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アプサラス第6回演奏会 松村禎三 没後10年・生誕88年 に寄せて スーパーストリングスの新たなる響き! 2017年4月18日開催

スリーシェルズは、協力コンサートとして「アプサラス第6回演奏会 松村禎三 没後10年・生誕88年 に寄せて スーパーストリングスの新たなる響き!」を2017年4月18日に開催することを発表する。

松村禎三の没10年・生誕88年の記念公演として、松村作品とその門下による新作を上演する。

松村禎三の隠れた傑作である「朝の歌」、及び新作を含む会員による四作品を配し、指揮者には幅広いジャンルで活躍する松井慶太、活躍目ざましいピアニストの正住真智子、さらには フルート奏者の若林かをり・チェロ奏者の多井智紀による独奏とともに、弦楽アンサンブル“TGS”(東京藝大ストリングス)のメンバーの演奏による現代の作品による演奏会となる。

作曲家松村禎三、及び氏から薫陶を受け その精神を受け継ぐ次代の作曲家たちの音、若さ漲るエネルギッシュな演奏によって、瑞々しい息吹が注がれ、弦楽オーケストラの新たな地平を拓く一夜となるだろう。

<公演日・開演時間>

4月18日(火)19:00 開演/21:00 終演
会場 川口総合文化センター リリア音楽ホール

松村禎三 作曲「ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌」
阿部亮太郎 作曲「宙吊りの崖」(新作初演)
名倉明子作曲「Iridescent Reflection」(新作初演)
山本純ノ介 作曲「華厳の種子」(新作初演)
若林千春 作曲「ゆにわ/しま no.3」(新作初演)

公演ホームページ
https://www.3s-cd.net/2017/01/08/apsarasno-6/

指揮: 松井慶太

弦楽アンサンブル“TGS(藝大ストリングス)”
コンサートミストレス:長尾春香 http://www.harukanagao.com/
ピアノ: 正住真智子 http://profile.ameba.jp/shomachipf
フルート: 若林かをり http://basarachaosmos.wixsite.com/kaoriwakabayashi
チェロ: 多井智紀

チケット
前売:一般 3,000円 学生 1,000円
当日:一般 3,500円  学生 1,500円(税込)

前売:
ミリオンコンサート協会 03-3501-5638
http://www.millionconcert.co.jp/
リリア・チケットセンター(10:00〜19:00) 048-254-9900
スリーシェルズ 070-5464-5060
カンフェティ(平日 10:00〜18:00)0120-240-540
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=37864&

主催: アプサラス
マネジメント: ミリオンコンサート協会
マネジメント協力: スリーシェルズ
後援: 日本現代音楽協会/日本作曲家協議会
助成:朝日新聞文化財団
協賛:三つ葉屋

http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=37864&

※アプサラスとは

日本を代表する作曲家 松村禎三氏の薫陶を讃え、作品を世に広めるとともに、その遺志を継ぎ、新たな創作・演奏活動を通して、音楽表現の新たな地平を拓くべく、志を同じくする者による会として2008年に設立。会の名の《アプサラス》は、氏の作品「アプサラスの庭」に因るものである。

作曲家のプロフィール

松村禎三

1929 年京都市生まれ。旧制第三高等学校理科卒業。
伊福部昭・池内友次郎の各氏に師事。1955 年「序奏とアレグロ」がNHK 毎日コンクール作曲部門第 1 位を受賞、デビュー作となる。代表作としては、2 曲の交響曲、管弦楽のための前奏曲、2 曲のピアノ協奏曲、弦楽四重奏とピアノのための音楽、ピアノ三重奏曲、弦楽四重奏曲 などがある。サントリー音楽財団委嘱による遠藤周作の小説に基づくオペラ「沈黙」では毎日芸術賞・モービル音楽賞・京都音楽賞大賞を受賞。他、尾高賞・芸術祭優秀賞など受賞多数。
映画音楽・劇音楽の分野でも 多くの作品をのこしている。2007 年 8 月 6 日逝去。

阿部亮太郎

1962 年東京生まれ。東京藝術大学大学院修了。日本交響楽振興財団作曲賞佳作、民音現代作曲音楽祭委嘱、東京佼成ウィンドオーケストラ、東京混声合唱団の委嘱 など。
作品:《逆説の網目》orch.《弔いとしての状況》wind orch.《まなざしへのまなざし》pf.《終わりの風》vib.solo 他。
近作に《半覚醒まつり・免疫系小銀河》wind-orch.《ことのは・はずみ・みのおきば》trb.,vib.《この世の風・第 2 番》mar. 連弾。上越教育大学教員。日本作曲家協議会、日本音楽表現学会 会員。

名倉明子

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。第 17 回現音作曲新人賞、
第 70 回日本音楽コンクール作曲部門第 1 位・安田賞、第 4 回宇都宮エスペール賞、第2回牧野由多可賞作曲コンクール佳作 他。
最近作に「答えのない花〜十七絃箏のために〜(吉澤延隆氏委嘱)」
「まざあ・ぐうす〜無伴奏混声合唱のために〜(合唱曲を委嘱する会
”岩国”委嘱)」「烏鷺〜フルートと打楽器のために〜」など。
現在、山形大学地域教育文化学部准教授。日本現代音楽協会会員。OTO の会会員。

山本純ノ介

祖父直忠にピアノ、杉山園子にマリンバと作曲の手ほどきを受ける。
東京藝術大学修士作品作曲の過程で、『音楽は崇高な祈りである』との理念に至る。2013 年の個展では、井上道義指揮
新日本フィルハーモニーにより交響曲4 番〜鑑真寂静1250年記〜及びアンティフォナの交響作品 2 曲が同時に初演された。また最新作『 千の音と楽の葉〜SEN NO NE TO GAKU NO HA〜 』が 2016年秋に山下一史指揮、千葉交響楽団(委嘱)により初演された。JFC 理事・日ロ音楽家協会運営委員・日本現代音楽協会会員・千葉大学教授・アプサラス副会長。

若林千春

東京藝術大学音楽学部作曲科および同大学院音楽研究科作曲課程修了。
第 65 回日本音楽コンクール第 1 位および安田賞。第 1 回東京文化会館舞台芸術作品募集最優秀賞。
2006〜2013 年現代音楽セミナー & フェスティバル「秋吉台の夏」招聘講師、委嘱作品の初演と講演(UTU 概念による作品と創造)、現在までに 11 回の作品展を開催。
「若林千春 個展 VIII」はNHK-FM にて 2 週にわたり全容が放送される。「何もないことのすべて」をコンセプトに 創作活動を継続中。
現在、滋賀大学教育学部教授および京都市立芸術大学講師。

演奏家のプロフィール

松井慶太(指揮)

1984年、青森県八戸市生まれ。16歳の時、ピアニストとしてポーランド国立クラクフ交響楽団と共演。2006年、韓国で行われたAsia Philharmonic Orchestraに参加し、指揮をチョン・ミョンフンに師事。2007年、東京音楽大学指揮科卒業。指揮を広上淳一、汐澤安彦、ピアノを島田玲子、宮原節子、オーボエを安原理喜、音楽理論を久田典子の各氏に師事。第15回「東京国際音楽コンクール」<指揮>入賞、奨励賞受賞。
ハンガリーのブダペストにて、Duna Symphony Orchesterを、チェコのプラハにて、プラハ交響楽団室内オーケストラを指揮し好評を博す。国内では東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、山形交響楽団、九州交響楽団、京都市交響楽団、セントラル愛知交響楽団等を指揮。2008年〜2014年には、NHK交響楽団定期演奏会(シャルル・デュトワ指揮:ストラヴィンスキー「エディプス王」、ヤナーチェク「グラゴル・ミサ曲」、ブリテン「戦争レクイエム」、マーラー「一千人の交響曲」、ファビオ・ルイージ指揮:オルフ「カトゥーリ・カルミナ」「カルミナ・ブラーナ」等、東京混声合唱団)の合唱指揮者として公演を成功に導いた。2011年4月、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスに就任。同楽団とは「水のいのち」fontec/EFCD-4178、「クリスマス合唱名曲集」Octavia Records/OVCL00478をリリースしている。

正住真智子(ピアノ)

大阪国際音楽コンクール Age-H 第 3 位。東京藝術大学内でアリアドネ ムジカ賞・アカンサス音楽賞・藝大クラヴィーア賞・同声会賞を受賞。2008 年オランダ演奏旅行に派遣され、コンセルトヘボウなどで演奏。2012 年迫昭嘉指揮・
藝大フィルハーモニアと共演。2015 年「リスト音楽院セミナー」(札幌)を受講し、最優秀受講生に選ばれ 2016 年「ブダペスト春の音楽祭」にて
リサイタル。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経て、同大学院修士課程修了。

多井智紀(チェロ)

東京藝術大学にてチェロ専攻。世界初演作品数は 150 曲超。
ソリストとしてセントラル愛知交響楽団と木下正道作曲《問いと炎 II リコーダー・チェロとオーケストラの為の》、
東京フィルハーモニー交響楽団とフランチェスコ・フィリデイ作曲《全ての愛の身振り》(2009/2011 改訂版)を初演。これまでフェルドマン string quartet No.2、アルド・クレメンティ個展、古今対位法《音の綾取》、木山光 & 星谷丈生 弦四新作演奏会などを企画。武生国際音楽祭新しい地平特別賞を、next mushroom promotion メンバーとして佐治敬三賞を受賞。

若林かをり(フルート)

東京藝術大学卒業。ストラスブール音楽院、ルガーノ音楽院を最高評価を得て修了。修了論文のテーマは『日本文化…時間と空間の総括概念である“間”が、ヨーロッパの現代音楽にもたらした影響について』。(財)ロームミュージックファンデーション奨学生、現代音楽演奏コンクール“競楽 X”第二位。
NHK-FM「名曲リサイタル」をはじめ、国内外の音楽祭やコンサートに出演。フランス、ドイツにてリサイタルを開催。
現代作品による無伴奏リサイタル「フルーティッシモ!」を展開中。

弦楽アンサンブル TGS(東京藝大ストリングス)Tokyo Geidai Strings

東京藝術大学 2008 年入学の同期生を中心に編成される弦楽アンサンブル。
東京藝術大学弦楽科の澤和樹氏(ヴァイオリン)、川崎和憲氏(ヴィオラ)といった教授陣が学生時代に自主的に結成していた「ラーチェロ室内合奏団」の活動を知ったことが結成のきっかけとなった。2011年3月6日、川口市民会館にて催された「第 22 回 小さな音楽会 〜弦楽合奏のたのしみ〜」を期に、発足。指揮者なしの弦楽合奏スタイルで、バロックからロマン派、日本の作曲家による現代作品、ポップスに至るまでの幅広いレパートリーを持ち、東京・兵庫・九州等での自主公演、旧奏楽堂やラ・フォル・ジュルネ等での委託公演、東北の震災の復興支援活動としての演奏、スイス・ハンガリー等海外への遠征公演など、精力的に活動を展開中。
グループ名「TGS」は、東京藝術大学学長の澤和樹氏が名付けたものであり、その由来は、
「T」=「Tokyo(東京)」「G」=「Geida(i 藝大)」「S」=「Strings(ストリングス)」
http://tokyogeidaistrings.web.fc2.com/index.html





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