7月の角川新書は個人の歴史と戦争という激動の世界史が折り重なった者達が遺した秘史と秘話を届ける!満映崩壊後の衝撃の真相『満映秘史』、「昭和史の語り部」が遺した言葉『昭和と日本人 失敗の本質』の計2作品
[22/07/08]
提供元:PRTIMES
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このたび、株式会社KADOKAWAは角川新書の新刊計2作品を7月8日(金)に発売いたします。
社史すら存在しない封印史。満映崩壊後に何が起きたのか?最後の満映社員による証言で現れた衝撃の「事実」とは『満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創』(石井妙子・岸富美子)、歴史探偵の原点! 昭和史の語り部・半藤一利氏が敗戦の舞台裏から自身の戦災体験までを語りつくした傑作が待望の復刊『昭和と日本人 失敗の本質』(半藤一利)が登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/10786_1_1442b626ab21bb74acd53033332f2552.jpg ]
発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!
【各作品概要】
[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/10786/resize/d7006-10786-fc33bfae3d429c69f479-0.jpg ]
『満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創』
甘粕正彦が君臨し、李香蘭が花開いた国策映画会社・満洲映画協会。原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入り、戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者が遺した満映秘史!
[著者プロフィール]
石井妙子(いしい・たえこ):昭和44(1969)年、神奈川県生まれ。東京都育ち。白百合女子大学国文科卒業。同大学院修士課程修了。お茶の水女子大学女性文化研究センター(現・ジェンダー研究所)に教務補佐員として勤務後、囲碁観戦記者を経て、ノンフィクション作家として活動を始める。平成28(2016)年、『原節子の真実』(新潮社)で第15回新潮ドキュメント賞受賞。令和3(2021)年には『女帝 小池百合子』(文藝春秋)で第52回大宅壮一ノンフィクション賞受賞を受賞する。著書に『日本の天井 時代を変えた「第一号」の女たち』(KADOKAWA)、『おそめ 伝説の銀座マダム』(新潮文庫)、『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』(文藝春秋)など。
岸富美子(きし・ふみこ):大正9(1920)年、中国奉天省営口で生まれる。15歳で京都の第一映画社に入社し編集助手となる。溝口健二、伊藤大輔といった巨匠作品を手伝った後、日独合作映画『新しき土』に参加。昭和14(1939)年、満洲に渡り満洲映画協会(満映)に入社。敗戦後、中国共産党とともに行動し、昭和28(1953)年まで中国映画の草創期を支える。帰国後はフリーランスとして主に独立プロで映画編集を手がけた。平成27(2015)年、映画技術者を顕彰する「一本のクギを讃える会」から長年の功績を表彰された。令和元(2019)年5月永眠。
定価:本体1200円+税 / 頁数:384ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322109000861/
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/10786/resize/d7006-10786-670ee98d80a02b66cd0d-1.jpg ]
『昭和と日本人 失敗の本質』
昭和史の語り部・半藤一利氏が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしてノモンハン事件大敗……。いま読み直したい傑作を復刊!
[著者プロフィール] 半藤 一利(はんどう・かずとし)
1930年、東京都生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋新社(現・文藝春秋)へ入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役を歴任。著書に『日本のいちばん長い日』、『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞、以上文藝春秋)、『昭和史 1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』(毎日出版文化賞特別賞)、『墨子よみがえる』(以上平凡社)など多数。2015年菊池寛賞受賞。2021年1月逝去。
定価:本体900円+税 / 頁数:216ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001749/