日本人がまるで知らない歴史のダークサイドに踏み込む! 『激動の日本近現代史 1852−1941 歴史修正主義の逆襲』 ペリー来航前夜から日米開戦まで一挙に俯瞰
[17/08/29]
提供元:DreamNews
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株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2017年8月25日に『激動の日本近現代史 1852−1941 歴史修正主義の逆襲』を発売いたしました。
【本書の内容】
封印開封、ヴェノナ文書を超える衝撃!
◎驚くほど日本を深く研究していた欧米
◎ペリー来航の本当の狙い
◎日本開国の裏にロスチャイルドのエージェント
◎英国「自由貿易帝国主義」vs.日米
◎五日間で決まっていた日米和親条約のカラクリ
◎奴隷解放の戦いではなかった南北戦争
◎イギリス金融界との戦い、グリーンバックスの発行
◎南北戦争、西南戦争、普仏戦争は同時現象
◎じつは日本とアメリカが作った朝鮮開国
◎二国間ではなく「多国間外交」を日本に教えたペシャイン・スミス
◎表の歴史書にはでてこない「ゼームス」という謎の人物
◎フランクリン・ルーズベルトが仕掛けた日米開戦
◎親中派のタフトとチャイナハンズ
◎デラノ家と麻薬
◎伊藤博文暗殺の黒幕はロシアかドイツか?
◎米八五%の世論を動かして日米開戦を回避できなかったのか 他
【本書の紹介】
世界各地の史跡をたどる評論家と、英米の最新史料をもとにまったく新しい日米近現代史を描く歴史家が、ペリー来航前夜から日米開戦までを一挙に展望する。ロスチャイルドのエージェント、英国人スパイ、アメリカ人アドバイザーの暗躍など日本人がまるで知らない歴史のダークサイドに踏み込む。ヴェノナ文書を超える衝撃の書。【本文より】
この小冊の対談相手は、論壇に彗星のようにデビューし、次々と問題作を発表して日本の知識人を揺らしている渡辺惣樹氏である。5月に開催された鹿島平和研究所設立50周年記念で鮮烈な講演をされた。氏から誘われて聴きに行ったのだが、じつに意議深い内容でメモ用紙が足りなくなったほどだった。
当日集まった顔ぶれをみると外交官OB、大使歴任者や大学教授が目立ち、謂わば日本の外交、安全保障の論壇を主導する「外交エスタブリシュメント」の集いという趣きがあった。
その席で渡邊氏は従来の史観を覆すように豊富なデータをもとに説得力を伴った講演を展開されたのだ。換言すれば日本外交エスタブリシュメントに対する知的挑戦ともなった、一つの事件である。
さてこの小冊の対談では日本の幕末維新から日清・日露戦争、そして大東亜戦争へと到る近代史を、従来の国内的視野からの分析を飛び越えて海外の動きとの絡みで複座的に捉え直す試みを二人で展開した。
戊辰戦争から明治維新へいたる過程を国内の視野だけで裁断すると英露米仏独といった列強の介入という重大な要素を見失いがちになる。
この対談では征韓論にも言及しているが、西郷の唱えたとされる所謂「征韓論」を岩倉、大久保や木戸が受け入れなかった背景にはもっと深刻な事情があった。そもそも西郷は死地に赴こうと言うのであり、同時に彼が行けば殺されることは間違いがない。
清国からの密入国者さえ大院君は処刑を命じていた。となれば日本は朝鮮との戦争に踏み切らざるを得ないが、明治五年から六年にかけての国内事情と言えば徴兵令は出されていたが、応募兵は殆どない。そればかりか凶作と増税とで農民の不満が昂じており、一万人以上が参加する農民暴動、一揆が無数に起きて治安は擾乱状態にあった。
この対談ではそうした近代史の視野狭窄を是正し、もっと列強の動きに対応した日本の外交、国防、文明という観点に重点を移行して論じあった。(あとがきより抜粋)
【著者】
宮崎正弘(みやざき まさひろ)
評論家
1946年金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。82年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり取材活動を続けている。中国、台湾に関する著作は五冊が中国語に翻訳されている。代表作に『日本が全体主義に陥る日』『日本が在日米軍を買収し第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)、『中国大分裂』(ネスコ)、『出身地で分かる中国人』(PHP新書)など多数。最新作は『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社)。
渡辺惣樹(わたなべ そうき)
日米近現代史研究家
北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。
著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)『朝鮮開国と日清戦争』『アメリカの対日政策を読み解く』『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(すべて草思社)、『戦争を始めるのは誰か』(文春新書)など。訳書にフーバー『裏切られた自由』、マックファーレン『日本1852』、マックウィリアムス『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』、マリン・カッサ『コールダー・ウォー』など。
(著者)宮崎正弘×渡辺惣樹
(価格)1,800円+税
〈発売日〉2017年8月25日
〈出版元〉ビジネス社
著者への取材、企画ご協力、読者プレゼントご対応も承ります。
《 お問い合わせ先 》
株式会社ビジネス社 広報担当:松矢
〒 162-0805東京都新宿区矢来町114番地 神楽坂高橋ビル5F
TEL03-5227-1602 / FAX 03-52271603
【本書の内容】
封印開封、ヴェノナ文書を超える衝撃!
◎驚くほど日本を深く研究していた欧米
◎ペリー来航の本当の狙い
◎日本開国の裏にロスチャイルドのエージェント
◎英国「自由貿易帝国主義」vs.日米
◎五日間で決まっていた日米和親条約のカラクリ
◎奴隷解放の戦いではなかった南北戦争
◎イギリス金融界との戦い、グリーンバックスの発行
◎南北戦争、西南戦争、普仏戦争は同時現象
◎じつは日本とアメリカが作った朝鮮開国
◎二国間ではなく「多国間外交」を日本に教えたペシャイン・スミス
◎表の歴史書にはでてこない「ゼームス」という謎の人物
◎フランクリン・ルーズベルトが仕掛けた日米開戦
◎親中派のタフトとチャイナハンズ
◎デラノ家と麻薬
◎伊藤博文暗殺の黒幕はロシアかドイツか?
◎米八五%の世論を動かして日米開戦を回避できなかったのか 他
【本書の紹介】
世界各地の史跡をたどる評論家と、英米の最新史料をもとにまったく新しい日米近現代史を描く歴史家が、ペリー来航前夜から日米開戦までを一挙に展望する。ロスチャイルドのエージェント、英国人スパイ、アメリカ人アドバイザーの暗躍など日本人がまるで知らない歴史のダークサイドに踏み込む。ヴェノナ文書を超える衝撃の書。【本文より】
この小冊の対談相手は、論壇に彗星のようにデビューし、次々と問題作を発表して日本の知識人を揺らしている渡辺惣樹氏である。5月に開催された鹿島平和研究所設立50周年記念で鮮烈な講演をされた。氏から誘われて聴きに行ったのだが、じつに意議深い内容でメモ用紙が足りなくなったほどだった。
当日集まった顔ぶれをみると外交官OB、大使歴任者や大学教授が目立ち、謂わば日本の外交、安全保障の論壇を主導する「外交エスタブリシュメント」の集いという趣きがあった。
その席で渡邊氏は従来の史観を覆すように豊富なデータをもとに説得力を伴った講演を展開されたのだ。換言すれば日本外交エスタブリシュメントに対する知的挑戦ともなった、一つの事件である。
さてこの小冊の対談では日本の幕末維新から日清・日露戦争、そして大東亜戦争へと到る近代史を、従来の国内的視野からの分析を飛び越えて海外の動きとの絡みで複座的に捉え直す試みを二人で展開した。
戊辰戦争から明治維新へいたる過程を国内の視野だけで裁断すると英露米仏独といった列強の介入という重大な要素を見失いがちになる。
この対談では征韓論にも言及しているが、西郷の唱えたとされる所謂「征韓論」を岩倉、大久保や木戸が受け入れなかった背景にはもっと深刻な事情があった。そもそも西郷は死地に赴こうと言うのであり、同時に彼が行けば殺されることは間違いがない。
清国からの密入国者さえ大院君は処刑を命じていた。となれば日本は朝鮮との戦争に踏み切らざるを得ないが、明治五年から六年にかけての国内事情と言えば徴兵令は出されていたが、応募兵は殆どない。そればかりか凶作と増税とで農民の不満が昂じており、一万人以上が参加する農民暴動、一揆が無数に起きて治安は擾乱状態にあった。
この対談ではそうした近代史の視野狭窄を是正し、もっと列強の動きに対応した日本の外交、国防、文明という観点に重点を移行して論じあった。(あとがきより抜粋)
【著者】
宮崎正弘(みやざき まさひろ)
評論家
1946年金沢生まれ。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長を経て、貿易会社を経営。82年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。国際政治、経済などをテーマに独自の取材で情報を解析する評論を展開。中国ウォッチャーとして知られ、全省にわたり取材活動を続けている。中国、台湾に関する著作は五冊が中国語に翻訳されている。代表作に『日本が全体主義に陥る日』『日本が在日米軍を買収し第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)、『中国大分裂』(ネスコ)、『出身地で分かる中国人』(PHP新書)など多数。最新作は『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(育鵬社)。
渡辺惣樹(わたなべ そうき)
日米近現代史研究家
北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。
著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)『朝鮮開国と日清戦争』『アメリカの対日政策を読み解く』『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(すべて草思社)、『戦争を始めるのは誰か』(文春新書)など。訳書にフーバー『裏切られた自由』、マックファーレン『日本1852』、マックウィリアムス『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』、マリン・カッサ『コールダー・ウォー』など。
(著者)宮崎正弘×渡辺惣樹
(価格)1,800円+税
〈発売日〉2017年8月25日
〈出版元〉ビジネス社
著者への取材、企画ご協力、読者プレゼントご対応も承ります。
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