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Marquardt、新しい車載用非接触型キーアプリケーションに amsのRFテクノロジを採用

ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、Marquardt社が非接触型ドアロックおよびイグニッションコントロールモジュールの新シリーズにNFC(近距離無線通信)リーダーIC「AS3914」を採用したことを発表しました。



メカトロニクスのスペシャリストで世界の主要自動車メーカーへのサプライヤーとして長年の実績を持つMarquardt社がAS3914を選択した理由は、本デバイスが金属薄板にごく近い場所に設置された場合でも非常に信頼性の高いNFCカップリングを実現可能だからです。また本デバイスは類似のNFCリーダーICと比べて、より低い平均消費電力を実現しています。

Marquardt社のNFCモジュールは、非接触型キーアプリケーションとしてドアハンドルの内側に装備され、車両キャビン内のセンターコンソールにも装備されています。13.56MHzのモジュールは、ドアハンドル内で携帯電話やスマートウォッチ、タブレットなどの標準的なNFCカード(タグ)またはタグエミュレータとカップリングされます。ドライバは、自分のデバイス(作動範囲が約4cm)をハンドルにタッチするだけです。モジュールは認証されたタグを認識すると、電子制御装置(ECU)に車のロックを外すように指令を出します。



センターコンソール内の2つめのモジュールがもう一度ドライバのタグと非接触カップリングを行わないと、車をスタートさせることはできません。



Marquardt社のモジュールは、あるヨーロッパの高級車メーカーの次世代の量産車に搭載されます。2015年2月のMobile World Congressでは、生産前デモンストレーションが行われました。



NFCリーダーは、ドアハンドルアプリケーションにおいて、無線通信に適さない環境にて使用されることになります。これは、車のドアに使われる金属薄板がアンテナのように機能してしまうため、リーダーから発信される無線エネルギーの多くがひずんでしまうためです。Marquardt社の設計エンジニアは、AS3914がこのような環境でも他のNFCリーダーICよりもはるかに予測可能で信頼できる性能を達成することを認めています。



AS3914がこのような性能を実現できる理由は、最大1Wの高無線出力パワーと高感度、車両の金属表面に起因する減衰および歪曲効果を相殺する独自の自動アンテナ調整(AAT)機能が統合されているからです。



Marquardt社は、AS3914を採用することで、ほとんどすべての作動状況において、プラスチックのドアハンドルにクロームメッキを施した車両設計であっても、ドアハンドルから4cmという作動範囲を達成することができます。この範囲は、このアプリケーションに最適です。ドライバは、タグやタグエミュレータをハンドル横に正確にかざす必要がなく、簡単に使用できます。また、本デバイスは、ユーザがドアの近くを通ったときに4cm以上離れているのにうっかりロックが解除されてしまうのを防ぐことができます。



AS3914のもう一つの優れた特徴は、低い消費電力です。低電力のキャパシティブ/インダクティブ・ウェイクアップ機能は、継続的にタグをスキャンし、タグが領域内に入ってきたことを検出して高電力NFCトランスミッタを起動します。この低電力ウェイクアップ機能では、100msごとにポーリングするキャパシティブモードのときで、わずか5μAの電力消費を実現しています。



Marquardt社のNFCモジュールで使用されるのは、ドアハンドルおよびセンターコンソール・アプリケーションだけではありません。フロントガラスのすぐ裏に装備される設計のアフターマーケット用非接触キー製品でも使用されることが期待されています。モジュールは、金属環境で作動しなければならないため、最適化された受信感度と高い無線出力パワーを実現するAS3914が最適です。



ams、シニアマーケティングマネージャ、ルネ・ヴッテのコメント:「車両内の環境は、周囲に大量の金属が存在するため、NFCデバイスにとっては動作が難しい場所です。Marquardtは、このアプリケーションをうまく機能させるため、AS3914独自の強みを活かすことにしました。amsは、自動車業界で革新的な製品を開発しようとする前向きな企業を支援してこられたことを嬉しく思います。Marquardt社は、同業他社が後に続くことのできる道を開いたのです」



Marquardt社コメント:「我々は、AS3914において、最初から最後までamsと協働してこられたことをうれしく思います。AS3914は、初期の試作段階ですでに、他のリーダーICよりもはるかに長い距離に対応してきました。当社の設計チームは、モジュールが配置されるであろう難しい動作状況に対してより優れた耐久性をもった製品を、より速く市場に出すことができました」



AS3914は現在、サンプル出荷中で、2015年末には量産体制に入ります。AS3914は既存のAS3911Bをオートモーティブ・アプリケーション向けに改良されたものです。AS3914のテスト範囲は自動車製造メーカーの需要に応えるよう最適化されています。



AS3914のベースとなるAS3911Bに関するさらに詳しい技術情報については、こちらのサイトをご覧ください。http://www.ams.com/NFC/AS3911B



本件に関するお問い合わせ先

ams広報担当:神谷

Tel: 03-5269-1038

Email:ams@jspin.co.jp

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