CA Technologies、SaaSベースのSecure DevOpsプラットフォームプロバイダー大手Veracodeを買収
[17/03/09]
提供元:DreamNews
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(2017年3月6日、ニューヨーク発)
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は本日、ソフトウェア開発ライフサイクルでWeb、モバイルおよびサードパーティ・アプリケーションのセキュリティを強化する分野において業界大手のVeracode買収に関して正式合意したと発表しました。買収価格は約6億1400万ドルです。この買収取引は、規制当局による承認などの慣習的な買収完了条件を満たすことを前提とし、2018年度第1四半期(4〜6月)に完了する見込みです。
CA TechnologiesのポートフォリオとVeracodeのソリューションが組み合わさることで、アプリケーションをより早く安全に開発および展開するために必要なアプリケーション・セキュリティ・テスト(AST)の自動化および拡張を実現し、Secure DevOps市場のリーダーとなります。CA Technologiesは、セキュリティ・ビジネスと充実したDevOpsポートフォリオを組み合わせ、成長を続けるSaaSビジネスに対応し、大企業のお客様に対してグローバル規模でのVeracode(製品)提供を加速する一方、中規模企業のお客様への市場開拓戦略(go-to-market)を展開することができます。
セキュリティ・テストは、セキュリティ・ソリューション市場の中でも急速に成長しており、ASTソリューションは、新しい開発方法や複雑化するアプリケーションに対応します。セキュリティおよびリスク管理のリーダーは、ASTをアプリケーション・セキュリティ・プログラムに加える必要があります。*Webおよびクラウドベースのビジネス・アプリケーションの導入が増加したことで、市場の成長はさらに加速しています。2019年までに、カスタムコードのASTは、企業におけるDevOpsイニシアチブの50%以上に組み込まれると予想されています。これは、2016年の10%未満を上回ります。**
CA Technologies プレジデント兼最高製品責任者 Ayman Sayed
ソフトウェアは、すべての企業のデジタル・トランスフォーメーションの中心です。そのため、安全に市場機会に対応できるように、開発プロセスの初期段階にセキュリティを組み込むことがますます重要になっています。この買収により、CA TechnologiesのセキュリティおよびDevOpsポートフォリオは、ソフトウェア開発プロセスにセキュリティをシームレスに取り入れるSaaSベースのプラットフォームと統合します。ポートフォリオ全体として、Veracodeと昨年実施したAutomicの買収によって、私たちの豊富なソリューションセットがより拡充していきます。2019年度には、エンタープライズ・ソリューション・ポートフォリオ内で成長するソリューションの規模は、現在の規模を上回ると予想しています。
アイデンティティとアクセス管理、DevOpsツール、自動化機能にSaaSベースアプリケーション・セキュリティを提供できることで、CA Technologiesはあらゆる規模の企業に対して、ソフトウェア投資によって得られる効果・価値の時間短縮を実現します。
デジタル・トランスフォーメーションには、セキュリティとの迅速な統合アプローチが必要です。セキュリティ・テストをアプリケーション開発プロセスの初期段階に行うことで、コードの脆弱性リスクが軽減され、実稼働環境のセキュリティ問題の特定および修正にかかる時間を短縮できます。アメリカ国立標準技術研究所のデータによると、脆弱性を稼働後に修正する場合、そのコストは、設計、要件特定およびアーキテクチャ段階で修正する場合に比べて30倍以上かかります。
ガートナー社のMagic Quadrant for Application Security Testing***のリーダーに選ばれたVeracodeのソリューションは、自動化されたオンデマンドのASTを開発ライフサイクルのより早い段階で実現することで、テスト速度を改善、実稼働環境でのセキュリティ問題に対応、およびリスクを軽減できます。SaaSベースのAST用ソフトウェアおよびソリューションは、動的なアプリケーションテストを実現するほか、カスタムコード、サードパーティ・アプリケーションおよびオープンソースコンポーネントの潜在的な脆弱性を検出する静的テストも実現します。
Veracode 最高経営責任者(CEO)Bob Brennan氏
私たちは、企業が構築、購入、編成するWebおよびモバイル・アプリケーションや、その環境に統合するコンポーネントによる革新を安全に実現するために必要なセキュリティを、大小合わせて1400以上の企業顧客に提供しています。CA Technologiesに加わることで、私たちは、増加するセキュリティ問題に効果的に対応し続け、新しいビジネス価値を生み出す安全なソフトウェア・アプリケーションの提供をより加速することができます。
2006年に設立された株式非公開企業のVeracodeは、マサチューセッツ州バーリントンに本社を、また、英国ロンドンに支社を構え、世界中に500人以上の従業員がいます。
予想される財務上の影響
この買収取引が2018年4月初めに完了すると想定した場合、CA Technologiesでは、以下のような影響があると予想しています。
● 報告ベースおよび為替変動なしの両方で、収益が2〜3%増加する。その結果、2018年度決算の総収益が、報告ベースで1〜3%程度、為替変動なしで2〜4%程度増加することが予想されます。2016年12月31日現在の為替レートで換算すると、報告収益合計は40.6億〜41.4億ドルになります。
● GAAPおよびnon-GAAPの全社営業利益に影響する。たとえば、2018年度会計のGAAP営業利益は26〜27%程度、non-GAAP営業利益は約36%になると予想されます。
● 2018年度会計および2019年度会計において、報告ベースおよび為替変動なしの両方で、GAAPおよびnon-GAAPの希薄化後1株当たり利益、および営業活動によるキャッシュフローにわずかながらマイナスの影響がある。
● 2020年度会計の純利益が増加する。
買収に関連する支出および購買会計処理のほか、SaaSビジネスモデルの構造的な低収益性が、CA Technologiesの2018年度会計および2019年度会計に影響することが予想されます。
*Gartner, Gartner, Inc.「Magic Quadrant for Application Security Testing」Dionisio Zumerle氏およびAyal Tirosh氏、2017年2月18日
**Gartner「DevSecOps: How to Seamlessly Integrate Security Into DevOps」Neil MacDonald氏およびIan Head氏、2016年9月30日
***Gartner, Gartner, Inc.「Magic Quadrant for Application Security Testing」Dionisio Zumerle氏およびAyal Tirosh氏、2017年2月18日
非GAAP財務指標、将来予想に関する記述の注意喚起事項、予測されるGAAP指標および非GAAP指標の調整に関する情報については、こちらを参照してください。
ガートナー社の免責条項
ガートナー社は調査資料で示しているいかなるベンダ、製品、サービスを支持することも、最高評価またはその他の指名を得たベンダのみを選択するよう、技術ユーザーに助言することもありません。ガートナー社の調査資料はガートナー社の研究機関の意見に基づくもので、陳述書として解釈されるべきではありません。ガートナー社では、この調査に関して、特定の目的に向けた商品性あるいは適合性へのあらゆる保証を含む、明示的あるいは黙示的なすべての保証を放棄しています。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
この件に関する報道機関からのお問合わせ先:
CA Technologies
〒102-0093 東京都 千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル9階
コーポレート・コミュニケーション部
TEL: 03-6272-8110 FAX: 03-6272-8115
e-mail: CA@pr-tocs.co.jp
CA Technologies(本社:米国ニューヨーク州、マディソン・アヴェニュー、CEO:マイケル・グレゴア)は本日、ソフトウェア開発ライフサイクルでWeb、モバイルおよびサードパーティ・アプリケーションのセキュリティを強化する分野において業界大手のVeracode買収に関して正式合意したと発表しました。買収価格は約6億1400万ドルです。この買収取引は、規制当局による承認などの慣習的な買収完了条件を満たすことを前提とし、2018年度第1四半期(4〜6月)に完了する見込みです。
CA TechnologiesのポートフォリオとVeracodeのソリューションが組み合わさることで、アプリケーションをより早く安全に開発および展開するために必要なアプリケーション・セキュリティ・テスト(AST)の自動化および拡張を実現し、Secure DevOps市場のリーダーとなります。CA Technologiesは、セキュリティ・ビジネスと充実したDevOpsポートフォリオを組み合わせ、成長を続けるSaaSビジネスに対応し、大企業のお客様に対してグローバル規模でのVeracode(製品)提供を加速する一方、中規模企業のお客様への市場開拓戦略(go-to-market)を展開することができます。
セキュリティ・テストは、セキュリティ・ソリューション市場の中でも急速に成長しており、ASTソリューションは、新しい開発方法や複雑化するアプリケーションに対応します。セキュリティおよびリスク管理のリーダーは、ASTをアプリケーション・セキュリティ・プログラムに加える必要があります。*Webおよびクラウドベースのビジネス・アプリケーションの導入が増加したことで、市場の成長はさらに加速しています。2019年までに、カスタムコードのASTは、企業におけるDevOpsイニシアチブの50%以上に組み込まれると予想されています。これは、2016年の10%未満を上回ります。**
CA Technologies プレジデント兼最高製品責任者 Ayman Sayed
ソフトウェアは、すべての企業のデジタル・トランスフォーメーションの中心です。そのため、安全に市場機会に対応できるように、開発プロセスの初期段階にセキュリティを組み込むことがますます重要になっています。この買収により、CA TechnologiesのセキュリティおよびDevOpsポートフォリオは、ソフトウェア開発プロセスにセキュリティをシームレスに取り入れるSaaSベースのプラットフォームと統合します。ポートフォリオ全体として、Veracodeと昨年実施したAutomicの買収によって、私たちの豊富なソリューションセットがより拡充していきます。2019年度には、エンタープライズ・ソリューション・ポートフォリオ内で成長するソリューションの規模は、現在の規模を上回ると予想しています。
アイデンティティとアクセス管理、DevOpsツール、自動化機能にSaaSベースアプリケーション・セキュリティを提供できることで、CA Technologiesはあらゆる規模の企業に対して、ソフトウェア投資によって得られる効果・価値の時間短縮を実現します。
デジタル・トランスフォーメーションには、セキュリティとの迅速な統合アプローチが必要です。セキュリティ・テストをアプリケーション開発プロセスの初期段階に行うことで、コードの脆弱性リスクが軽減され、実稼働環境のセキュリティ問題の特定および修正にかかる時間を短縮できます。アメリカ国立標準技術研究所のデータによると、脆弱性を稼働後に修正する場合、そのコストは、設計、要件特定およびアーキテクチャ段階で修正する場合に比べて30倍以上かかります。
ガートナー社のMagic Quadrant for Application Security Testing***のリーダーに選ばれたVeracodeのソリューションは、自動化されたオンデマンドのASTを開発ライフサイクルのより早い段階で実現することで、テスト速度を改善、実稼働環境でのセキュリティ問題に対応、およびリスクを軽減できます。SaaSベースのAST用ソフトウェアおよびソリューションは、動的なアプリケーションテストを実現するほか、カスタムコード、サードパーティ・アプリケーションおよびオープンソースコンポーネントの潜在的な脆弱性を検出する静的テストも実現します。
Veracode 最高経営責任者(CEO)Bob Brennan氏
私たちは、企業が構築、購入、編成するWebおよびモバイル・アプリケーションや、その環境に統合するコンポーネントによる革新を安全に実現するために必要なセキュリティを、大小合わせて1400以上の企業顧客に提供しています。CA Technologiesに加わることで、私たちは、増加するセキュリティ問題に効果的に対応し続け、新しいビジネス価値を生み出す安全なソフトウェア・アプリケーションの提供をより加速することができます。
2006年に設立された株式非公開企業のVeracodeは、マサチューセッツ州バーリントンに本社を、また、英国ロンドンに支社を構え、世界中に500人以上の従業員がいます。
予想される財務上の影響
この買収取引が2018年4月初めに完了すると想定した場合、CA Technologiesでは、以下のような影響があると予想しています。
● 報告ベースおよび為替変動なしの両方で、収益が2〜3%増加する。その結果、2018年度決算の総収益が、報告ベースで1〜3%程度、為替変動なしで2〜4%程度増加することが予想されます。2016年12月31日現在の為替レートで換算すると、報告収益合計は40.6億〜41.4億ドルになります。
● GAAPおよびnon-GAAPの全社営業利益に影響する。たとえば、2018年度会計のGAAP営業利益は26〜27%程度、non-GAAP営業利益は約36%になると予想されます。
● 2018年度会計および2019年度会計において、報告ベースおよび為替変動なしの両方で、GAAPおよびnon-GAAPの希薄化後1株当たり利益、および営業活動によるキャッシュフローにわずかながらマイナスの影響がある。
● 2020年度会計の純利益が増加する。
買収に関連する支出および購買会計処理のほか、SaaSビジネスモデルの構造的な低収益性が、CA Technologiesの2018年度会計および2019年度会計に影響することが予想されます。
*Gartner, Gartner, Inc.「Magic Quadrant for Application Security Testing」Dionisio Zumerle氏およびAyal Tirosh氏、2017年2月18日
**Gartner「DevSecOps: How to Seamlessly Integrate Security Into DevOps」Neil MacDonald氏およびIan Head氏、2016年9月30日
***Gartner, Gartner, Inc.「Magic Quadrant for Application Security Testing」Dionisio Zumerle氏およびAyal Tirosh氏、2017年2月18日
非GAAP財務指標、将来予想に関する記述の注意喚起事項、予測されるGAAP指標および非GAAP指標の調整に関する情報については、こちらを参照してください。
ガートナー社の免責条項
ガートナー社は調査資料で示しているいかなるベンダ、製品、サービスを支持することも、最高評価またはその他の指名を得たベンダのみを選択するよう、技術ユーザーに助言することもありません。ガートナー社の調査資料はガートナー社の研究機関の意見に基づくもので、陳述書として解釈されるべきではありません。ガートナー社では、この調査に関して、特定の目的に向けた商品性あるいは適合性へのあらゆる保証を含む、明示的あるいは黙示的なすべての保証を放棄しています。
CA Technologiesについて
CA Technologies (NASDAQ: CA) は、ビジネスの変革を推進するソフトウェアを提供し、アプリケーション・エコノミーにおいて企業がビジネス・チャンスをつかめるよう支援します。ソフトウェアはあらゆる業界であらゆるビジネスの中核を担っています。プランニングから開発、管理、セキュリティまで、CAは世界中の企業と協力し、モバイル、プライベート・クラウドやパブリック・クラウド、分散環境、メインフレーム環境にわたって、人々の生活やビジネス、コミュニケーションの方法に変化をもたらしています。CA Technologiesの詳しい情報については、<http://www.ca.com/us.html>(米CA Technologies)、<http://www.ca.com/jp> (日本)をご覧ください。また、ツイッターについては、https://twitter.com/ca_japanをご覧ください。
*本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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