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【食品業界】他社牽制力ランキング2014トップ3は味の素、キリン、JT

株式会社パテント・リザルトは2015年5月11日、独自に分類した食品業界の企業を対象に、2014年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「食品業界 他社牽制力ランキング2014」をまとめ、ランキングデータの販売を開始しました。

この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。

集計の結果、2014年に最も引用された企業は、味の素の349件、次いでキリンホールディングスの298件、日本たばこ産業の192件となりました。

1位味の素の最も引用された特許は、「γ-PGAを含有する脂質吸収阻害剤(特願2008-315415)」および、「炎症性腸疾患の治療薬」に関する特許(特許第5554466号)で、前者は花王の特許4件、後者はイーエヌ大塚製薬の特許4件の審査過程で拒絶理由として引用されています。

2014年に他社特許への拒絶理由として引用された、味の素の349件の特許を分野別にみると、食料品や化粧料、遺伝子工学のほか、回路基板の絶縁層形成のための樹脂組成物などが多くなっています。また、2014年に味の素の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は花王、次いで三菱化学となっています。

2位キリンホールディングスの最も引用された特許は、キリンビール、松谷化学工業、三菱商事の3社の保有となっている「低カロリービール風味アルコール飲料」に関する特許(特許第4908390号)」および、協和発酵キリンの「免疫機能分子の活性を調節する方法(特許第4368530号)」で、前者はサッポロビールの特許5件、後者は中外製薬や未来創薬研究所、Genentech(米)など計5件の審査過程において拒絶理由としてそれぞれ引用されています。

3位日本たばこ産業の引用された件数の多い特許には、「抗腫瘍剤として有用なピリミジン化合物」に関する特許(特許第4163738号)や、「新規酵母及び酵母エキス(特許第4638591号)」が挙げられ、前者はGlaxoSmithKlineの5件、後者はアサヒグループホールディングスの2件のほか、味の素、Angel Yeast(中国)の計4件の審査過程において拒絶理由としてそれぞれ引用されています。

2014年に、日本たばこ産業の特許によって影響を受けた件数が多い企業のうち、Philip Morris Productsなどの、たばこ関連メーカー以外では、GlaxoSmithKline、ヤンマーのほか、アサヒグループホールディングス、富士電機などが挙げられます。


詳細については、ランキングデータ「食品業界 他社牽制力ランキング」にてご覧いただけます。

■価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2015/05/fcitfoo.html


<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html


<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/


<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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