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【矢野経済研究所調査結果サマリー】自動運転システムの世界市場に関する調査を実施(2016年)−2030年にレベル3の自動運転システムの搭載台数が1,700万台に拡大−

1.調査期間:2016年9月〜11月
2. 調査対象:自動車メーカ、カーエレクトロニクスメーカ、半導体メーカ、地図メーカ等
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
4.発刊日:2016年12月8日

<自動運転システムとは>
自動運転システムはNHTSA(米国運輸省高速道路交通安全局)が自動化のレベルを0〜4までの5段階で分類している。レベル1は運転支援機能であり、現在普及の進んでいるADAS(先進運転支援システム)が該当する。車両の周辺の状況をセンサが検知し、衝突事故を回避する自動ブレーキ(AEB)、前方車両に追従するオートクルーズコントロール(ACC)などがある。レベル2は部分的な自動化であり、操舵や加減速のうち複数の運転支援を実行し、他の動的運転作業はドライバーが行う。レベル3は条件付自動化であり、自動運転システムが全ての動的運転作業を実施し、緊急時においてはドライバーが介入する。レベル4については完全自動運転としており、自動運転システムが全ての動的運転作業を実施し、ドライバーはいかなる状況においても運転作業に関与しない。なお、市場規模は新車における乗用車および車両重量3.5t以下の商用車に搭載される自動運転システムの搭載台数ベースで算出している。

◆2020年以降にレベル2の自動運転システムは本格的な普及拡大、2025年の世界搭載台数は2,381万2,000台に達すると予測
◆高速道路を中心としたレベル3の自動運転システムは2020年から2021年にかけ搭載開始、2025年の世界搭載台数は626万7,100台に拡大すると予測
◆2030年における自動運転システムの世界搭載台数は、レベル2が2,798万台、レベル3が1,786万7,000台、レベル4が224万4,400台に達すると予測

無断転載禁止

詳細プレスリリースは以下をご参照ください。

■プレスリリース
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001633
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