Nordic Semiconductor、低消費電力セルラーIoTの製品ロードマップを発表
[16/07/21]
提供元:DreamNews
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2016年7月21日【参考日本語訳】
2016年7月12日、ノルウェー・オスロ発 - 超低消費電力無線接続のリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、セルラーIoT(モノのインターネット)向け低消費電力LTE技術の製品ロードマップを発表しました。今回の開発は、Nordicの10年以上に及ぶ超低消費電力(ULP)無線分野のリーダーシップと、経験豊富で優秀なフィンランドのセルラー研究開発エンジニア・グループ(ノキア、エリクソン、モトローラ、ブロードコムのフィンランド支社に所属していた従業員)を採用したことによる専門知識が組み合わさることにより実現されました。
低消費電力セルラーIoTは現在、スマートメーター、貴重品・人(児童など)の追跡、車両管理、建物の防犯・安全、遠隔保守、スマート自動販売機、小売、ヘルスケア・医療監視、リアルタイム・トラフィック監視、ウェラブル端末、屋内・屋外GPSナビゲーション、スマートホーム技術、自動車(実際の走行データに基づく保険のカスタム化など)、産業・農業オートメーションなど、多岐にわたる市場とアプリケーションでの幅広い採用が期待されています。
Nordic の低消費電力セルラーIoTのロードマップには、来たる3GPP Release 13のLTE-MとNB-IoTのセルラー技術に対応した、高集積チップセットと高度なソフトウェアが含まれます。近日リリース予定のNordic のnRF91シリーズは、消費電力とサイズについて高度に最適化されており、長時間のバッテリー駆動、低コストの導入と保守、数十億台にも上るデバイスへの拡張性、あらゆる場所にフィットする小型フォームファクター、ユビキタスなネットワーク通信範囲など、新たな低消費電力セルラーIoTアプリケーションのニーズに対応できるよう、特別設計されています。nRF91シリーズ・ソリューションの第一弾については、2017年下半期に一部の主要な顧客を対象にサンプル出荷を開始し、その後、2018年中に量産立ち上げと広範な供給を予定しています。
LTE-MとNB-IoTは3GPPにより仕様化されており、低消費電力、安全性、将来性のあるオープンスタンダードで、コスト、サイズ、電力に制約のあるIoTアプリケーション向けに相互運用可能なセルラー網との接続を実現します。これら2つの技術は、新興マーケットであるセルラーIoTの広範な展開と成長の原動力になると期待されており、2021年の接続件数は15億件を突破する見込みです。Nordicでは、2017年中には両技術の初期展開が開始され、2018年から2019年には通信範囲が拡大すると予想しています。
長距離・低消費電無線分野の製品ロードマップの拡大は、Nordicの業界をリードする製品群と短距離ULPワイヤレス半導体技術のロードマップを補完するものであり、Nordicの実績ある無線接続技術と組み込み処理、研究開発の広範な専門知識を通じ、新たな高成長マーケットをターゲットとするNordicの戦略の一環です。
NordicのCEOであるSvenn-Tore Larsenは、次のように述べています。
「このたびセルラーIoTのロードマップを発表できることを、非常に嬉しく思います。当社の超低消費電力無線分野のDNAと、フィンランドでのセルラー分野に関する独自の専門知識が組み合わさることで、Nordicは低消費電力セルラーIoT市場の牽引役として強力なポジションを確立しています。当社にとって今回のロードマップは、自社のテクノロジーと、現在進行中の組織的な研究開発投資の規模を拡大することにより、Nordicの企業価値をより高いレベルへと押し上げるものです。」
Nordic のプロダクト・マネジメント担当ディレクター、Thomas Embla Bonnerudは、次のように述べています。
「セルラーIoT市場は未だ初期段階にあり、Bluetooth low energyが短距離無線分野で実現しているのと同様に、新たな低消費電力LTE技術の派生製品が今後、さまざまな形態で大規模な成長曲線を描くであろうと考えています。今後数年間で、この市場は現在の様相とは全く異なるものになるでしょう。そしてまさにこうした状況を作り出すのが、かつてない新たな市場向けの、かつてない新たなソリューションである、当社のnRF91シリーズです。」
NordicのCTOであるSvein-Egil Nielsenは、次のように述べています。
「2年ほど前を振り返ると、当社は独自の機会に着目していました。すなわち、低消費電力LTE技術の出現と同時に、フィンランドでは、経験豊富で優秀なセルラー・エンジニアの豊富な人材の雇用機会が存在していたのです。無線分野では、LTEは複雑化と専門化が行き着くところまで進んでいます。こうした技術を開発・導入する能力と実績を持つチームは、おそらく世界中にもほんのわずかしか存在しません。当社は現在、こうした人材の確保に成功しており、超低消費電力無線とBluetooth low energyで実現したのと全く同じ形で、低消費電力セルラーIoTの未来を形成することが、私たちの企業としての目標です。」
Nordic Semiconductorについて
http://www.nordicsemi.com/jpn/node_206/Press-Center/Press-Backgrounders/node_1395
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
2016年7月12日、ノルウェー・オスロ発 - 超低消費電力無線接続のリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、セルラーIoT(モノのインターネット)向け低消費電力LTE技術の製品ロードマップを発表しました。今回の開発は、Nordicの10年以上に及ぶ超低消費電力(ULP)無線分野のリーダーシップと、経験豊富で優秀なフィンランドのセルラー研究開発エンジニア・グループ(ノキア、エリクソン、モトローラ、ブロードコムのフィンランド支社に所属していた従業員)を採用したことによる専門知識が組み合わさることにより実現されました。
低消費電力セルラーIoTは現在、スマートメーター、貴重品・人(児童など)の追跡、車両管理、建物の防犯・安全、遠隔保守、スマート自動販売機、小売、ヘルスケア・医療監視、リアルタイム・トラフィック監視、ウェラブル端末、屋内・屋外GPSナビゲーション、スマートホーム技術、自動車(実際の走行データに基づく保険のカスタム化など)、産業・農業オートメーションなど、多岐にわたる市場とアプリケーションでの幅広い採用が期待されています。
Nordic の低消費電力セルラーIoTのロードマップには、来たる3GPP Release 13のLTE-MとNB-IoTのセルラー技術に対応した、高集積チップセットと高度なソフトウェアが含まれます。近日リリース予定のNordic のnRF91シリーズは、消費電力とサイズについて高度に最適化されており、長時間のバッテリー駆動、低コストの導入と保守、数十億台にも上るデバイスへの拡張性、あらゆる場所にフィットする小型フォームファクター、ユビキタスなネットワーク通信範囲など、新たな低消費電力セルラーIoTアプリケーションのニーズに対応できるよう、特別設計されています。nRF91シリーズ・ソリューションの第一弾については、2017年下半期に一部の主要な顧客を対象にサンプル出荷を開始し、その後、2018年中に量産立ち上げと広範な供給を予定しています。
LTE-MとNB-IoTは3GPPにより仕様化されており、低消費電力、安全性、将来性のあるオープンスタンダードで、コスト、サイズ、電力に制約のあるIoTアプリケーション向けに相互運用可能なセルラー網との接続を実現します。これら2つの技術は、新興マーケットであるセルラーIoTの広範な展開と成長の原動力になると期待されており、2021年の接続件数は15億件を突破する見込みです。Nordicでは、2017年中には両技術の初期展開が開始され、2018年から2019年には通信範囲が拡大すると予想しています。
長距離・低消費電無線分野の製品ロードマップの拡大は、Nordicの業界をリードする製品群と短距離ULPワイヤレス半導体技術のロードマップを補完するものであり、Nordicの実績ある無線接続技術と組み込み処理、研究開発の広範な専門知識を通じ、新たな高成長マーケットをターゲットとするNordicの戦略の一環です。
NordicのCEOであるSvenn-Tore Larsenは、次のように述べています。
「このたびセルラーIoTのロードマップを発表できることを、非常に嬉しく思います。当社の超低消費電力無線分野のDNAと、フィンランドでのセルラー分野に関する独自の専門知識が組み合わさることで、Nordicは低消費電力セルラーIoT市場の牽引役として強力なポジションを確立しています。当社にとって今回のロードマップは、自社のテクノロジーと、現在進行中の組織的な研究開発投資の規模を拡大することにより、Nordicの企業価値をより高いレベルへと押し上げるものです。」
Nordic のプロダクト・マネジメント担当ディレクター、Thomas Embla Bonnerudは、次のように述べています。
「セルラーIoT市場は未だ初期段階にあり、Bluetooth low energyが短距離無線分野で実現しているのと同様に、新たな低消費電力LTE技術の派生製品が今後、さまざまな形態で大規模な成長曲線を描くであろうと考えています。今後数年間で、この市場は現在の様相とは全く異なるものになるでしょう。そしてまさにこうした状況を作り出すのが、かつてない新たな市場向けの、かつてない新たなソリューションである、当社のnRF91シリーズです。」
NordicのCTOであるSvein-Egil Nielsenは、次のように述べています。
「2年ほど前を振り返ると、当社は独自の機会に着目していました。すなわち、低消費電力LTE技術の出現と同時に、フィンランドでは、経験豊富で優秀なセルラー・エンジニアの豊富な人材の雇用機会が存在していたのです。無線分野では、LTEは複雑化と専門化が行き着くところまで進んでいます。こうした技術を開発・導入する能力と実績を持つチームは、おそらく世界中にもほんのわずかしか存在しません。当社は現在、こうした人材の確保に成功しており、超低消費電力無線とBluetooth low energyで実現したのと全く同じ形で、低消費電力セルラーIoTの未来を形成することが、私たちの企業としての目標です。」
Nordic Semiconductorについて
http://www.nordicsemi.com/jpn/node_206/Press-Center/Press-Backgrounders/node_1395
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
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