神戸デジタル・ラボ、兵庫県警・兵庫県立大学と情報セキュリティ人材育成に向けた産学官の取り組み開始〜実践講座「サイバー犯罪と戦う情報セキュリティ技術」を11月より開講〜
[15/10/13]
提供元:DreamNews
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株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:永吉 一郎、以下 KDL)は、兵庫県警察サイバー犯罪対策課、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科と協力し、「情報セキュリティを神戸から」を標語に、情報セキュリティ人材育成に向けた産学官共同の取り組み−実践講座「サイバー犯罪と戦う情報セキュリティ技術」を11月より開講します。
■ 開講の背景
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の2014年7月の試算では、情報セキュリティに従事する技術者の数は24 万人、必要な人数に対して2 万2 千人が不足しており、また、現在従事している技術者についても14 万人は追加の教育が必要であるとされています。その一方で、国内教育機関における情報セキュリティ技術者の供給能力は年間1000 名程度で、人材不足は深刻な問題です。この問題は、情報セキュリティの教育と雇用の機会が首都圏に集中していることを考慮すると、関西圏ではより深刻であると考えられます。
これらの状況を鑑み、KDL、兵庫県警察サイバー犯罪対策課、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の三者が協力し、「情報セキュリティを神戸から」を標語に、この問題に一石を投じるべく、情報セキュリティの教育と雇用の機会を提供する試みを始めることになりました。
■ 取り組み主体について
KDLは、脆弱性診断などを行う専門部署を早くから設立し、情報セキュリティで権威ある国の専門機関にも技術者を派遣するなど、神戸から全国に向けて発信する技術力を有する数少ない企業の一つです。
兵庫県警察は、2015年にサイバーセキュリティセンターを設立し、外部企業からの技術者を任期付きの警察官として採用するなど、サイバー犯罪対策においてパイオニア的な取り組みで知られています。
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科は、計算科学・情報セキュリティの分野で権威のあるカーネギーメロン大学と提携して、最先端のカリキュラムに基づいて10年にわたり情報セキュリティ教育を行ってきた実績があります。
以上の三者により、今秋から、兵庫県立大学学生、兵庫県警察 警察官、その他若干名の希望者を対象として、2コマ全30講義から成るミニコースを開講します。
■ ミニコースの内容
本ミニコースの特徴は、理論と実践のバランスのとれたカリキュラムと受講者への雇用機会の提供にあります。
カリキュラムは、KDL、兵庫県警察、兵庫県立大学のそれぞれの知見を生かしながら、協力して作成します。兵庫県立大学は、教育の実績に基づき、情報セキュリティの体系的な考え方をコンパクトに凝縮するカリキュラムを開発します。KDLは、現場の経験に基づき、第一線の技術者によるハンズオンを中心としたカリキュラムを開発します。兵庫県警察は、サイバー捜査官を講師として派遣し、サイバー犯罪の最新状況など、情報セキュリティに対する社会の要求に関する講義を行います。特に、全講義の最後に実施する「キャプチャ・ザ・フラグ(CTF)」は、コースを通じて学んできた知識・技能を実践形式で試すもので、本コースの目玉です。
また、雇用機会の提供については、成績優秀者は、神戸デジタル・ラボでの採用において優遇を受けることができる他、兵庫県警察でのサイバー捜査官の業務と採用についての説明を受けることができます。
・開講日: 11月中旬より毎週水・木曜日 午後7時〜8時半
・場所 : 神戸デジタル・ラボ セミナールーム
(神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル10階)
【会社概要】
社名 : 株式会社神戸デジタル・ラボ
代表者 : 代表取締役社長 永吉 一郎
所在地:(神戸本社)〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町72番地新クレセントビル
(東京支社)〒105-0011 東京都港区芝公園2-3-27芝公園PR-EXビル
設立 : 1995年10月
資本金 :2億995万円
従業員数:168名(2015 年 10月現在)
ホームページ:http://www.kdl.co.jp/
【本件のお問合せ先】
株式会社神戸デジタル・ラボ セキュリティソリューション事業部 担当:三木
TEL:0120-996-535
MAIL:info@proactivedefense.jp
※記載されている会社名、製品・サービス名は、登録商標または商標です。
※プレスリリースに記載されたサービスの価格、仕様、内容、お問合せ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
■ 開講の背景
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の2014年7月の試算では、情報セキュリティに従事する技術者の数は24 万人、必要な人数に対して2 万2 千人が不足しており、また、現在従事している技術者についても14 万人は追加の教育が必要であるとされています。その一方で、国内教育機関における情報セキュリティ技術者の供給能力は年間1000 名程度で、人材不足は深刻な問題です。この問題は、情報セキュリティの教育と雇用の機会が首都圏に集中していることを考慮すると、関西圏ではより深刻であると考えられます。
これらの状況を鑑み、KDL、兵庫県警察サイバー犯罪対策課、兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の三者が協力し、「情報セキュリティを神戸から」を標語に、この問題に一石を投じるべく、情報セキュリティの教育と雇用の機会を提供する試みを始めることになりました。
■ 取り組み主体について
KDLは、脆弱性診断などを行う専門部署を早くから設立し、情報セキュリティで権威ある国の専門機関にも技術者を派遣するなど、神戸から全国に向けて発信する技術力を有する数少ない企業の一つです。
兵庫県警察は、2015年にサイバーセキュリティセンターを設立し、外部企業からの技術者を任期付きの警察官として採用するなど、サイバー犯罪対策においてパイオニア的な取り組みで知られています。
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科は、計算科学・情報セキュリティの分野で権威のあるカーネギーメロン大学と提携して、最先端のカリキュラムに基づいて10年にわたり情報セキュリティ教育を行ってきた実績があります。
以上の三者により、今秋から、兵庫県立大学学生、兵庫県警察 警察官、その他若干名の希望者を対象として、2コマ全30講義から成るミニコースを開講します。
■ ミニコースの内容
本ミニコースの特徴は、理論と実践のバランスのとれたカリキュラムと受講者への雇用機会の提供にあります。
カリキュラムは、KDL、兵庫県警察、兵庫県立大学のそれぞれの知見を生かしながら、協力して作成します。兵庫県立大学は、教育の実績に基づき、情報セキュリティの体系的な考え方をコンパクトに凝縮するカリキュラムを開発します。KDLは、現場の経験に基づき、第一線の技術者によるハンズオンを中心としたカリキュラムを開発します。兵庫県警察は、サイバー捜査官を講師として派遣し、サイバー犯罪の最新状況など、情報セキュリティに対する社会の要求に関する講義を行います。特に、全講義の最後に実施する「キャプチャ・ザ・フラグ(CTF)」は、コースを通じて学んできた知識・技能を実践形式で試すもので、本コースの目玉です。
また、雇用機会の提供については、成績優秀者は、神戸デジタル・ラボでの採用において優遇を受けることができる他、兵庫県警察でのサイバー捜査官の業務と採用についての説明を受けることができます。
・開講日: 11月中旬より毎週水・木曜日 午後7時〜8時半
・場所 : 神戸デジタル・ラボ セミナールーム
(神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル10階)
【会社概要】
社名 : 株式会社神戸デジタル・ラボ
代表者 : 代表取締役社長 永吉 一郎
所在地:(神戸本社)〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町72番地新クレセントビル
(東京支社)〒105-0011 東京都港区芝公園2-3-27芝公園PR-EXビル
設立 : 1995年10月
資本金 :2億995万円
従業員数:168名(2015 年 10月現在)
ホームページ:http://www.kdl.co.jp/
【本件のお問合せ先】
株式会社神戸デジタル・ラボ セキュリティソリューション事業部 担当:三木
TEL:0120-996-535
MAIL:info@proactivedefense.jp
※記載されている会社名、製品・サービス名は、登録商標または商標です。
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