アルカテル・ルーセント、2015年度第1四半期の決算を発表
[15/05/12]
提供元:DreamNews
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2015年5月12日【一部参考日本語訳】
● 2015年度第1四半期のマネージド・サービス部門を除き、決算対象組織を固定したグループ全体の売上高は前年同期比12%増、次世代製品は前年同期比25%と大きく成長。固定為替レートでのマネージド・サービス部門を除き、決算対象組織を固定したグループ全体の売上高は前年比2%減、次世代製品の売上高は前年同期比9%増。
● 2015年度第1四半期の売上総利益率は前年同期から230ベーシスポイント増の34.6%を達成。
● 2015年度第1四半期の調整後営業利益は2倍以上に拡大して8,200万ユーロ。営業利益率は前年同期から140ベーシスポイント改善して2.5%。
● 2015年度第1四半期のフリーキャッシュフローは前年同期から6,600万ユーロ改善して3億3,200万ユーロの赤字。
【2015年5月7日、パリ発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ミシェル・コンブ(Michel Combes))は、2015年度第1四半期の決算を発表し、次世代製品の売り上げが順調に拡大し、また北米地域での支出が鈍化傾向にあるにもかかわらず、利益率とフリーキャッシュフローが引き続き改善していることを示しました。
この業績について、アルカテル・ルーセントのミシェル・コンブCEOは次のように述べています。
「2015年度第1四半期の業績は次世代製品の好調な売上拡大だけではなく、アルカテル・ルーセントの方向性を立て直し、より大きな回復力を持つ組織を構築するための弛まぬ努力を反映したものとなりました。この進展は利益率とキャッシュフローが引き続き改善していることに示されています。The Shift Planの遂行を現在将来とも最優先に進めており、このことは2015年中にフリーキャッシュフローを黒字化するという約束によってさらに裏付けられています。これらの成果を通じ、ノキアとの合併準備を進めるアルカテル・ルーセントにはその目標を完遂するための道が開かれます。」
2015年度第1四半期のハイライト
● マネージド・サービス部門を除くグループ全体の売上高は、25%の成長を達成した次世代製品の好調な伸びを反映して前年同期比12%増となりました。実為替レートでのマネージド・サービス部門を除くグループ全体の売上高は前年同期比2%減、次世代製品の売上高は9%増でした。
● 売上総利益率は34.6%に達し、特に複数の営業科目での利益改善と、アクセス事業部門でのソフトウェア売上比率が通常よりも高かったことにより、前年同期から230ベーシスポイント拡大しました。
● 固定費削減によって得られた金額は、基本的にはIPルーティングとIPトランスポートを中心とする多角化戦略をさらに加速するため、新たなマーケティングと研究開発活動にすべて再投資されました。The Shift Planの2015年の目標額である9億5,000万ユーロが改めて確認されました。
● 営業経費は実為替レートでは前年同期比12%増、固定為替レートではほぼ横ばいとなり、節約額はすべてマーケティングと研究開発活動に再投資されました。
● 調整後営業利益は売上高の2.5%に相当する8,200万ユーロで、これに対し前年同期は売上高の1.1%に相当する3,300万ユーロでした。コア・ネットワーキング事業部門の営業利益は売上高の2.8%に相当する4,100万ユーロで、これに対し前年同期は売上高の7.1%に相当する9,600万ユーロでしたが、この低下は主に将来の成長を促進するための再投資、北米地域と日本での支出が一時的に鈍化していること、および製品ミックスの変化によるものでした。アクセス事業の営業利益は売上高の3.8%に相当する6,700万ユーロで、これに対し前年同期は売上高のマイナス2.4%に相当する3,700万ユーロの赤字でしたが、この改善には固定アクセス事業が引き続き好調だったこと、およびワイヤレス部門とマネージド・サービス部門の進展が貢献しました。
● 先に発表したとおり、グループは第1四半期に7,200万ユーロの純損失(連結)を計上し、1株当たりでは0.03ユーロの損失でした。これに対し前年同期は7,300万ユーロの損失でした。営業利益が改善し、一部のキャピタルゲインを反映して財務費用が減少しましたが、前年同期の米国での繰延税資産が発動したことに伴う法人税費用の増加により相殺されました。
● 第1四半期のフリーキャッシュフローは3億3,200万ユーロの赤字で、前年同期から6,600万ユーロ改善しましたが、この改善は主に営業キャッシュフローが増加し、営業以外のキャッシュフローに生じた変動が互いに相殺しあったためでした。
● 2015年3月31日現在のグループ全体の純現金残高は2億6,200万ユーロで、これに対し2014年12月31日現在は3億2,600万ユーロでした。
● 2015年3月31日現在のグループ全体の年金およびOPEB(年金以外の退職後給付)へのエクスポージャーは16億4,500万ユーロの不足で、これに対し2014年12月31日現在は13億5,000万ユーロの不足でした。この変化は主に、年金およびその他の退職後給付の計算に使用した割引率が引き下げられたことによります。米国での必要資金額の基準となるERISA法の観点からは、米国での年金資金には余剰が存在し、アルカテル・ルーセントは予測できる範囲の将来に追加拠出を行うことは予想していません。
2015年3月31日以降のできごと
● 2015年4月15日、ノキアとアルカテル・ルーセントは合併を通じ、IPによって互いに結び付けられた世界のため、次世代技術とサービスのイノベーション・リーダーを構築する意図を発表しました。両社はノキアの新規発行株0.55株をアルカテル・ルーセントの1株と交換する、フランスと米国での証券交換による株式公開買い付けを通じ、ノキアがアルカテル・ルーセントの発行済み株式のすべてを取得することを定めた覚書を締結しました。
● 両社の取締役会はそれぞれ、2016年上半期中の完了が予定されたこの買収案の内容を承認しました。この買収にはノキア株主による承認、該当する労使協議会との協議完了、許認可の取得、およびその他一般的な条件が満たされることが前提となります。
● この合併の詳細についてはwww.newconnectivity.comをご覧ください。
注記
アルカテル・ルーセントの取締役会は2015年5月5日に会合を持ち、2015年3月31日現在のグループ未監査、暫定、要約版の連結決算書を精査し、その公表を承認しました。
この暫定、要約版の連結決算書は未監査です。この連結決算書は以下に掲載されています。
http://www.alcatel-lucent.com/investors/financial-results/Q1-2015
「営業損益」とは、事業再編関連費用、訴訟関連費用、資産減損、連結法人売却に伴う損益、退職後給付制度改定に伴う損益を計上する前の、営業活動による損益を指します。
「調整後」とは、ルーセント事業統合に伴うPPA(取得原価配分)の主たる影響が除かれていることを指します。
「事業別営業キャッシュフロー」とは、為替レートを固定した場合の調整後営業損益と営業運転資本を加えたものです。
「営業キャッシュフロー」とは、運転資金の変化を反映し、支払利息/税、事業再編に伴う支出、および年金とOPEBに伴う支払を除外したキャッシュフローです。
2015年の予定
2015年5月26日:年次株主総会
2015年6月30日:2015年度第2四半期決算発表予定
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2014年の売上高は132億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com/ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog/
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent
<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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● 2015年度第1四半期のマネージド・サービス部門を除き、決算対象組織を固定したグループ全体の売上高は前年同期比12%増、次世代製品は前年同期比25%と大きく成長。固定為替レートでのマネージド・サービス部門を除き、決算対象組織を固定したグループ全体の売上高は前年比2%減、次世代製品の売上高は前年同期比9%増。
● 2015年度第1四半期の売上総利益率は前年同期から230ベーシスポイント増の34.6%を達成。
● 2015年度第1四半期の調整後営業利益は2倍以上に拡大して8,200万ユーロ。営業利益率は前年同期から140ベーシスポイント改善して2.5%。
● 2015年度第1四半期のフリーキャッシュフローは前年同期から6,600万ユーロ改善して3億3,200万ユーロの赤字。
【2015年5月7日、パリ発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ミシェル・コンブ(Michel Combes))は、2015年度第1四半期の決算を発表し、次世代製品の売り上げが順調に拡大し、また北米地域での支出が鈍化傾向にあるにもかかわらず、利益率とフリーキャッシュフローが引き続き改善していることを示しました。
この業績について、アルカテル・ルーセントのミシェル・コンブCEOは次のように述べています。
「2015年度第1四半期の業績は次世代製品の好調な売上拡大だけではなく、アルカテル・ルーセントの方向性を立て直し、より大きな回復力を持つ組織を構築するための弛まぬ努力を反映したものとなりました。この進展は利益率とキャッシュフローが引き続き改善していることに示されています。The Shift Planの遂行を現在将来とも最優先に進めており、このことは2015年中にフリーキャッシュフローを黒字化するという約束によってさらに裏付けられています。これらの成果を通じ、ノキアとの合併準備を進めるアルカテル・ルーセントにはその目標を完遂するための道が開かれます。」
2015年度第1四半期のハイライト
● マネージド・サービス部門を除くグループ全体の売上高は、25%の成長を達成した次世代製品の好調な伸びを反映して前年同期比12%増となりました。実為替レートでのマネージド・サービス部門を除くグループ全体の売上高は前年同期比2%減、次世代製品の売上高は9%増でした。
● 売上総利益率は34.6%に達し、特に複数の営業科目での利益改善と、アクセス事業部門でのソフトウェア売上比率が通常よりも高かったことにより、前年同期から230ベーシスポイント拡大しました。
● 固定費削減によって得られた金額は、基本的にはIPルーティングとIPトランスポートを中心とする多角化戦略をさらに加速するため、新たなマーケティングと研究開発活動にすべて再投資されました。The Shift Planの2015年の目標額である9億5,000万ユーロが改めて確認されました。
● 営業経費は実為替レートでは前年同期比12%増、固定為替レートではほぼ横ばいとなり、節約額はすべてマーケティングと研究開発活動に再投資されました。
● 調整後営業利益は売上高の2.5%に相当する8,200万ユーロで、これに対し前年同期は売上高の1.1%に相当する3,300万ユーロでした。コア・ネットワーキング事業部門の営業利益は売上高の2.8%に相当する4,100万ユーロで、これに対し前年同期は売上高の7.1%に相当する9,600万ユーロでしたが、この低下は主に将来の成長を促進するための再投資、北米地域と日本での支出が一時的に鈍化していること、および製品ミックスの変化によるものでした。アクセス事業の営業利益は売上高の3.8%に相当する6,700万ユーロで、これに対し前年同期は売上高のマイナス2.4%に相当する3,700万ユーロの赤字でしたが、この改善には固定アクセス事業が引き続き好調だったこと、およびワイヤレス部門とマネージド・サービス部門の進展が貢献しました。
● 先に発表したとおり、グループは第1四半期に7,200万ユーロの純損失(連結)を計上し、1株当たりでは0.03ユーロの損失でした。これに対し前年同期は7,300万ユーロの損失でした。営業利益が改善し、一部のキャピタルゲインを反映して財務費用が減少しましたが、前年同期の米国での繰延税資産が発動したことに伴う法人税費用の増加により相殺されました。
● 第1四半期のフリーキャッシュフローは3億3,200万ユーロの赤字で、前年同期から6,600万ユーロ改善しましたが、この改善は主に営業キャッシュフローが増加し、営業以外のキャッシュフローに生じた変動が互いに相殺しあったためでした。
● 2015年3月31日現在のグループ全体の純現金残高は2億6,200万ユーロで、これに対し2014年12月31日現在は3億2,600万ユーロでした。
● 2015年3月31日現在のグループ全体の年金およびOPEB(年金以外の退職後給付)へのエクスポージャーは16億4,500万ユーロの不足で、これに対し2014年12月31日現在は13億5,000万ユーロの不足でした。この変化は主に、年金およびその他の退職後給付の計算に使用した割引率が引き下げられたことによります。米国での必要資金額の基準となるERISA法の観点からは、米国での年金資金には余剰が存在し、アルカテル・ルーセントは予測できる範囲の将来に追加拠出を行うことは予想していません。
2015年3月31日以降のできごと
● 2015年4月15日、ノキアとアルカテル・ルーセントは合併を通じ、IPによって互いに結び付けられた世界のため、次世代技術とサービスのイノベーション・リーダーを構築する意図を発表しました。両社はノキアの新規発行株0.55株をアルカテル・ルーセントの1株と交換する、フランスと米国での証券交換による株式公開買い付けを通じ、ノキアがアルカテル・ルーセントの発行済み株式のすべてを取得することを定めた覚書を締結しました。
● 両社の取締役会はそれぞれ、2016年上半期中の完了が予定されたこの買収案の内容を承認しました。この買収にはノキア株主による承認、該当する労使協議会との協議完了、許認可の取得、およびその他一般的な条件が満たされることが前提となります。
● この合併の詳細についてはwww.newconnectivity.comをご覧ください。
注記
アルカテル・ルーセントの取締役会は2015年5月5日に会合を持ち、2015年3月31日現在のグループ未監査、暫定、要約版の連結決算書を精査し、その公表を承認しました。
この暫定、要約版の連結決算書は未監査です。この連結決算書は以下に掲載されています。
http://www.alcatel-lucent.com/investors/financial-results/Q1-2015
「営業損益」とは、事業再編関連費用、訴訟関連費用、資産減損、連結法人売却に伴う損益、退職後給付制度改定に伴う損益を計上する前の、営業活動による損益を指します。
「調整後」とは、ルーセント事業統合に伴うPPA(取得原価配分)の主たる影響が除かれていることを指します。
「事業別営業キャッシュフロー」とは、為替レートを固定した場合の調整後営業損益と営業運転資本を加えたものです。
「営業キャッシュフロー」とは、運転資金の変化を反映し、支払利息/税、事業再編に伴う支出、および年金とOPEBに伴う支払を除外したキャッシュフローです。
2015年の予定
2015年5月26日:年次株主総会
2015年6月30日:2015年度第2四半期決算発表予定
<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。
アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2014年の売上高は132億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com/ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog/
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent
<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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