中国・韓国・アメリカ・EUなど、諸外国の放射能輸入規制に対応。 農林水産省にも指定されている愛知の測定機関が、製造・輸出業者向けサイトをリニューアル。
[17/07/24]
提供元:DreamNews
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「株式会社 八進(本社:愛知県刈谷市 代表:加藤弥純門)」が、諸外国の放射能輸入規制に悩む輸出業者や製造業者などを対象に、国際規格に基づく放射能検査サービスを提供する専門サイト(hasshin-trade.com)を、7月21日にリニューアルしました。
今回のリニューアルではホームページの全体デザインを一新すると共に、各国の規制状況のページが追加され、独自の輸入規制を行っている台湾をはじめ、中国や韓国、シンガポールやEUといった諸外国の規制状況が確認し易くなっております。
東日本大震災以降、日本産食品に諸外国から輸入規制が掛かりました。2017年7月11日には、EUが福島県産のコメなど一部の食品を規制除外する方針を示しましたが、今現在も厳しい規制が世界各国で続いています。
そうした現状の中、「株式会社 八進」は諸外国への輸出時に必要となる、日本産食品(野菜、果物、加工食品など)の放射能測定を行っています。
創立は東日本大震災後の2011年8月。2013年3月には国際規格であるISO17025の認定【*ISO/IEC 17025(2005)認定(PJLA認定#75055) 】を受け、翌年には農林水産省の「諸外国に輸出される食品にかかる放射性物質検査機関一覧」にも登録されました。
「ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)」は、スイスのジュネーブに本社を置く、国際間の取引をスムーズにする為の共通基準を定める組織です。2万近くある規格は工業製品や食品安全、農業、医療と全ての分野をカバーし、日本工業標準調査会 (JISC)も加盟しています。定められた国際規格は国際強制力を持つWTO(世界貿易機関)に準じ、認定機関の報告書はWTO-TBT協定に基づきWTO加盟国で通用します。
「中国向けの輸出を考えているのですが……」
といったものが、近年最も多く寄せられる案件となります。中国は現在、10都県(福島、宮城、茨木、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、新潟、長野)の全ての食品について輸入停止措置を取っており、10都県以外でも野菜や茶葉などの食品は「放射性物質検査証明書」が求められます。
八進ではこの「放射性物質検査証明書」を作成することが可能であり、中国向け輸出にも対応しております。
現在、八進は諸外国の輸入規制でお困りの業者に自身のサービスを知ってもらうべく、広くメディアからの取材を募集しています。放射能関連の貿易や輸出入でお困り、或いは関心のある方は、お気軽に担当者まで連絡下さい。
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■登録・認定
〇農林水産省
「諸外国に輸出される食品にかかる放射性物質検査機関一覧(平成29年5月1日)」
http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/170501_laboj.pdf
*愛知県の欄より「(株)八進」
〇「ISO/IEC 17025(2005)認定(PJLA 認定#75055)」
「PJLA's Listing of Accredited Labs」
http://www.pjlabs.com/search-accredited-labs
*search欄より「hasshin」で検索
〇試験項目
ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137
〇対象品目
食品等、肥飼料、環境試料
〇検査
ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトリメトリーによる核種分析
■ホームページ
「株式会社 八進」(食品や土壌などの放射能測定)
https://gamma-spectrometer.com
「八進トレード」(国際規格に基づく放射能検査)
https://hasshin-trade.com
■本件のお問合せ先
株式会社 八進:加藤・小林
電話:0566-21-0350
FAX:0566-91-5535
E-mail:info@gamma-spectrometer.com