Nordic Thingy:52開発キットによりモバイル/IoTアプリ開発者は、ハードウェアやファームウェアを開発することなく無線デモの開発が可能に
[17/06/05]
提供元:DreamNews
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2017年6月2日 (参考日本語訳)
Nordicのクラス最高のBluetooth low energyシステム・オン・チップ(SoC)「nRF52832」を搭載したこの開発キットは、9種類のセンサーおよびマイクロフォンとスピーカーを搭載しており、アプリ開発者は、RFファームウェアのコーディング・スキルや開発ツールがなくても、モバイルアプリやクラウド・プラットフォームと連動するBluetooth low energy IoT機器を設定/テスト/実証することが可能になります。
2017年6月2日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、スマートフォン・アプリやクラウドから難しい設定などは一切なしで無線の設定を可能にする、完全な機能を備えたシングルボードタイプのBluetooth 5対応Bluetooth low energy開発キット「Nordic Thingy:52」の市場投入を発表しました。
Nordic Thingy:52を使用することにより、ファームウェア・コーディングの専門知識やハイレベルな開発ツールを持たないアプリ開発者でも、IoT(モノのインターネット)機器や関連のモバイル機器およびインターネット・アプリを短期間で設計し、実証することができます。アプリ開発者はモバイル機器から、提供されたBluetoothインターフェイスを介して開発キットの組み込みアプリケーションを迅速かつ容易に設定できます。
この開発キットに搭載されているNordicのnRF52832は、64MHzの32ビット ARM Cortex M4Fマイクロプロセッサと2.4GHzマルチプロトコル無線(Bluetooth 5、ANTおよび独自仕様の2.4GHz RFソフトウェアをサポート)、ならびに512kBのフラッシュメモリと64kB RAMを搭載したBluetooth low energy SoCです。nRF52832 SoC上では、Bluetooth low energyのさまざまなロールの組み合わせで最大20のコンカレント・リンクに対応できるRFソフトウェア・スタックである、NordicのS132 SoftDeviceが動作します。
Nordic Thingy:52のプリント基板は6×6cmのプラスチック/ゴム製ケースに格納されており、ケースにはリチウムイオン電池を充電するためのUSBコネクタが搭載されています。この開発キットには、内蔵のデジタルマイクおよびスピーカー、モーションセンサー(加速度センサー、ジャイロスコープ、磁気センサーを含む9軸モーションセンサー)、超低消費電力のウェイクアップ型加速度センサー、ならびに圧力センサー、温度センサー、湿度センサー、空気質センサー、カラーセンサーが搭載されています。Nordic Thingy:52にはサンプル・ファームウェアとiOSおよびAndroid Bluetooth low energy接続アプリが付属しています。またNordicでは、その他のソースコード・アプリ・ソフトウェアもGitHubで提供しています。
アプリ開発者はNordic Thingy:52を使って各種のアプリケーション向けにIoT機器を短期間で開発できます。たとえば、空気質センサーのサンプルレートなどのパラメーターを変更したり、カラーセンサーの電源を入れたりすることも、スマートフォンやインターネット・アプリから無線による指示を介して簡単に可能で、Nordic Thingy:52のファームウェア・コードを直接扱う必要はありません。また、さらに複雑なIoTアプリケーションも実装が簡単にできます。たとえばNordic Thingy:52は、アマゾンのAlexaなどのパーソナル・アシスタントに向けて発せられた音声コマンドに対応してLEDの色を変えるように設定することが可能です。音声コマンドを受けてAlexaはクラウド・プラットフォームにコンタクトし、それを受けてクラウド・プラットフォームは安価なインターネット接続ルーターに対し、Nordic Thingy:52を作動させるためのコマンドを無線で転送するよう指示します。
この開発プラットフォームはクラウド・プラットフォームにも対応しています。たとえば、Nordic Thingy:52をドアに取り付けておけば、ドアが開けられたことがクラウド・プラットフォームに報告され、それを受けてテキストメッセージがスマートフォンに送信されるようにできます。あるいは、住宅所有者のスマートフォンがNordic Thingy:52の近くにあることをクラウド・プラットフォームが検知したら、Nordic Thingy:52は、Philips Hueスマートライティングのようなネットワークに接続されている製品を作動させることも可能です。
Nordicのプロダクト・マーケティング・マネージャー、Pär Håkanssonは次のようにコメントしています。
「Nordic Thingy:52は、アプリ開発者がIoTの潜在力を活用するために理想的な開発キットです。Nordic Thingy:52はモバイル機器やクラウド・プラットフォームからの簡単な無線(OTA)設定に対応していますから、アプリ開発者はファームウェアのコーディングやデバッグ、コンパイルのためにハイエンドの開発ツールの使い方を学ぶという、長期間に及ぶ複雑なプロセスを経る必要がありません。 」
「少額の投資でアプリ開発者は、面倒な準備なしにそのままNordic Thingy:52を使い始めることができ、ご自身のアプリ開発スキルを超えた専門知識も必要になりません。そのため、革新性に富んだ新しいタイプの開発者たちが、完全な機能を備えたハイエンドのBluetooth low energyプラットフォームを使いこなして、想像力を発揮しながらアプリ開発を行うことが可能になるのです。」
Nordic Thingy:52開発キットは、Nordicの販売パートナーを通じてUS39ドルで販売中です。
Thingy:52について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/Products/Nordic-Thingy-52
nRF52832について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF52832
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
Nordicのクラス最高のBluetooth low energyシステム・オン・チップ(SoC)「nRF52832」を搭載したこの開発キットは、9種類のセンサーおよびマイクロフォンとスピーカーを搭載しており、アプリ開発者は、RFファームウェアのコーディング・スキルや開発ツールがなくても、モバイルアプリやクラウド・プラットフォームと連動するBluetooth low energy IoT機器を設定/テスト/実証することが可能になります。
2017年6月2日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、スマートフォン・アプリやクラウドから難しい設定などは一切なしで無線の設定を可能にする、完全な機能を備えたシングルボードタイプのBluetooth 5対応Bluetooth low energy開発キット「Nordic Thingy:52」の市場投入を発表しました。
Nordic Thingy:52を使用することにより、ファームウェア・コーディングの専門知識やハイレベルな開発ツールを持たないアプリ開発者でも、IoT(モノのインターネット)機器や関連のモバイル機器およびインターネット・アプリを短期間で設計し、実証することができます。アプリ開発者はモバイル機器から、提供されたBluetoothインターフェイスを介して開発キットの組み込みアプリケーションを迅速かつ容易に設定できます。
この開発キットに搭載されているNordicのnRF52832は、64MHzの32ビット ARM Cortex M4Fマイクロプロセッサと2.4GHzマルチプロトコル無線(Bluetooth 5、ANTおよび独自仕様の2.4GHz RFソフトウェアをサポート)、ならびに512kBのフラッシュメモリと64kB RAMを搭載したBluetooth low energy SoCです。nRF52832 SoC上では、Bluetooth low energyのさまざまなロールの組み合わせで最大20のコンカレント・リンクに対応できるRFソフトウェア・スタックである、NordicのS132 SoftDeviceが動作します。
Nordic Thingy:52のプリント基板は6×6cmのプラスチック/ゴム製ケースに格納されており、ケースにはリチウムイオン電池を充電するためのUSBコネクタが搭載されています。この開発キットには、内蔵のデジタルマイクおよびスピーカー、モーションセンサー(加速度センサー、ジャイロスコープ、磁気センサーを含む9軸モーションセンサー)、超低消費電力のウェイクアップ型加速度センサー、ならびに圧力センサー、温度センサー、湿度センサー、空気質センサー、カラーセンサーが搭載されています。Nordic Thingy:52にはサンプル・ファームウェアとiOSおよびAndroid Bluetooth low energy接続アプリが付属しています。またNordicでは、その他のソースコード・アプリ・ソフトウェアもGitHubで提供しています。
アプリ開発者はNordic Thingy:52を使って各種のアプリケーション向けにIoT機器を短期間で開発できます。たとえば、空気質センサーのサンプルレートなどのパラメーターを変更したり、カラーセンサーの電源を入れたりすることも、スマートフォンやインターネット・アプリから無線による指示を介して簡単に可能で、Nordic Thingy:52のファームウェア・コードを直接扱う必要はありません。また、さらに複雑なIoTアプリケーションも実装が簡単にできます。たとえばNordic Thingy:52は、アマゾンのAlexaなどのパーソナル・アシスタントに向けて発せられた音声コマンドに対応してLEDの色を変えるように設定することが可能です。音声コマンドを受けてAlexaはクラウド・プラットフォームにコンタクトし、それを受けてクラウド・プラットフォームは安価なインターネット接続ルーターに対し、Nordic Thingy:52を作動させるためのコマンドを無線で転送するよう指示します。
この開発プラットフォームはクラウド・プラットフォームにも対応しています。たとえば、Nordic Thingy:52をドアに取り付けておけば、ドアが開けられたことがクラウド・プラットフォームに報告され、それを受けてテキストメッセージがスマートフォンに送信されるようにできます。あるいは、住宅所有者のスマートフォンがNordic Thingy:52の近くにあることをクラウド・プラットフォームが検知したら、Nordic Thingy:52は、Philips Hueスマートライティングのようなネットワークに接続されている製品を作動させることも可能です。
Nordicのプロダクト・マーケティング・マネージャー、Pär Håkanssonは次のようにコメントしています。
「Nordic Thingy:52は、アプリ開発者がIoTの潜在力を活用するために理想的な開発キットです。Nordic Thingy:52はモバイル機器やクラウド・プラットフォームからの簡単な無線(OTA)設定に対応していますから、アプリ開発者はファームウェアのコーディングやデバッグ、コンパイルのためにハイエンドの開発ツールの使い方を学ぶという、長期間に及ぶ複雑なプロセスを経る必要がありません。 」
「少額の投資でアプリ開発者は、面倒な準備なしにそのままNordic Thingy:52を使い始めることができ、ご自身のアプリ開発スキルを超えた専門知識も必要になりません。そのため、革新性に富んだ新しいタイプの開発者たちが、完全な機能を備えたハイエンドのBluetooth low energyプラットフォームを使いこなして、想像力を発揮しながらアプリ開発を行うことが可能になるのです。」
Nordic Thingy:52開発キットは、Nordicの販売パートナーを通じてUS39ドルで販売中です。
Thingy:52について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/Products/Nordic-Thingy-52
nRF52832について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/eng/News/Press-Center/Press-Backgrounders/About-nRF52832
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com