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「SI Object Browser」EDB Postgres 9.6対応版を6月1日提供開始 スケーラビリティが向上した最新版で、マルチデータベース活用を促進

昨今のデータ活用においては、ミッション・クリティカルな基幹業務、BIなどの意思決定支援、IoT等のビッグデータ分析など、データの活用用途が多岐にわたる中、基盤となるDBMS(Database Management System:データベース管理システム)にはコストの最適化も同時に求められています。そのため、一種類のDBMSをすべての用途に利用するのではなく、複数のDBMSを適材適所で使い分ける企業が急激に増えています。EDB Postgresは、PostgreSQLをエンジンとしたエンタープライズデータベースであり、EDB Postgresに特化したクラスタウェアをはじめ、コマンド1つで複数データベースのバックアップ取得/管理ができるバックアップツール、性能監視や周辺システムとの連携ツールなど、企業システムのデータベース運用で求められる機能がオールインワンで提供されています。また、Oracle Databaseとの高い互換性により既存プログラムを有効活用できることやスモールスタートが可能な柔軟なライセンス体系であることから、汎用的なデータベースに代わる選択肢として、企業での採用が増えています。

 「SI Object Browser」シリーズは、1997年に日本国内でOracle Databaseの開発支援ツールとしてリリースされ、その後SQL ServerやDB2、HiRDB、Symfowareなどの商用データベースに順次対応し、2017年3月末時点でシリーズ累計360,000ライセンス、約16,000社への出荷実績を誇る、データベース開発支援ツールのデファクトスタンダードです。今回、顧客から数多くの要望が寄せられていたEDB Postgresの最新バージョンに対応した「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」をリリースすることで、他の商用データベースと同様、EDB Postgresを採用した場合の開発生産性を飛躍的に向上させます。

 EDB Postgresによるミッション・クリティカルな企業システム構築のサポートでも実績があり、同製品の販売代理店を務めるアシストでは、自社からEDB Postgresのサブスクリプションを購入した顧客に対し、「SI Object Browser for Postgres V3.0」のクライアント・ライセンスを無償で提供します。これにより、EDB Postgresによるシステム構築の負荷軽減/工数削減に大きく貢献し、顧客企業における複数データベースの適材適所での有効活用を支援します。

■「SI Object Browser for Postgres」の特長

 「SI Object Browser for Postgres」はEDB PostgresおよびPostgreSQLデータベースに直接接続し、
・テーブルやビューなどの各種オブジェクトの作成
・テーブルデータの編集
・ストアドプログラムの作成・実行
など、データベースに関わるすべての操作をGUIで行うことができる製品です。

 開発支援ツールは、各データベースベンダも提供しており、PostgreSQLにも 「pgAdmin」などの管理ツールが提供されています。「SI Object Browser」シリーズは、いわばこれら純正品に対するサードパーティ製品という位置づけになりますが、純正品を上回る機能を豊富に実装しています。例えば、テスト用に数十万件のデータを自動で作成できる「テストデータ自動生成」機能、テーブル定義書などの各種ドキュメントを出力する機能、SQL実行画面からショートカットでSQLリファレンスを表示する機能など、便利な機能が満載です。動作も非常に軽快で、機能とユーザビリティの両面で多くのユーザに評価されており、開発生産性が上がるメリットにより幅広いシェアを獲得しています。2015年には強く要望されていたEDB Postgres対応版をリリースし、EDB Postgres開発生産性の向上にも大きく貢献しています。

■「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」の新機能

 最新バージョンでは、EDB Postgres 9.6および、PostgreSQL 9.6を正式にサポートしました。また、下記の機能拡張を行いました。

1.行セキュリティポリシーの設定
 テーブル画面に[行ポリシー]タブを新設し、行セキュリティポリシーの有効/無効を設定できるようにしました。当該テーブルに紐づく行セキュリティポリシーは、このタブから一覧で確認することができます。適用される行セキュリティポリシーを効率よく把握することが可能です。(画面1)

2.WALの設定
 テーブル画面の[領域情報]タブから、当該テーブルのWAL設定を表示するよう変更しました。WAL出力を行うか否かを判断できるようになります。また、WAL出力有無を、簡単に設定できるようにしました。(画面2)

3.BRINの作成
 インデックス画面において、BRINの作成を行うことができるようになりました。インデックス画面では、B-tree/HASH/BRINの3種類のインデックスを作成できます。(画面3)

■「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」の動作環境

●対応OSバージョン:Windows(日本語版) 7 / 8.1 / 10 / Server 2008
          / Server 2008 R2 / Server 2012 / Server 2012 R2 (※)
●対応RDBMS:EDB Postgres 9.2 〜 9.6 /PostgreSQL 9.2 〜 9.6
●文字コード:UNICODE(UTF-8)対応、EUC_JP、EUC_JIS_2004
●その他 :・64bit WindowsOS、64bit PostgreSQLに対応しています。
     ・Microsoft Excel 2007以降がインストール済みであること (レポート出力機能で使用)

※ SI Object Browserをインストールする端末のOSバージョンとなります。
 接続するデータベースサーバのOSは上記以外(Linux)でも構いません。

■「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」の販売価格など

◎アシスト提供のEDB Postgresサブスクリプション、PostgreSQLのプロダクトサポート・サービス契約ユーザには、契約数に応じて以下のクライアント・ライセンス数を無償で提供します。
※下表は提供形態の一例。無償提供クライアント・ライセンス数の詳細についてはお問い合わせください。

【契約形態 / 無償提供クライアント・ライセンス数】
PostgreSQLサーバ契約 /1
PostgreSQLサイト5契約 /2
PostgreSQLサイト25契約 /10
PostgreSQL会社契約 /20
EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 2uniCore〜4uniCore) /1
EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 5uniCore〜8uniCore) /2
EDB Postgres(EDB Postgres Enterprise 9uniCore〜16uniCore) /5

◎「SI Object Browser for Postgres Ver.3.0」クライアント・ライセンス/保守価格

クライアント・ライセンス数 | メディア販売※1、※2 | ダウンロード販売※1 | 保守価格(2年間)※3
             1        46,500円       43,000円       18,600円
             5        118,500円       115,000円       47,400円
            10       166,500円       163,000円       66,600円
            20       226,500円       223,000円       90,600円
            50       456,500円       453,000円       182,600円
            100       684,500円       681,000円       273,800円
            200      1,027,000円      1,023,500円       410,800円

※1 for Oracle、for SQL Server、for DB2、for HiRDB共通の価格(税別)です。
※2各ライセンス数とも、メディアは1枚となります。
※3保守契約は任意です。契約ユーザにはシステムインテグレータ社による保守/サポートを提供します。

■会社概要
【株式会社システムインテグレータについて】
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証一部)
代表者:代表取締役社長 梅田 弘之
本社所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
資本金:3億6,771万円
URL:https://www.sint.co.jp/
事業内容:パッケージソフトウェアの開発・販売、コンサルティング
    (EC、ERP、プロジェクト管理、データベース開発支援ツール、データベース設計支援ツール、
     アプリケーション設計書作成支援ツール、e-learning、O2Oマーケティング等)

【株式会社アシストについて】
会社名:株式会社アシスト
代表者:代表取締役会長 ビル・トッテン
代表取締役社長:大塚 辰男
本社所在地:東京都千代田区九段北4-2-1
設立:1972年3月
従業者数:1,075名(2017年4月現在)※グループ会社含む
URL:https://www.ashisuto.co.jp/
事業内容:コンピュータ用パッケージ・ソフトウェアの販売、技術サポート、教育およびコンサルティング

■ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社システムインテグレータ
Object Browser事業部:後迫
TEL:03-5768-7979 FAX:03-5768-7884
E-Mail:oob@sint.co.jp
株式会社アシスト 広報担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850 URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

■「SI Object Browser for Postgres」に関するお問い合わせ
株式会社システムインテグレータ
Object Browser事業部:後迫
TEL:03-5768-7979 FAX:03-5768-7884
E-Mail:oob@sint.co.jp
株式会社アシスト
東日本技術本部 情報基盤技術統括部  担当:中村剛
TEL:03-5276-3653
詳細URL:https://www.ashisuto.co.jp/product/category/database/postgresql/

※記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。
※本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用ください。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
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