MCA、「携帯電話基地局市場及び周辺部材市場の現状と将来予測 2017年版」の販売を開始
[17/05/25]
提供元:DreamNews
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「携帯電話基地局市場及び周辺部材市場の現状と将来予測 2017年版」
http://www.mca.co.jp/itforecastreport/mobile-basement2017/
■調査背景
本レポートは基地局及び周辺部材市場の現状やキャリアのインフラ戦略について、キャリアやベンダ、エンジニアリング会社などへの多面的な取材を通じ、実態を把握し、予測することを目的としている。具体的には、キャリアのインフラ戦略及び投資動向以外に、無線機やアンテナ、ケーブル、電源、蓄電池といった周辺部材市場の実態を明らかにする。
セルラーキャリアの2016年度決算が発表された。各社の設備投資額はNTTドコモが5,971億円、KDDI(au)のモバイルは3,250億円、ソフトバンクの国内通信事業が3,205億円となった。NTTドコモとKDDI(au)は2015年度に比べ、横ばいとなったが、ソフトバンクは2015年度の4,215億円から大幅な減少になり、セルラーキャリア全体の投資額にも、大きな影響を与えた。2017年度以降、投資額は微増、微減を繰り返し、いよいよ、2019年度からは5G投資がはじまる。
通信速度の高速化に関しては、セルラーキャリアは2016年度も積極的に行っている。現在、国内最速となるのは2017年3月に提供が開始されたNTTドコモの下り最大682Mbpsである。ソフトバンクも2017年3月から同612Mbpsの提供を開始し、KDDI(au)も2015年5月に同590Mbpsの提供を開始し、600Mbps級の高速サービスが出揃った。今後、KDDI(au)も3.5G/2.5GHz帯CAによる高速化が提供開始される見込みで、キャリア各社による高速化競争は続く。
一方、無線機や部材ベンダはキャリア各社による投資抑制に大きな影響を受ける。2016年度の投資額はNTTドコモとKDDI(au)が横ばいで、ソフトバンクのみが減少であったため、特にソフトバンク向けに機器を供給しているベンダが影響を受けた。キャリアの投資に左右される中、総じて、安定の国内ベンダ、不安定な海外ベンダといえる。2020年に開始見込みの5Gに関しては、NTTドコモを主体とした無線機ベンダとの5G実証実験が進む中、KDDI(au)やソフトバンクも相次いで、無線機ベンダと連携し、実験を進めている。今後、部材ベンダに関しては、大幅な市場拡大は見込めず、堅調に推移していくものとみられる。
エンジニアリング会社にとっても、キャリア各社の投資抑制は大きな影響を受けるが、投資額の多寡とともに、重要とされるのが工事量の平準化である。NTTドコモは2016年度に投資額、工事量ともに順調に推移した。KDDI(au)の場合、投資額は横ばいであったが、第3四半期まで工事進捗が悪く、第4四半期に追い込みをかける結果になっている。ソフトバンクは投資額の大幅減少とともに、工事関連も落ち込んだものとみられる。すでにエンジニアリング会社は工事単価下落で疲弊しており、今後の工事量の平準化が望まれる。
本レポートは2020年度までの基地局や周辺部材市場の予測について、700M/3.5GHz帯やLTE-Advanced、5Gなどの技術動向を踏まえ、今後のキャリアのインフラ戦略を多角的に分析することで、精査していく。
■調査対象
モバイルキャリア
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、UQコミュニケーションズ、Wireless City Planning
無線機ベンダ
日本電気(NEC)、富士通、ノキアソリューションズ&ネットワークス、エリクソン・ジャパン、サムスン電子ジャパン、華為技術日本、ZTEジャパン
アンテナベンダ
電気興業、日本電業工作、日立金属、コムスコープ・ジャパンなど
ケーブルベンダ
フジクラ・ダイヤケーブル、コムスコープ・ジャパン、日立金属、LS電線など
電源ベンダ
新電元工業、オリジン電気、サンケン電気など
蓄電池ベンダ
GSユアサ、日立化成、エナーシスジャパン、LG化学、古河電池など
エンジニアリング会社
コムシスホールディングス(日本コムシス、サンワコムシスエンジニアリング)、協和エクシオ、ミライト・ホールディングス(ミライト、ミライト・テクノロジーズ)、京セラコミュニケーションシステム、ドコモCS、KDDIエンジニアリング、レンドリース・ジャパンなど
■調査結果抄録
図:設備投資額(基地局投資・方式別設備投資額)の推移と予測(2015〜2020年度)
図:終わりなき、キャリア各社の高速化競争
■調査レポートの主な目次
※詳細な目次は以下の「レポート目次」をご参照ください。
http://www.mca.co.jp/itforecastreport/mobile-basement2017/
はじめに
◆調査背景
◆調査対象
目次
1.モバイルキャリアの現状
1-1. 契約者数・業績・ARPUの推移
1-2. 設備投資額(基地局投資・方式別設備投資額)の推移と予測(2015〜2020年度)
1-3. 基地局数(累積局・新局数)の推移(2015〜2020年度)
1-4. LTE/5G基地局数(累積局・新局数)の推移(2015〜2020年度)
1-5. 現状の周波数帯保有状況
1-6. キャリア各社の周波数帯別基地局累積・新局数推移と予測(2015〜2020年度、LTE/3G)
1-7. 700M/900M/2.5G/3.5GHz帯の現況
1-8. キャリア各社の通信方式別基地局投資額推移と予測(2015〜2020年度)
2.2017年の注目キーワード
2-1. キャリア各社による投資トレンドと今後の展開
2-2. 終わりなき、キャリア各社の高速化競争
2-3. キャリア各社における災害対策
2-4. 関連各社における5Gの取り組みと現状
2-5. 3Gサービスの終了
3.基地局関連機器・部材の動向とベンダシェア
3-1. 無線機
3-1-1. ベンダの動向
3-1-2. 無線機の動向・特長
3-1-3. 主要無線機の主な仕様
3-1-4. キャリア別ベンダシェア(数量・金額)
3-2. アンテナ
3-2-1. ベンダ動向
3-2-2. 製品動向・特長
3-2-3. 主要製品の主な仕様
3-2-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-3. ケーブル
3-3-1. ベンダ動向
3-3-2. 製品動向・特長
3-3-3. 主要製品の主な仕様
3-3-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-4. 電源
3-4-1. ベンダ動向
3-4-2. 製品動向・特長
3-4-3. 主要製品の主な仕様
3-4-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-5. 蓄電池
3-5-1. ベンダ動向
3-5-2. 製品動向・特長
3-5-3. 主要製品の主な仕様
3-5-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
4.エンジニアリングの動向とエンジニアリング会社シェア
4-1. エンジニアリング会社動向
4-2. NTTドコモの基地局工事体制・形態
4-3. KDDI(au)の基地局工事体制・形態
4-4. ソフトバンクの基地局工事体制・形態
4-5. UQコミュニケーションズの基地局工事体制・形態
4-6. Wireless City Planningの基地局工事体制・形態
4-7. キャリア各社のLTEなどの基地局配置と設置場所確保
4-8. キャリア各社の建設工事実施体制
4-9. エンジニアリング市場のキャリア別市場シェア(金額)
5.モバイルキャリア戦略及び基地局市場・部材市場の総括と将来予測
5-1. モバイルキャリア各社のインフラ戦略総括
5-2. 基地局方式別市場規模予測(2015〜2020年度)
5-3. 基地局市場の総括と将来動向
5-4. 基地局部材市場の総括と将来動向
5-5. エンジニアリング市場の総括と将来動向
■調査レポート詳細
発行日 2017年5月
判型 PDFファイル(A4版225頁)
発行・販売 株式会社 MCA
頒価 200,000円(税抜)
調査期間 2017年1月〜2011年5月
販売方法 印刷レポート & PDF ファイル
申込方法 オンライン注文
■株式会社 MCA(MCA Inc.)の会社概要
設立時期:1993年12月1日
代表者:代表取締役 天野浩徳
資本金:1,000万円
所在地:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-8-8 ASKビル 5F
事業内容:通信分野に関するコンサルティングやマーケティング事業
・カスタムプロジェクト(委託調査)業務
・IT Forecast Report(モバイル/IT調査レポート)の企画/制作/販売業務
■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.、http://www.mca.co.jp/)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572
http://www.mca.co.jp/itforecastreport/mobile-basement2017/
■調査背景
本レポートは基地局及び周辺部材市場の現状やキャリアのインフラ戦略について、キャリアやベンダ、エンジニアリング会社などへの多面的な取材を通じ、実態を把握し、予測することを目的としている。具体的には、キャリアのインフラ戦略及び投資動向以外に、無線機やアンテナ、ケーブル、電源、蓄電池といった周辺部材市場の実態を明らかにする。
セルラーキャリアの2016年度決算が発表された。各社の設備投資額はNTTドコモが5,971億円、KDDI(au)のモバイルは3,250億円、ソフトバンクの国内通信事業が3,205億円となった。NTTドコモとKDDI(au)は2015年度に比べ、横ばいとなったが、ソフトバンクは2015年度の4,215億円から大幅な減少になり、セルラーキャリア全体の投資額にも、大きな影響を与えた。2017年度以降、投資額は微増、微減を繰り返し、いよいよ、2019年度からは5G投資がはじまる。
通信速度の高速化に関しては、セルラーキャリアは2016年度も積極的に行っている。現在、国内最速となるのは2017年3月に提供が開始されたNTTドコモの下り最大682Mbpsである。ソフトバンクも2017年3月から同612Mbpsの提供を開始し、KDDI(au)も2015年5月に同590Mbpsの提供を開始し、600Mbps級の高速サービスが出揃った。今後、KDDI(au)も3.5G/2.5GHz帯CAによる高速化が提供開始される見込みで、キャリア各社による高速化競争は続く。
一方、無線機や部材ベンダはキャリア各社による投資抑制に大きな影響を受ける。2016年度の投資額はNTTドコモとKDDI(au)が横ばいで、ソフトバンクのみが減少であったため、特にソフトバンク向けに機器を供給しているベンダが影響を受けた。キャリアの投資に左右される中、総じて、安定の国内ベンダ、不安定な海外ベンダといえる。2020年に開始見込みの5Gに関しては、NTTドコモを主体とした無線機ベンダとの5G実証実験が進む中、KDDI(au)やソフトバンクも相次いで、無線機ベンダと連携し、実験を進めている。今後、部材ベンダに関しては、大幅な市場拡大は見込めず、堅調に推移していくものとみられる。
エンジニアリング会社にとっても、キャリア各社の投資抑制は大きな影響を受けるが、投資額の多寡とともに、重要とされるのが工事量の平準化である。NTTドコモは2016年度に投資額、工事量ともに順調に推移した。KDDI(au)の場合、投資額は横ばいであったが、第3四半期まで工事進捗が悪く、第4四半期に追い込みをかける結果になっている。ソフトバンクは投資額の大幅減少とともに、工事関連も落ち込んだものとみられる。すでにエンジニアリング会社は工事単価下落で疲弊しており、今後の工事量の平準化が望まれる。
本レポートは2020年度までの基地局や周辺部材市場の予測について、700M/3.5GHz帯やLTE-Advanced、5Gなどの技術動向を踏まえ、今後のキャリアのインフラ戦略を多角的に分析することで、精査していく。
■調査対象
モバイルキャリア
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、UQコミュニケーションズ、Wireless City Planning
無線機ベンダ
日本電気(NEC)、富士通、ノキアソリューションズ&ネットワークス、エリクソン・ジャパン、サムスン電子ジャパン、華為技術日本、ZTEジャパン
アンテナベンダ
電気興業、日本電業工作、日立金属、コムスコープ・ジャパンなど
ケーブルベンダ
フジクラ・ダイヤケーブル、コムスコープ・ジャパン、日立金属、LS電線など
電源ベンダ
新電元工業、オリジン電気、サンケン電気など
蓄電池ベンダ
GSユアサ、日立化成、エナーシスジャパン、LG化学、古河電池など
エンジニアリング会社
コムシスホールディングス(日本コムシス、サンワコムシスエンジニアリング)、協和エクシオ、ミライト・ホールディングス(ミライト、ミライト・テクノロジーズ)、京セラコミュニケーションシステム、ドコモCS、KDDIエンジニアリング、レンドリース・ジャパンなど
■調査結果抄録
図:設備投資額(基地局投資・方式別設備投資額)の推移と予測(2015〜2020年度)
図:終わりなき、キャリア各社の高速化競争
■調査レポートの主な目次
※詳細な目次は以下の「レポート目次」をご参照ください。
http://www.mca.co.jp/itforecastreport/mobile-basement2017/
はじめに
◆調査背景
◆調査対象
目次
1.モバイルキャリアの現状
1-1. 契約者数・業績・ARPUの推移
1-2. 設備投資額(基地局投資・方式別設備投資額)の推移と予測(2015〜2020年度)
1-3. 基地局数(累積局・新局数)の推移(2015〜2020年度)
1-4. LTE/5G基地局数(累積局・新局数)の推移(2015〜2020年度)
1-5. 現状の周波数帯保有状況
1-6. キャリア各社の周波数帯別基地局累積・新局数推移と予測(2015〜2020年度、LTE/3G)
1-7. 700M/900M/2.5G/3.5GHz帯の現況
1-8. キャリア各社の通信方式別基地局投資額推移と予測(2015〜2020年度)
2.2017年の注目キーワード
2-1. キャリア各社による投資トレンドと今後の展開
2-2. 終わりなき、キャリア各社の高速化競争
2-3. キャリア各社における災害対策
2-4. 関連各社における5Gの取り組みと現状
2-5. 3Gサービスの終了
3.基地局関連機器・部材の動向とベンダシェア
3-1. 無線機
3-1-1. ベンダの動向
3-1-2. 無線機の動向・特長
3-1-3. 主要無線機の主な仕様
3-1-4. キャリア別ベンダシェア(数量・金額)
3-2. アンテナ
3-2-1. ベンダ動向
3-2-2. 製品動向・特長
3-2-3. 主要製品の主な仕様
3-2-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-3. ケーブル
3-3-1. ベンダ動向
3-3-2. 製品動向・特長
3-3-3. 主要製品の主な仕様
3-3-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-4. 電源
3-4-1. ベンダ動向
3-4-2. 製品動向・特長
3-4-3. 主要製品の主な仕様
3-4-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
3-5. 蓄電池
3-5-1. ベンダ動向
3-5-2. 製品動向・特長
3-5-3. 主要製品の主な仕様
3-5-4. キャリア別ベンダシェア(金額)
4.エンジニアリングの動向とエンジニアリング会社シェア
4-1. エンジニアリング会社動向
4-2. NTTドコモの基地局工事体制・形態
4-3. KDDI(au)の基地局工事体制・形態
4-4. ソフトバンクの基地局工事体制・形態
4-5. UQコミュニケーションズの基地局工事体制・形態
4-6. Wireless City Planningの基地局工事体制・形態
4-7. キャリア各社のLTEなどの基地局配置と設置場所確保
4-8. キャリア各社の建設工事実施体制
4-9. エンジニアリング市場のキャリア別市場シェア(金額)
5.モバイルキャリア戦略及び基地局市場・部材市場の総括と将来予測
5-1. モバイルキャリア各社のインフラ戦略総括
5-2. 基地局方式別市場規模予測(2015〜2020年度)
5-3. 基地局市場の総括と将来動向
5-4. 基地局部材市場の総括と将来動向
5-5. エンジニアリング市場の総括と将来動向
■調査レポート詳細
発行日 2017年5月
判型 PDFファイル(A4版225頁)
発行・販売 株式会社 MCA
頒価 200,000円(税抜)
調査期間 2017年1月〜2011年5月
販売方法 印刷レポート & PDF ファイル
申込方法 オンライン注文
■株式会社 MCA(MCA Inc.)の会社概要
設立時期:1993年12月1日
代表者:代表取締役 天野浩徳
資本金:1,000万円
所在地:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋1-8-8 ASKビル 5F
事業内容:通信分野に関するコンサルティングやマーケティング事業
・カスタムプロジェクト(委託調査)業務
・IT Forecast Report(モバイル/IT調査レポート)の企画/制作/販売業務
■本件リリースに関するお問い合わせ
株式会社 MCA(MCA Inc.、http://www.mca.co.jp/)
担当:大門(だいもん)
E-Mail:info@mca.co.jp
TEL:03-6261-2571
FAX:03-6261-2572