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企業の標準モデルとなりつつあるハイブリッドITは、管理とデータ移行が成功の鍵

2017年3月28日、シンガポール発−世界的な ICTソリューションおよびサービスを提供する企業であるディメンションデータは、*ハイブリッドIT導入の現状と、ワークロードの実行を決定する主な要件やビジネス要因を検討した報告書を発表しました。

米国、欧州、アジア太平洋、南アフリカのさまざまな業界で、1500人のIT意思決定者を対象に実施した本調査から、ハイブリッドITが企業の標準モデルになりつつある一方、その実現に至るまでの道筋はさまざまであることが分かりました。ハイブリッドITに移行する最大の動機を国ごとに見ると、香港、英国、米国ではエンドユーザー需要を挙げる企業が最も多く、フランス、シンガポール、南アフリカはコストを指摘する回答者が最も多いという結果になりました。マレーシアの企業は雇用に関する課題を、そしてドイツの企業はデータセンターにおける容量の制約を最も一般的な動機付け要因として挙げました。

「The Success Factors for Managing Hybrid IT(ハイブリッドITを管理するための成功要因)」と題されたこの報告書は、ハイブリッドIT環境の管理(回答者の41%が回答)が、導入に関する上位3つの課題の1つであることを示しています。

ディメンションデータのグループ最高経営責任者(CEO)を務めるジェイソン・グッダルは、次のように述べています。「データとプロセスが、複数のクラウドと非クラウド環境に移行しているため、管理の新しいアプローチが求められています。ITマネージャーは、複数のIT環境を管理してセキュリティーを確保するために効率的な新しい方法を見つけなければならない強いプレッシャーにさらされています。自動化は、運用コストを削減し、複雑さを増すビジネスプロセスと管理業務の煩わしさを軽減できるため重要です。こうした業務をマニュアルで行うのは、もはや適当でないばかりか、コスト効率もよくありません。」

データの移行も導入に関する課題として一般的であり、44%の回答者が特定のワークロードにどの選択肢が最良であるかを見極めることや、ワークロードを新しい場所に移行することが困難であると述べています。
調査した企業のうち、アプリケーションの移行を加速させるために自動化を利用している企業は38%でした。データ移行が手作業で行われ多大な労力がかかっていると回答した企業や社内リソースを使用していると回答した企業は48%でした。現在、アプリケーションとデータの移行は、いまだに組織の大半にとって複雑であり、高額です。

451リサーチ社のサービス部門リサーチ担当バイスプレジデントのケリー・モーガン氏によれば、マネージドサービスはインフラ製品からアプリケーション製品へのサービス提供において、重要な要素になり「幅広いさまざまなインフラストラクチャー向けに、包括的なマネージドサービスのポートフォリオを提供できるサービスプロバイダーは、企業のクラウド要件全般に対応できる体制が整っています。」とモーガン氏は述べています。

*ハイブリッドITは、データセンターとクラウドに関する戦略の一環として、単一のワークロードもしくはアプリケーションの提供において、複数の展開モデルの使用方法として定義しています。

ディメンションデータの報告書「Success Factors for Managing Hybrid IT」における、その他の注目点として以下のようなものがあります。

● セキュリティー、コンプライアンス、インテグレーションの課題といった懸念事項があるにも関わらず、組織はSDNやネットワーク機能仮想化などの次世代ネットワーキング技術を進んで活用しています。

● 企業は生産過程で、コンテナ、ビッグデータソリューション、ソフトウエアディファインドネットワーキング(SDN)などの革新的技術や新興技術を利用しています。

● 企業はマネージドサービスやプロフェッショナルサービスを利用するために、IT予算の相当量をサードパーティーのサービスプロバイダーに費やしています。その理由は、コストを削減するため、ITスタッフをほかのプロジェクトに振り向けるため、セキュリティーを高めるため、専門的技術を提供するためなど、さまざまです。調査によると、41%の組織が複数ベンダーの協力を得て自社で管理しており、37%の組織が単独のベンダーを利用し、幅広い製品やサービスを提供し、構築・管理をしていることが分かりました。

報告書「The Success Factors for Managing Hybrid IT」をご覧になるには、下記URLよりアクセスください。
http://www2.dimensiondata.com/en/Microsites/hybrid-IT-Insights


451リサーチ社のケリー・モーガン氏とディメンションデータのデータセンター事業部門担当主任ディレクターのケビン・レーヒーが主催する、調査結果に関するライブウェビナーに参加に登録・参加するには、下記URLを確認ください。ウェブキャストは4月4日17時(中央アフリカ時間)に行います。
https://www.brighttalk.com/webcast/10363/249167

以 上


<ディメンションデータ について>
ディメンションデータは、テクノロジーの力で企業がデジタル時代における革新を実現できるよう支援を提供しています。NTTグループの一員であるディメンションデータは、デジタルインフラストラクチャ、ハイブリッドクラウド、未来のワークスペース、サイバーセキュリティーにおいてお客様が目指すビジネスの成功をサポートします。売上高75億米ドル、49カ国に3万人の従業員を持ち、世界各拠点のお客様に、技術革新のすべての工程においてソリューションを提供いたします。また、私たちはA.S.O(Amaury Sport Organisation)のオフィシャルテクニカルパートナーとしてツール・ド・フランスの運営をサポートしており、“Team Dimension Data for Qhubeka”のタイトルスポンサーでもあります。詳細はhttp:// www.dimensiondata.com/jp をご覧ください。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ディメンションデータジャパン
コーポレートコミュニケーション&ブランドマネジメント本部
TEL:03-6746-2230   E-mail:info.jp@dimensiondata.com

*本リリースに掲載されている会社名、商品名、サービス名は、それぞれの会社の商標または商標登録です。
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