ビジュアルテクノロジー 、「IBM POWER8テストドライブセンター」を開設
[15/11/19]
提供元:DreamNews
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近年、高度な科学技術計算を実行する環境は、以前のスーパーコンピュータから、高速ネットワークで複数のコンピュータをクラスタ接続したシステムへと遷移しています。高性能のプロセッサを搭載したPCをグリッド型で連携することで、全体としてスーパーコンピュータに劣らない高い性能を実現する、言わば「パーソナライズスパコン」が主流になっています。その用途には、気象など自然現象のシミュレーションや自動車などの機械製品の開発、新薬の開発、ゲノム解析、シミュレーション、画像解析などがあり、さらに、実験・試作などの巨大なデータを取り扱う分野で急速に広がりつつあります。
しかし、実際の業務にHPCシステムを活用するためには、各種の実装・チューニングの技術と、HPCシステムに適した高性能なプラットフォームが必要となります。これまでは、Intel x86系サーバを前提にして構築されていたHPCシステムですが、高度で複雑な科学技術計算においては、十分なパフォーマンスが得られないという課題を抱えています。
VTは、HPCシステムに関して長年にわたり培われた技術やノウハウをベースにして、お客様が抱える課題を解決するために、「IBM POWER8テストドライブセンター」を開設しました。このセンターは、お客様から利用料金をいただくことを目的にした商用施設ではありません。お客様は、ご利用中のHPC用プログラム(または、VTが用意したHPCシステム用ベンチマークプログラム)を、「IBM POWER8テストドライブセンター」において、Intel x86系サーバの性能をはるかに上回る、最新・最速のIBM Power System S822Lのフルスペック構成システムを使って稼働させることができます。VTは、この稼働検証環境を無償で提供します。
「IBM POWER8テストドライブセンター」の特長
* 複雑な科学技術計算を高速で処理するHPCシステムを構築
* 最新・最速のIBM Power Systemsフル構成の利用が可能
* 利用者が無償でアプリケーションの稼働を検証できる環境を提供
IBM Power Systemsについて
IBM Power System S822Lでは、POWER8(注)の特長である「384GB/sと広いメモリバンド幅」と、「256MBの大容量L4キャッシュ」により、Intel x86系サーバをはるかに上回るパフォーマンスを実現します。また、OSには最新のRedHatLinux7、コンパイラにはIBM Power Systemsに最適化された IBM XLFortranおよびXLCコンパイラが準備されています。さらに数値計算ライブラリとしてIBMが提供する ESSL、疎行列ソルバーとしてIBM ワトソン研究所で開発した WSMPが利用可能です。WSMPと ESSLを組み合わせて利用することにより、1000万元超えの大規模な疎行列計算で、ピーク性能比18%の112GFLOPSをマークします(一般的には10%またはそれ以下)。
(注)「POWER8」
POWER8は、IBMが提供する最新のRISCプロセッサです。POWER8を搭載したIBMのサーバマシンPower S8シリーズは、2014年4月に提供が開始されました。POWER8を搭載した新しいPower Systemsは、ビッグデータを分析する、IBMの社内テストにおいて、最新のIntel x86系サーバと比較して50倍の処理速度を実現したことが公表されています。
「IBM POWER8テストドライブセンター」について
利用可能なH/W、S/Wなどの詳細情報が掲載されています。
URL:http://v-t.jp/jp/hpc/benchmarks/power8/
※ このニュースリリース記載の情報、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新情報につきましてはお問合せください。
<ビジュアルテクノロジー株式会社>
VTは、IBM POWER8をはじめとする、信頼性の高い高性能コンピュータシステムを20年以上にわたり、大学、官公庁、大手製造業、研究所に提供しています。VTは、高度で複雑な科学技術計算を支えるHPCシステム(High Performance Computing)分野におけるリーディングカンパニーです。
<ビジュアルテクノロジー株式会社 会社概要>
代表取締役社長:川股敦
設 立:2009年2月13日
資本金:46,327,000円
事業内容:科学技術計算機システムの開発・製造・販売
URL:http://v-t.jp/
<本件に関するお問い合わせ>
ビジュアルテクノロジー株式会社 HPC事業本部 広報担当 佐々木圭司(ささきけいし)
TEL:03-6823-6789
E-mail:support@v-t.jp
しかし、実際の業務にHPCシステムを活用するためには、各種の実装・チューニングの技術と、HPCシステムに適した高性能なプラットフォームが必要となります。これまでは、Intel x86系サーバを前提にして構築されていたHPCシステムですが、高度で複雑な科学技術計算においては、十分なパフォーマンスが得られないという課題を抱えています。
VTは、HPCシステムに関して長年にわたり培われた技術やノウハウをベースにして、お客様が抱える課題を解決するために、「IBM POWER8テストドライブセンター」を開設しました。このセンターは、お客様から利用料金をいただくことを目的にした商用施設ではありません。お客様は、ご利用中のHPC用プログラム(または、VTが用意したHPCシステム用ベンチマークプログラム)を、「IBM POWER8テストドライブセンター」において、Intel x86系サーバの性能をはるかに上回る、最新・最速のIBM Power System S822Lのフルスペック構成システムを使って稼働させることができます。VTは、この稼働検証環境を無償で提供します。
「IBM POWER8テストドライブセンター」の特長
* 複雑な科学技術計算を高速で処理するHPCシステムを構築
* 最新・最速のIBM Power Systemsフル構成の利用が可能
* 利用者が無償でアプリケーションの稼働を検証できる環境を提供
IBM Power Systemsについて
IBM Power System S822Lでは、POWER8(注)の特長である「384GB/sと広いメモリバンド幅」と、「256MBの大容量L4キャッシュ」により、Intel x86系サーバをはるかに上回るパフォーマンスを実現します。また、OSには最新のRedHatLinux7、コンパイラにはIBM Power Systemsに最適化された IBM XLFortranおよびXLCコンパイラが準備されています。さらに数値計算ライブラリとしてIBMが提供する ESSL、疎行列ソルバーとしてIBM ワトソン研究所で開発した WSMPが利用可能です。WSMPと ESSLを組み合わせて利用することにより、1000万元超えの大規模な疎行列計算で、ピーク性能比18%の112GFLOPSをマークします(一般的には10%またはそれ以下)。
(注)「POWER8」
POWER8は、IBMが提供する最新のRISCプロセッサです。POWER8を搭載したIBMのサーバマシンPower S8シリーズは、2014年4月に提供が開始されました。POWER8を搭載した新しいPower Systemsは、ビッグデータを分析する、IBMの社内テストにおいて、最新のIntel x86系サーバと比較して50倍の処理速度を実現したことが公表されています。
「IBM POWER8テストドライブセンター」について
利用可能なH/W、S/Wなどの詳細情報が掲載されています。
URL:http://v-t.jp/jp/hpc/benchmarks/power8/
※ このニュースリリース記載の情報、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新情報につきましてはお問合せください。
<ビジュアルテクノロジー株式会社>
VTは、IBM POWER8をはじめとする、信頼性の高い高性能コンピュータシステムを20年以上にわたり、大学、官公庁、大手製造業、研究所に提供しています。VTは、高度で複雑な科学技術計算を支えるHPCシステム(High Performance Computing)分野におけるリーディングカンパニーです。
<ビジュアルテクノロジー株式会社 会社概要>
代表取締役社長:川股敦
設 立:2009年2月13日
資本金:46,327,000円
事業内容:科学技術計算機システムの開発・製造・販売
URL:http://v-t.jp/
<本件に関するお問い合わせ>
ビジュアルテクノロジー株式会社 HPC事業本部 広報担当 佐々木圭司(ささきけいし)
TEL:03-6823-6789
E-mail:support@v-t.jp