「SSD最適化設定 Ver4.3」無料配布開始。「SSDの既存データのベンチマーク」を新実装。初心者が簡単・安全にSSD化を検討・SSD導入・導入後のメンテナンスを実現。販社へブランディング提供開始
[17/12/07]
提供元:DreamNews
提供元:DreamNews
報道関係者各位
プレスリリース
有限会社電机本舗は、「SSD最適化設定 Ver4.3」を12月7日より無料配布を開始しました。
パソコン用のSSDも普及し初心者が導入するケースが増えています。
本ソフトは初心者用が簡単にSSDを導入できるようアシストし、導入後はWinodwsをSSDに適した設定にするソフトです。これからSSDの導入を検討している個人ユーザ、導入済み個人ユーザ、そしてSSDを販売する販社に無料配布します。販社が本ソフトを利用する場合は特約店契約が必要となります。
本ソフトは特約店契約を結んだSSDベンダー、販売店向けにブランディングし無償提供します。
自社PCに標準バンドル、自社のWebにて無料配布を希望する業者に広く提供します。
■NANDメモリの荷電リフレッシュ
本機能は姉妹品「SSDブースター」の機能です。SSDを使う上で非常に重要な機能であるためをSSD最適化設定の機能として組み込みました。
NANDメモリの荷電のリフレッシュは「ECCリフレッシュ励起機能」にて実現しています。
もともと姉妹品「SSDブースター」用に開発した機能です。この機能はSSD利用者に非常に重要なためSSD最適化設定に追加しました。
SSDを構成するNANDフラッシュメモリは時間がたつと電気が抜けていきます。
これより常に水を継ぎ足して水位を保つ必要のある穴の開いたバケツに例える事ができます。
電気が抜けてデータ化けが起きると読み取り時にECC(自動エラー訂正)という機能が作動して訂正して事なきを得ます。ECCリフレッシュとは電気抜けのエラーがECCによる訂正限界に到達するまえにリフレッシュする機能です。
Ver4.3はこのリフレッシュを機能強化し、SSD読み取り時のアクセス状況を統計調査しグラフ化します。
実際に発生したアクセス速度を可視化することにより現在使用しているSSDの速度分布を調べます。
データの保存状態の悪化は速度低下となり現れます。
「ECCリフレッシュ励起機能」はSSD上の全ファイルを読み取る事によりSSD内蔵コントローラにECCリフレッシュの必要なメモリを教える機能です。
SSDが一般的に備える「ECCリフレッシュ」という機能にはパッシブ型とアクティブ型を考慮できます。
■パッシブ型
NANDフラッシュメモリを読んだ時にECCによるエラー訂正が発生した時に行う方式。このタイミングでメモリをリフレッシュして電気の状態を満タンにする。
■アクティブ型
SSDが内部でNANDフラッシュメモリを管理してリフレッシュの必要なメモリを自分で調べる方式。
アイドル時に実際にメモリを順繰りに読みECCの発生を調べる方式から各メモリの使用状況を記録に取りリフレッシュの必要な時期を知るなど色々な方式が考えられます。総じてSSDに高度な機能を要求する方式と言えます。
アクティブ型はSSD側の負担高くまたSSDのメーカ機種により実装の状況は違うはずです。
SSD最適化設定はアプリとしてSSD上の全ファイルを読み取る事によりパッシブ型のECCリフレッシュの機能を使用して全メモリに対してECCによるエラーの自動訂正の発生をSSDコントローラに教える機能です。パッシブ型ECCリフレッシュを備えているSSDはこれによりメモリを常にリフレッシュした状態にできます。
■Windowsの自動識別、ハイバネーションのOFF
Windows8/10は初期設定で、シャットダウンが特殊なスリープになっています。
この状態でディスクを交換すると場合によってはショートし故障します。
本機能はWindows8/10を識別すると自動的にハイバネーションをOFFにし、安全なディスク交換を実現します。
SSDへ換装したらPCが壊れて起動しなくなった。このような事故を未然に防ぎます。
■CHKDSKの明示
ファイルフォーマットの傷んでいるシステムディスクを複製元にした場合、システムディスクの移行に失敗します。
本ソフトは注意を喚起し、CHKDSKを実行します。
■パーテーションの目視機能
システムディスクのパーテーション情報を一覧表示します。
自分が使っているディスクの内訳を理解し、HDDからSSDへの換装を具体化します。
■OSの構成のチェック
初心者向けの操作の簡単なマイグレーションソフトはWindows標準のVSS(ボリュームシャドウコピー)機能を使用します。
VSSは知らない間に機能停止している例が多いです。本ソフトはVSSの作動状態を検査しレポートします。
■SSDの導入前、導入後、ディスクの使用内訳を詳細調査しビジュアル化
SSDはハードディスクより容量が少ないのが普通です。使い込んだハードディスクをSSDに移行しようとする時、どうしても大容量のSSDが必要となり出費がかさみます。本ソフトは事前にディスク装置の内部の使用状況を調査し必要最小限のSSD容量を計算します。
■SSDの導入に際して必要なディスク容量を事前に見積もり計算します
ディスクのクリーンアップという一般的なシステムディスクの整理とは別に、使用頻度の低いファイルを他のディスクに保存しシステムディスクの使用量を抜本的に減らすアプローチをアシストします。本ソフトの姉妹品である複合ディスク作成ソフト「ハイブリッドドライブ」との連携した時のSSDの使用量を計算します。
・ハイブリッドディスク化し徹底的にダイエットした時のSSDの必要サイズ
・ディスクの不要ファイルをクリーンアップダイエットした時のSSDの必要サイズ
・さらにユーザデータを他のディスクに移転してダイエットした時のSSDの必要サイズ
・ディスク全体をコピーする時のSSDの必要サイズ
C:ドライブが肥大化しておりSSDの導入を断念しているユーザに適切なアドバイスをします。
ユーザの予算に応じたSSDの導入プランをレポートします。
■初心者向けに強力なクリーンアップ機能を提供
知らない間にゴミ屋敷とかしているTempフォルダ、ダウンロードフォルダをウィザードにより説明しディスクの整理をアシストします。SSDの導入前のC:ドライブに大掃除に利用ください。SSD導入後でも定期的なディスクの掃除に効果を発揮します。
ディスクの使用内訳、見積もり機能と合わせて最小の費用で最大のSSDの使用効率を提供します。
■アライメント(不整合)問題の予防の提案
XPからVista, 7にグレードアップしたユーザに起きる問題としてアライメント問題があります。
XP以前でOSのインストールはハードディスクのアクセス単位である512バイト1セクターに合わせて行います。
対してSSDでは概ね512KBあるいはその倍数のブロック(※1)で行います。
このためにWindowsのアクセスが複数のブロックにまたがり、かみ合わせが悪くなり負担が増えます。
※1. ブロックとはNANDフラッシュメモリを消去する単位で事実上のSSDで一番効率良くアクセスできる単位です。
アライメント問題はSSDに換装してから対策を立てるのは初心者には負担が高いです。
しかしシステムディスクをSSDにクローンする時でれば簡単に対処できます。
事前にアライメント問題の発生の可能性を調査し、SSD化する時にアライメント問題の自動調整機能を装備したマイグレーションソフトを使用するべきか否かをレポートします。
SSDへの引越し方法は一般的には次の方法があります。
1.デュプリケータを使用して正確なディスクの複製を作る。
--> 初心者向けですが、アライメント問題を回避できません。
2.VSS(ヴォリュームシャドウコピー)というOSの機能を使い、ソフト的にディスクの複製を作る。
--> そのソフトが自動調整機能を装備していれば自動回避します。
本ソフトは事前にアライメント問題の可能性を調査し、ユーザに引越し方法の最適な選択肢を提案します。
■ディスクの接続方式がIDEかAHCI方式かのチェックと設定のアシスト
ディスク装置の接続方式は従来のIDE方式からSATA2になりAHCIという高速の接続方法が追加されています。
SATA2/SATA3で統一したハードウェア構成の場合はAHCI方式を選択して高速化できます。
現在のディスクがIDEかAHCIかをチェックする機能を提供します。
およびワンタッチでこれを切り替える機能を提供します。
SSD化前においては現在の接続方式から最適なコストパフォーマンスのSSDを判断する材料を提供します。
AHCIを使用可能なハードウェア構成においてIDE接続しているユーザには最小の手順で設定の変更を提供します。
■知らないと高価なSSDの数十GBをデッドスペースとして浪費する設定をOFF
Windowsの仮想メモリは安価なハードディスクを前提に大量に確保する設定になっています。
これに気が付かないと容量の少ない貴重なSSDの数十%を浪費してしまいます。
本ソフトはこれを自動設定します。後述のハイバネーションのOFFと併用し120GB級のSSDでは実に30%近いデッドスペースを解消します。
5GB以上の仮想メモリを使用している場合、これを4GBに設定しなおします。
■知らないとSSDの寿命が3倍の速度が減るかもしれないハイバネーションをOFF
Windowsにはハイバネーションというスリープ機能があります。このスリープモード入るとメインメモリの内容をそっくりSSDにバックアップ保存します。
ハ イバネーションがONになっている と、完全にスリープ状態になるごとにメモリ容量分、SSDの寿命が削れます。
一日平均6GBと言われるSSDの書き込み量ですがメインメモリが8GBの PCの場合、ハイバネーションがかかると約6GBの書き込みが発生します。
つまり一回のスリープで一日の寿命が削れることになります。2回ハイバネが作動したら3倍速で寿命が尽きます。
この設定をワンタッチでOFFにします。
■OSの復元ポイントをワンタッチアシスト
ク リーンインストールしている場合はあまり問題にならないのですがハードディスクから データを引越しした場合、ディスクがOSの復元ポイントを沢山蓄えている可能性があります。OSの自動更新がONになっていると大きな更新の度に復元ポイ ントが出来てディスク容量を消耗していきます。
この設定をワンタッチでアシストします。
■TRIMを有効にする
Windows7からSSD専用機能としてTRIMという機能を装備しました。TRIMは通常はONですがハードディスクから換装した時などこれがOFFになっている可能性が想定できます。「SSD最適化設定」はこの設定を明示的にONにします。
■プリフェッチ、スーパーフェッチの自動設定
Windowsにはプリフェッチ、スーパーフェッチという機能があります。これは良く使うファイルをメモリに先読みしておき高速化しようという機能です。この機能はSSDは高速のため不要といわれています。これに対して自動設定します。
■LPM(Link Power Management)の対応状況を確認する
SSDのトラブルの一つにLPM問題があります。LPM(Link Power Management)とは比較的新しい省電力設定です。
LPM問題とはいわゆる相性問題の一種です。本ソフトは接続しているディスクがLPMに対応しているかチェック確認します。および、Windowsの比較的深い階層にあるLPM関連の設定をワンタッチで変更できるようアシストします。
LPM問題はPC機材の組み合わせ、構築の仕方により問題が出る人と出ない人に分かれます。
「SSD最適化設定」はこの問題が起きる可能性の高い機材には注意を喚起し、もし発生した時には最短で回避する機能を提供します。
■デフラグの設定のアシスト
デ フラグとはディスク装置のメンテナンスを行うソフトです。ディスク装置は使用しているうち に内部のデータがちらかり速度が遅くなります。デフラグはこれを整理整頓して高速化します。デフラグはSSDとHDDで効果的な掛け方が異なります。本ソ フトはデフラグの設定をアシストします。
現在のWindowsはこのデフラグが標準で毎週自動実行するようになっています。この設定を初心者に判り易いようにガイドし設定をアシストします。デフラグのは煩雑な事にWindows8ではONが推奨であり、それ以前のOSではOFFが推奨です。
これらの設定はPCをDIYする人にとっては一般的な設定ですが初心者には敷居が高く問題を起こしやすいです。
「SSD最適化設定」はこれらの設定をワンタッチでチェックし説明しアシストします。
■URL
http://www.dnki.co.jp/content/view/185/79/
【配布形態】
フリーウェアとしてWebにて配布
2017年12月7日出荷開始
【動作環境】
・Windows VISTA, 7, 8, 8.1, 10では 32bit / 64bit に対応
XPは32bitに対応
※TRIMの設定はWindows7以後のOSで使用できます
※VSSの動作検証はVISTA以降で使用できます。
・空きメモリ512Mバイト以上
・ディスク容量20Mバイト
【再配布・特約店に関する事項】
・本ソフトは弊社サイトより無料配布します。
・再配布については弊社に問い合わせください。出版関係者に再配布を原則的に承諾します。
・SSDベンダー、販売店の場合は弊社と特約店契約を結んでいる会社にはブランディングして
無償提供します。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社電机本舗
TEL : 03-5449-7057(13:00〜17:00)
FAX : 03-3447-2775
E-mail : http://dnki.co.jp/w2/2016/06/15/mail/#more-515
郵便番号108-0074
東京都港区高輪1-2-16-6A
プレスリリース
有限会社電机本舗は、「SSD最適化設定 Ver4.3」を12月7日より無料配布を開始しました。
パソコン用のSSDも普及し初心者が導入するケースが増えています。
本ソフトは初心者用が簡単にSSDを導入できるようアシストし、導入後はWinodwsをSSDに適した設定にするソフトです。これからSSDの導入を検討している個人ユーザ、導入済み個人ユーザ、そしてSSDを販売する販社に無料配布します。販社が本ソフトを利用する場合は特約店契約が必要となります。
本ソフトは特約店契約を結んだSSDベンダー、販売店向けにブランディングし無償提供します。
自社PCに標準バンドル、自社のWebにて無料配布を希望する業者に広く提供します。
■NANDメモリの荷電リフレッシュ
本機能は姉妹品「SSDブースター」の機能です。SSDを使う上で非常に重要な機能であるためをSSD最適化設定の機能として組み込みました。
NANDメモリの荷電のリフレッシュは「ECCリフレッシュ励起機能」にて実現しています。
もともと姉妹品「SSDブースター」用に開発した機能です。この機能はSSD利用者に非常に重要なためSSD最適化設定に追加しました。
SSDを構成するNANDフラッシュメモリは時間がたつと電気が抜けていきます。
これより常に水を継ぎ足して水位を保つ必要のある穴の開いたバケツに例える事ができます。
電気が抜けてデータ化けが起きると読み取り時にECC(自動エラー訂正)という機能が作動して訂正して事なきを得ます。ECCリフレッシュとは電気抜けのエラーがECCによる訂正限界に到達するまえにリフレッシュする機能です。
Ver4.3はこのリフレッシュを機能強化し、SSD読み取り時のアクセス状況を統計調査しグラフ化します。
実際に発生したアクセス速度を可視化することにより現在使用しているSSDの速度分布を調べます。
データの保存状態の悪化は速度低下となり現れます。
「ECCリフレッシュ励起機能」はSSD上の全ファイルを読み取る事によりSSD内蔵コントローラにECCリフレッシュの必要なメモリを教える機能です。
SSDが一般的に備える「ECCリフレッシュ」という機能にはパッシブ型とアクティブ型を考慮できます。
■パッシブ型
NANDフラッシュメモリを読んだ時にECCによるエラー訂正が発生した時に行う方式。このタイミングでメモリをリフレッシュして電気の状態を満タンにする。
■アクティブ型
SSDが内部でNANDフラッシュメモリを管理してリフレッシュの必要なメモリを自分で調べる方式。
アイドル時に実際にメモリを順繰りに読みECCの発生を調べる方式から各メモリの使用状況を記録に取りリフレッシュの必要な時期を知るなど色々な方式が考えられます。総じてSSDに高度な機能を要求する方式と言えます。
アクティブ型はSSD側の負担高くまたSSDのメーカ機種により実装の状況は違うはずです。
SSD最適化設定はアプリとしてSSD上の全ファイルを読み取る事によりパッシブ型のECCリフレッシュの機能を使用して全メモリに対してECCによるエラーの自動訂正の発生をSSDコントローラに教える機能です。パッシブ型ECCリフレッシュを備えているSSDはこれによりメモリを常にリフレッシュした状態にできます。
■Windowsの自動識別、ハイバネーションのOFF
Windows8/10は初期設定で、シャットダウンが特殊なスリープになっています。
この状態でディスクを交換すると場合によってはショートし故障します。
本機能はWindows8/10を識別すると自動的にハイバネーションをOFFにし、安全なディスク交換を実現します。
SSDへ換装したらPCが壊れて起動しなくなった。このような事故を未然に防ぎます。
■CHKDSKの明示
ファイルフォーマットの傷んでいるシステムディスクを複製元にした場合、システムディスクの移行に失敗します。
本ソフトは注意を喚起し、CHKDSKを実行します。
■パーテーションの目視機能
システムディスクのパーテーション情報を一覧表示します。
自分が使っているディスクの内訳を理解し、HDDからSSDへの換装を具体化します。
■OSの構成のチェック
初心者向けの操作の簡単なマイグレーションソフトはWindows標準のVSS(ボリュームシャドウコピー)機能を使用します。
VSSは知らない間に機能停止している例が多いです。本ソフトはVSSの作動状態を検査しレポートします。
■SSDの導入前、導入後、ディスクの使用内訳を詳細調査しビジュアル化
SSDはハードディスクより容量が少ないのが普通です。使い込んだハードディスクをSSDに移行しようとする時、どうしても大容量のSSDが必要となり出費がかさみます。本ソフトは事前にディスク装置の内部の使用状況を調査し必要最小限のSSD容量を計算します。
■SSDの導入に際して必要なディスク容量を事前に見積もり計算します
ディスクのクリーンアップという一般的なシステムディスクの整理とは別に、使用頻度の低いファイルを他のディスクに保存しシステムディスクの使用量を抜本的に減らすアプローチをアシストします。本ソフトの姉妹品である複合ディスク作成ソフト「ハイブリッドドライブ」との連携した時のSSDの使用量を計算します。
・ハイブリッドディスク化し徹底的にダイエットした時のSSDの必要サイズ
・ディスクの不要ファイルをクリーンアップダイエットした時のSSDの必要サイズ
・さらにユーザデータを他のディスクに移転してダイエットした時のSSDの必要サイズ
・ディスク全体をコピーする時のSSDの必要サイズ
C:ドライブが肥大化しておりSSDの導入を断念しているユーザに適切なアドバイスをします。
ユーザの予算に応じたSSDの導入プランをレポートします。
■初心者向けに強力なクリーンアップ機能を提供
知らない間にゴミ屋敷とかしているTempフォルダ、ダウンロードフォルダをウィザードにより説明しディスクの整理をアシストします。SSDの導入前のC:ドライブに大掃除に利用ください。SSD導入後でも定期的なディスクの掃除に効果を発揮します。
ディスクの使用内訳、見積もり機能と合わせて最小の費用で最大のSSDの使用効率を提供します。
■アライメント(不整合)問題の予防の提案
XPからVista, 7にグレードアップしたユーザに起きる問題としてアライメント問題があります。
XP以前でOSのインストールはハードディスクのアクセス単位である512バイト1セクターに合わせて行います。
対してSSDでは概ね512KBあるいはその倍数のブロック(※1)で行います。
このためにWindowsのアクセスが複数のブロックにまたがり、かみ合わせが悪くなり負担が増えます。
※1. ブロックとはNANDフラッシュメモリを消去する単位で事実上のSSDで一番効率良くアクセスできる単位です。
アライメント問題はSSDに換装してから対策を立てるのは初心者には負担が高いです。
しかしシステムディスクをSSDにクローンする時でれば簡単に対処できます。
事前にアライメント問題の発生の可能性を調査し、SSD化する時にアライメント問題の自動調整機能を装備したマイグレーションソフトを使用するべきか否かをレポートします。
SSDへの引越し方法は一般的には次の方法があります。
1.デュプリケータを使用して正確なディスクの複製を作る。
--> 初心者向けですが、アライメント問題を回避できません。
2.VSS(ヴォリュームシャドウコピー)というOSの機能を使い、ソフト的にディスクの複製を作る。
--> そのソフトが自動調整機能を装備していれば自動回避します。
本ソフトは事前にアライメント問題の可能性を調査し、ユーザに引越し方法の最適な選択肢を提案します。
■ディスクの接続方式がIDEかAHCI方式かのチェックと設定のアシスト
ディスク装置の接続方式は従来のIDE方式からSATA2になりAHCIという高速の接続方法が追加されています。
SATA2/SATA3で統一したハードウェア構成の場合はAHCI方式を選択して高速化できます。
現在のディスクがIDEかAHCIかをチェックする機能を提供します。
およびワンタッチでこれを切り替える機能を提供します。
SSD化前においては現在の接続方式から最適なコストパフォーマンスのSSDを判断する材料を提供します。
AHCIを使用可能なハードウェア構成においてIDE接続しているユーザには最小の手順で設定の変更を提供します。
■知らないと高価なSSDの数十GBをデッドスペースとして浪費する設定をOFF
Windowsの仮想メモリは安価なハードディスクを前提に大量に確保する設定になっています。
これに気が付かないと容量の少ない貴重なSSDの数十%を浪費してしまいます。
本ソフトはこれを自動設定します。後述のハイバネーションのOFFと併用し120GB級のSSDでは実に30%近いデッドスペースを解消します。
5GB以上の仮想メモリを使用している場合、これを4GBに設定しなおします。
■知らないとSSDの寿命が3倍の速度が減るかもしれないハイバネーションをOFF
Windowsにはハイバネーションというスリープ機能があります。このスリープモード入るとメインメモリの内容をそっくりSSDにバックアップ保存します。
ハ イバネーションがONになっている と、完全にスリープ状態になるごとにメモリ容量分、SSDの寿命が削れます。
一日平均6GBと言われるSSDの書き込み量ですがメインメモリが8GBの PCの場合、ハイバネーションがかかると約6GBの書き込みが発生します。
つまり一回のスリープで一日の寿命が削れることになります。2回ハイバネが作動したら3倍速で寿命が尽きます。
この設定をワンタッチでOFFにします。
■OSの復元ポイントをワンタッチアシスト
ク リーンインストールしている場合はあまり問題にならないのですがハードディスクから データを引越しした場合、ディスクがOSの復元ポイントを沢山蓄えている可能性があります。OSの自動更新がONになっていると大きな更新の度に復元ポイ ントが出来てディスク容量を消耗していきます。
この設定をワンタッチでアシストします。
■TRIMを有効にする
Windows7からSSD専用機能としてTRIMという機能を装備しました。TRIMは通常はONですがハードディスクから換装した時などこれがOFFになっている可能性が想定できます。「SSD最適化設定」はこの設定を明示的にONにします。
■プリフェッチ、スーパーフェッチの自動設定
Windowsにはプリフェッチ、スーパーフェッチという機能があります。これは良く使うファイルをメモリに先読みしておき高速化しようという機能です。この機能はSSDは高速のため不要といわれています。これに対して自動設定します。
■LPM(Link Power Management)の対応状況を確認する
SSDのトラブルの一つにLPM問題があります。LPM(Link Power Management)とは比較的新しい省電力設定です。
LPM問題とはいわゆる相性問題の一種です。本ソフトは接続しているディスクがLPMに対応しているかチェック確認します。および、Windowsの比較的深い階層にあるLPM関連の設定をワンタッチで変更できるようアシストします。
LPM問題はPC機材の組み合わせ、構築の仕方により問題が出る人と出ない人に分かれます。
「SSD最適化設定」はこの問題が起きる可能性の高い機材には注意を喚起し、もし発生した時には最短で回避する機能を提供します。
■デフラグの設定のアシスト
デ フラグとはディスク装置のメンテナンスを行うソフトです。ディスク装置は使用しているうち に内部のデータがちらかり速度が遅くなります。デフラグはこれを整理整頓して高速化します。デフラグはSSDとHDDで効果的な掛け方が異なります。本ソ フトはデフラグの設定をアシストします。
現在のWindowsはこのデフラグが標準で毎週自動実行するようになっています。この設定を初心者に判り易いようにガイドし設定をアシストします。デフラグのは煩雑な事にWindows8ではONが推奨であり、それ以前のOSではOFFが推奨です。
これらの設定はPCをDIYする人にとっては一般的な設定ですが初心者には敷居が高く問題を起こしやすいです。
「SSD最適化設定」はこれらの設定をワンタッチでチェックし説明しアシストします。
■URL
http://www.dnki.co.jp/content/view/185/79/
【配布形態】
フリーウェアとしてWebにて配布
2017年12月7日出荷開始
【動作環境】
・Windows VISTA, 7, 8, 8.1, 10では 32bit / 64bit に対応
XPは32bitに対応
※TRIMの設定はWindows7以後のOSで使用できます
※VSSの動作検証はVISTA以降で使用できます。
・空きメモリ512Mバイト以上
・ディスク容量20Mバイト
【再配布・特約店に関する事項】
・本ソフトは弊社サイトより無料配布します。
・再配布については弊社に問い合わせください。出版関係者に再配布を原則的に承諾します。
・SSDベンダー、販売店の場合は弊社と特約店契約を結んでいる会社にはブランディングして
無償提供します。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社電机本舗
TEL : 03-5449-7057(13:00〜17:00)
FAX : 03-3447-2775
E-mail : http://dnki.co.jp/w2/2016/06/15/mail/#more-515
郵便番号108-0074
東京都港区高輪1-2-16-6A