ロボット開発のスピーシーズ株式会社は、美しい外観の『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』を来年2月より販売。10月31日より『ビジネスフロンティアフェア』にてデモ展示。
[16/10/24]
提供元:DreamNews
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◆世界初リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro 概要
モーションフィギュア『Model MOFI7 Pro』は、ビジネスユースのアプリケーション開発を行う企業向け開発評価セット。オプションで顧客向け製品用の外装のカスタマイズ(別費用)も受託する。
●フィギュアー部の身長約45cm
●繊細でスリムなフィギュアーの外観を忠実に実現
●外装は、美しい硬質樹脂+塗装によるフィギュアーライクな 『Real 3D Skin』
●一般の2足歩行ロボットでは実現不可能な34自由度を持つダンサブルタイプ
●CPUとして、RaspberryPi3 基板を実装(LINUX搭載)
●MOFI-OS ver2.0搭載
●MikuMikuDance にてモーション作成可能 ( .pmx、.vmdファイル利用 )
●高価なサーボやCPUが搭載されたからくりユニット下部が分離可能でメンテナンス性が高い
◆製品説明
ロボット技術を応用してフィギュアなどのキャラクター商品を静かに動かす事が出来れば、大きな市場となる事は多くの人が論じている。しかし、ボディー内にサーボモーターを内蔵する従来型のロボットの構造ではサーボモーターの大きさと重さ、モーターの発する音がネックで真の動くフィギュアは実現できなかった。
スリムで美しいフィギュアの外観を忠実に実現しつつ静かに且つ滑らかに動かす事を目指し、『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』は設計されている。
2014年7月にスピーシーズ株式会社は、スリムでキュートなキャラクターを静かに且つ滑らかに動かす事が出来る独自の特許技術(Motion Figure System: 特許第5858556号) を応用した、”モーションフィギュア:MF201” を発表した。人形部の各関節を特殊なワイヤー駆動方式で駆動し、駆動力を発生するサーボモーターや制御用のCPUは下部に設けられた”からくりユニット”内に収納することで、スリムな外観と静かな動作音を兼ね備えた真のモーションフィギュアを実現した。
今回、外観と機能をより進化させた『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』は、外装として世界初の美しいフィギュアライクな『Real 3D Skin』を持ったモーションフィギュアーで、丈夫な『骨格』、自由度の高い『4軸ステー』、モーターやCPUなどを内蔵する『からくりユニット』から構成されている。
今までで最多の関節数:34軸を誇るダンサブルタイプのモーションフィギュアーで、体を支えるステーに4つの自由度を持たせたことで自由に踊ることが出来、多数の関節により今までにない繊細で柔軟な表現が可能である。例えば、手首だけで3つの自由度を持っているので、一般的なロボットでは不可能な繊細な表現をすることが可能になった。
また、IT業界デファクトのRaspberryPi3基板を実装してLINUXでのソフト開発が可能であり、また人気の高い3DCG制作ソフト:MikuMikuDanceでモーション作成が可能となっている。
『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』はPCやタブレット、スマホなどはもちろんクラウドとも連携して動作することを前提に設計された、各種のIT系やIoT系のアプリケーションソフトウェアを開発する事が可能なプラットフォームであり、動くユーザーインターフェースとしての役割を担っていく。
<製品情報>
●型番: Model MOFI7 Pro
●フィギュア身長:約450mm
●外形寸法(おおよそ): W360 x D400 x H600mm
●外装は硬質樹脂によるフィギュアーライクな『Real 3D Skin』
●関節自由度 34軸
・頭部: 3軸(左右回転、左右傾き、前後傾き)
・腕: 7軸 x 2本(肩回転、肩開き、上腕回転、肘、手首x3)
・足: 5軸 x 2本(もも前後、もも回転、開き、膝、足首)
・腰: 3軸(左右回転、左右傾き、前後傾き)
・ステー: 4軸
●駆動方式: 多関節両引きワイヤー駆動方式(特許取得済み)
●関節可動範囲: 最大200度程度(部位による)
●ホストとの接続: WiFi、LANなど
●CPUとして、RaspberryPi3 基板を実装(LINUX搭載)
●MOFI-OS ver2.0搭載(PCやスマホなどからHTTPにて操作可能)
●MikuMikuDance にてモーション作成可能 ( .pmx、.vmdファイル利用 )
●高価なサーボやCPUが搭載されたからくりユニット下部が分離可能でメンテナンス性が高い
動作ビデオ、写真 :http://robo-pro.com/download/MOFI7/
<ビジネス情報>
ビジネスユースの各種アプリケーション開発を行う企業向け開発評価セットとして 『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』の販売を2017年2月よりスタートする。
『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』の価格は塗装済み標準外装込みで98万円(税別)。オプションで顧客向け製品用の外装のカスタマイズ(別費用)も受託する。
『リアル3Dモーションフィギュア: Model MOFI7 Pro』の当面の生産は受注生産であり、納期が1か月ほどかかる予定である。受注から納品までに時間がかかるため、納品の順序を確定する必要が有るので、2016年11月1日より予約受付を開始し予約番号を発行する。
その後低コスト化を行い各種アプリケーション用のコンシューマープラットフォームとして販路拡大を行う。
コンシューマー用プラットフォームとして量産した場合の販売価格は25万円を目指している。
<展示情報>
10月31日〜11月2日に東京ビッグサイト 東7ホールで行われるイベント『ビジネスフロンティアフェア』のスピーシーズ株式会社ブース(コマ番号:E-09)にてデモ展示を行う。
http://bff.tokyo/
<スピーシーズ株式会社について>
スピーシーズ株式会社(Speecys Corp.)は、大学・企業での研究用途、業務用などに多くの導入実績を持つロボットならびにロボット開発プラットフォームを提供するロボット開発企業。ロボットは“動くUI”という基本理念に基づき、オープンなOSやネットワーク環境、アプリ開発環境の提供はロボット利用者にとって必要不可欠なものであるとの考えで他に類を見ないユニークなロボット製品の開発をおこなっている。
2005年6月には、世界に先駆けて燃料電池を搭載した2足歩行ロボットSpeecys-FCを発売、また2007年4月には、今までのロボットの概念を打ち破るインターネットロボット:SPC-101Cを発表し、世界のロボット業界およびメディアの注目を集めた。今回の”モーションフィギュア”の開発には構想から約5年をかけて、原理試作機から始め、『Model MOFI7』の完成に至っている。
<会社概要>
商 号:スピーシーズ株式会社
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町3−19−12
設 立:2001年12月6日 資本金:8,255万円
代表者:代表取締役 春日 知昭(かすが ともあき)
URL: http://speecys.com/
<本件に関するお問い合わせ>
スピーシーズ株式会社 担当:春日
Tel. 070-1397-3214 Mail: info@speecys.com
関連データ(資料・画像)ダウンロード: http://robo-pro.com/download/MOFI7/