の汚染等に関するセンシング情報を得てマップを作成していく、といった利用方法が考えられています。
今回はデータ送信の中継器であるゲートウェイとしてArduinoを使用(Rasberry Piも現在試験準備中)し、WAMOTが取得した温度やGPSデータを、クラウド上にアップロードする実験に成功しました。
今後はロボットが取得する周囲の情報(外界センシング)だけでなく、ロボット自体の挙動に関する情報(内界センシング)のデータも、SensorCorpusに蓄積してまいります。これにより、ロボット本体と環境の相互作用についても、SensorCorpus上で一元的に可視化・分析することが可能になります。また、SensorCorpus上に様々な分析エンジンや人工知能を搭載し共有することによって、複数のロボットが自律協調してミッションを遂行することを目指します。
インフォコーパスではSensorCorpusをロボット研究者・開発者にプラットフォームとして提供することで、我が国のロボット研究の向上に貢献していきます。
(*1) IoT:Internet of Thingsの略。モノのインターネット。コンピュータなどの情報機器だけでなく、全てのモノにセンサーと通信機能が実装され、インターネットを介して情報交換や制御ができる仕組みを指す。類似した概念にM2M(Machine to Machine)等がある。
(*2) SensorCorpus:株式会社インフォコーパスが開発した、簡単・安価・セキュアなセンサー用クラウド基盤。様々なセンサー情報をクラウド上に集約・活用・管理することができる。利用者は、センサーのデータをクラウドに送信し、蓄積し、ビジュアル表示・閲覧、ダウンロード等を行えるほか、センサー、ゲートウェイ等の認証や管理を行うことも可能。
(*3) 早稲田大学 理工学術院 高西淳夫研究室。高西淳夫教授は、現ロボット学会副会長。
【株式会社インフォコーパス】
インフォコーパスは、今後予想される多種多様なデータを蓄積し、また容易に利用できる先端のインフラ・アーキテクチャーを提供することで、データ活用時代の新しい知の創造と産業・生活・文化の基盤を支えてまいります。
http://infocorpus.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
担当:近藤
Tel : 03-6416-1365
Email : contact@infocorpus.co.jp
インフォコーパスは2014年以来、簡単・安価・セキュアなIoTクラウド基盤SensorCorpusを開発し、サービスの運用を行ってきました。現在は、大手のデバイスメーカー、機器メーカー、エレクトロニクス商社等、複数のお客様のIoTソリューションに組み込まれ、稼働しています。
その一方で、大学や研究機関からは、ロボットのセンシングデータを一元的に蓄積し分析できる仕組みが欲しい、という声をいただくようになりました。ロボット研究者の多くは、ロボット本体やその機構、モジュール、アルゴリズム研究等に専念しているため、ロボットから上がってくるデータ処理の基盤構築まで手が回らず、データの大半はローカルのPCなどで処理されています。このため、データベースも単純な表計算ソフトの利用にとどまるか、あるいは詳細な分析のためには多大な労力をかけて専用システムを構築する必要があるなど、著しく手間がかかる状況を強いられてきました。
そこで、今回インフォコーパスは、SensorCorpusを、ロボット研究者向けのデータの蓄積・可視化・分析用プラットフォームとして提供することにいたしました。その第一弾として、早稲田大学高西淳夫研究室が自律移動型環境モニタリングロボットWAMOTのクラウド基盤としてSensorCorpusを採用し、2015年2月に接続を開始しました。
WAMOTは、自律的に判断しながら屋外を移動し、搭載した環境センサーで周囲の状況をモニタリングしていくロボットです。森林や山間部,農地等において,野生動物の生息状況、大気・土壌・水の汚染等に関するセンシング情報を得てマップを作成していく、といった利用方法が考えられています。
今回はデータ送信の中継器であるゲートウェイとしてArduinoを使用(Rasberry Piも現在試験準備中)し、WAMOTが取得した温度やGPSデータを、クラウド上にアップロードする実験に成功しました。
今後はロボットが取得する周囲の情報(外界センシング)だけでなく、ロボット自体の挙動に関する情報(内界センシング)のデータも、SensorCorpusに蓄積してまいります。これにより、ロボット本体と環境の相互作用についても、SensorCorpus上で一元的に可視化・分析することが可能になります。また、SensorCorpus上に様々な分析エンジンや人工知能を搭載し共有することによって、複数のロボットが自律協調してミッションを遂行することを目指します。
インフォコーパスではSensorCorpusをロボット研究者・開発者にプラットフォームとして提供することで、我が国のロボット研究の向上に貢献していきます。
(*1) IoT:Internet of Thingsの略。モノのインターネット。コンピュータなどの情報機器だけでなく、全てのモノにセンサーと通信機能が実装され、インターネットを介して情報交換や制御ができる仕組みを指す。類似した概念にM2M(Machine to Machine)等がある。
(*2) SensorCorpus:株式会社インフォコーパスが開発した、簡単・安価・セキュアなセンサー用クラウド基盤。様々なセンサー情報をクラウド上に集約・活用・管理することができる。利用者は、センサーのデータをクラウドに送信し、蓄積し、ビジュアル表示・閲覧、ダウンロード等を行えるほか、センサー、ゲートウェイ等の認証や管理を行うことも可能。
(*3) 早稲田大学 理工学術院 高西淳夫研究室。高西淳夫教授は、現ロボット学会副会長。
【株式会社インフォコーパス】
インフォコーパスは、今後予想される多種多様なデータを蓄積し、また容易に利用できる先端のインフラ・アーキテクチャーを提供することで、データ活用時代の新しい知の創造と産業・生活・文化の基盤を支えてまいります。
http://infocorpus.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
担当:近藤
Tel : 03-6416-1365
Email : contact@infocorpus.co.jp