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書店店頭にｗｅｂマンガアプリ棚を新設する施策がスタート

株式会社トーハン（本社・東京新宿区・藤井武彦社長）は、9月中旬より全国約500書店にて、ｗｅｂマンガアプリと連動した棚をコミック売場に新設する施策をスタートいたします。

2012年から2013年にかけて、スマートフォンの普及と連動してｗｅｂマンガアプリが登場したのをきっかけに、読者がマンガ作品に触れる入口としてのｗｅｂマンガアプリの重要性は、年々高まっています。ｗｅｂマンガアプリは、出版社系とＩＴ企業系に大別できますが、ＩＴ企業系から生まれたコンテンツについては、単行本化した際の紙のコミックスの販売において、既存のコミック売場では棚が確保できていないため、読者が購入しにくい、という現象が発生していました。
今回の施策では、多くの読者からの支持を得ている「ｃｏｍｉｃｏ」「ＧＡＮＭＡ！」「ＬＩＮＥマンガ」「ｐｉｘｉｖコミック」の4つのアプリと連動した棚を出版社の枠を超えて新設することで、読者がｗｅｂマンガアプリをきっかけに出会った作品を、書店で購入しやすい店頭づくりを目指します。

参加書店には、商品とあわせて、各アプリのサービスアイコンが明示された売場告知用のパネル、および各アプリ別の棚プレートをご用意します。あわせて、店頭展開提案書も送付し、ｗｅｂマンガアプリ発のコミックスについて、揃えるべき商品を確実に読者に届けられる陳列方法とともに、ご提案します。今後、2ヶ月おきにメンテナンスを実施することで、常設棚として定期的にアップデートしていきます。

トーハンが開催する書店様とのコミック販売勉強会などを通して、「スマホの画面を見せて、商品の在庫を問い合わせる読者が増えた」との声が多く寄せられたことが、今回の課題解決型施策の実現のきっかけとなりました。今後も、ネットと店頭を融合させたサービスの認知拡大・関連商品の売上拡大を目指します。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社トーハン　　広報室　　TEL：03-3266-9587