アウンコンサルティング発表 訪日台湾人のトレンド調査 〜リピーターに人気の観光地とは〜
[18/02/22]
提供元:DreamNews
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訪日外国人の中でも多い台湾人のリピーター層
■訪日台湾人の概況
2016年1月から12月の訪日台湾人数は、前年比13.3%増の約416万人(+49万人)に対し、2017年の1月から12月は、前年比9.5%増の約456万人(+39万人)(推計値)に達しました。訪日台湾人数は2012年から増加傾向にあり、2011年と2017年を比較すると359.2%増(+357万人)と大きく増加していることがわかります。
また、近年はアジア圏のリピーターが増加しており、台湾もリピーターが多い国の1つです。下の表にあるように2017年のリピーター数で訪日外国人全体と比較しても20%以上上回っており、台湾単体で見ても、リピーターの割合は少しずつ増加しています。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■訪日台湾人の都道府県別宿泊数
今回は、訪日台湾人の訪れる都道府県にはどのような変化があるのか、訪日台湾人と訪日外国人全体を比較いたしました。
「東京」「北海道」「沖縄」「京都」については、2015年から訪日台湾人の宿泊者数が減少しています。一方、「岡山」「青森」「群馬」「岐阜」「岩手」など、地方の都道府県の宿泊者数が増加傾向にあることが、「訪日台湾人の宿泊者増加数(2015年-2016年)」の表からわかります。「モノ消費」から「コト消費」へとトレンドが変化していく中で、主要観光地から離れ、新たな観光地を求め地方へ訪れる訪日台湾人が増えていると考えられます。
※都道府県別訪日外国人宿泊者数の上位10県を、色付けしています。
■訪日台湾人の都道府県別宿泊数と検索数
道府県別訪日台湾人宿泊者数の上位10県にて、「(県名) +旅遊」の検索数を調査したところ、宿泊者数で上位10県に入っている愛知県ですが、「愛知旅遊」での検索数はゼロでした。また、「千葉旅遊」の検索数についても、宿泊者数と比較して著しく少ない結果となりました。検索数が低い原因として、県名よりも観光地名の認知度の高さが予想されます。また、このグラフからは、宿泊する県名を入れた「(県名) +旅遊」のキーワード検索数が少なくても、観光地に近い場所や交通網の多い県には一定の宿泊者がいることが分かります。
※検索数において、「東京」の場合繁体字の「東京旅遊」で調査
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■都道府県名での検索数
なお、47都道府県全ての「(県名) +旅遊」の検索数を調査したところ、「東京」「北海道」「京都」「沖縄」の検索数は緩やかに伸びている一方、「大阪」のみ昨年比で-4%となっていることがわかりました。また、2015年から2017年までの検索数では、主要観光都市に加え、「青森」「富山」「岡山」など、地方の都道府県の検索数が上位となっていることがわかりました。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■観光地の検索数
2017年の検索数上位の地域や観光名所を調査したところ、検索数が著しく上昇しているのは「天橋立(京都)」「小樽運河(北海道)」「柳川(福岡県)」などの、自然の美しい観光地だということがわかりました。また、「東京スカイツリー(R)(東京)」「お台場(東京)」などの主要観光地やアミューズメント施設は緩やかではありますが減少傾向にあります。なお、検索数は少数ではありますが「妙高高原(新潟県)」「谷川岳(新潟県)」「成田山(千葉県)」「藻岩山(北海道)」など、山岳地帯の観光地への検索数が増加しています。特に「妙高高原(新潟県)」「谷川岳(新潟県)」の増加率は高く、「新潟旅行」の検索数の推移が2015年から2017年にかけて上昇していることから、山岳地帯の観光地を有する県の関心が高まっていることが分かります。また、諏訪湖においては昨年大ヒットを記録した「君の名は。」の街のモデルではなかと話題になっていることが要因なのか、2016年の9月から著しく増加しております。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■今後の訪日台湾人のトレンド
リピーターの増加に伴い、主要観光都市から日本ならではの景色が楽しむことができる地方圏の山岳地帯や、自然の美しい地域の観光地への関心が高くなってきていることが分かりました。また、「都道府県別宿泊数と検索数」の比較の結果から、「千葉旅遊」の検索数が宿泊者数に比べて著しく低いことから、有名な観光地やアミューズメント施設付近にある宿泊施設などのプロモーションをする際は「観光地名+施設名」などと対策をすると効果的なのではないかと推測します。
台湾は与那国島から111kmの距離にあり、山岳部以外は長い夏と短い冬の気候の国です。そのため日本のように雪景色や満開の桜、紅葉などを楽しめる場所も少なく、四季が満喫できる観光地を求めて日本に旅行している訪日台湾人も多いようです。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
調査概要
【調査主旨】
訪日台湾人のトレンド調査 〜リピーターに人気の観光地とは〜
【調査要綱】
・ 調査日:2018年1月22日 〜 2018年2月8日
調査対象時期:2011年1月〜2017年12月
プレスリリース本文に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
・ 本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。
■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。
アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国の海外7拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。
【インバウンドマーケティングのサービス概要】
URL:https://www.globalmarketingchannel.com/inboundservice/
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立]1998年6月8日
[本社]東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者]代表取締役 信太明
[資本金]341,136千円 (2017年8月末現在)
[URL]https://www.auncon.co.jp
[沿革]
1998年6月 千葉県松戸市で設立
1998年9月 福島県福島市へ本社移転
1999年10月 SEOコンサルティングを開始
2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始
2002年4月 東京都文京区に本社移転
2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立
2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
2010年11月 シンガポールに現地法人設立
2015年6月 フィリピンに現地法人設立
2016年10月 東京証券取引所二部市場上場
2017年9月 ベトナムに現地法人設立
■訪日台湾人の概況
2016年1月から12月の訪日台湾人数は、前年比13.3%増の約416万人(+49万人)に対し、2017年の1月から12月は、前年比9.5%増の約456万人(+39万人)(推計値)に達しました。訪日台湾人数は2012年から増加傾向にあり、2011年と2017年を比較すると359.2%増(+357万人)と大きく増加していることがわかります。
また、近年はアジア圏のリピーターが増加しており、台湾もリピーターが多い国の1つです。下の表にあるように2017年のリピーター数で訪日外国人全体と比較しても20%以上上回っており、台湾単体で見ても、リピーターの割合は少しずつ増加しています。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■訪日台湾人の都道府県別宿泊数
今回は、訪日台湾人の訪れる都道府県にはどのような変化があるのか、訪日台湾人と訪日外国人全体を比較いたしました。
「東京」「北海道」「沖縄」「京都」については、2015年から訪日台湾人の宿泊者数が減少しています。一方、「岡山」「青森」「群馬」「岐阜」「岩手」など、地方の都道府県の宿泊者数が増加傾向にあることが、「訪日台湾人の宿泊者増加数(2015年-2016年)」の表からわかります。「モノ消費」から「コト消費」へとトレンドが変化していく中で、主要観光地から離れ、新たな観光地を求め地方へ訪れる訪日台湾人が増えていると考えられます。
※都道府県別訪日外国人宿泊者数の上位10県を、色付けしています。
■訪日台湾人の都道府県別宿泊数と検索数
道府県別訪日台湾人宿泊者数の上位10県にて、「(県名) +旅遊」の検索数を調査したところ、宿泊者数で上位10県に入っている愛知県ですが、「愛知旅遊」での検索数はゼロでした。また、「千葉旅遊」の検索数についても、宿泊者数と比較して著しく少ない結果となりました。検索数が低い原因として、県名よりも観光地名の認知度の高さが予想されます。また、このグラフからは、宿泊する県名を入れた「(県名) +旅遊」のキーワード検索数が少なくても、観光地に近い場所や交通網の多い県には一定の宿泊者がいることが分かります。
※検索数において、「東京」の場合繁体字の「東京旅遊」で調査
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■都道府県名での検索数
なお、47都道府県全ての「(県名) +旅遊」の検索数を調査したところ、「東京」「北海道」「京都」「沖縄」の検索数は緩やかに伸びている一方、「大阪」のみ昨年比で-4%となっていることがわかりました。また、2015年から2017年までの検索数では、主要観光都市に加え、「青森」「富山」「岡山」など、地方の都道府県の検索数が上位となっていることがわかりました。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■観光地の検索数
2017年の検索数上位の地域や観光名所を調査したところ、検索数が著しく上昇しているのは「天橋立(京都)」「小樽運河(北海道)」「柳川(福岡県)」などの、自然の美しい観光地だということがわかりました。また、「東京スカイツリー(R)(東京)」「お台場(東京)」などの主要観光地やアミューズメント施設は緩やかではありますが減少傾向にあります。なお、検索数は少数ではありますが「妙高高原(新潟県)」「谷川岳(新潟県)」「成田山(千葉県)」「藻岩山(北海道)」など、山岳地帯の観光地への検索数が増加しています。特に「妙高高原(新潟県)」「谷川岳(新潟県)」の増加率は高く、「新潟旅行」の検索数の推移が2015年から2017年にかけて上昇していることから、山岳地帯の観光地を有する県の関心が高まっていることが分かります。また、諏訪湖においては昨年大ヒットを記録した「君の名は。」の街のモデルではなかと話題になっていることが要因なのか、2016年の9月から著しく増加しております。
※表が見にくい場合は以下URLよりご確認ください。
https://www.auncon.co.jp/webunit/auncon/corporate/2018/0222.html
■今後の訪日台湾人のトレンド
リピーターの増加に伴い、主要観光都市から日本ならではの景色が楽しむことができる地方圏の山岳地帯や、自然の美しい地域の観光地への関心が高くなってきていることが分かりました。また、「都道府県別宿泊数と検索数」の比較の結果から、「千葉旅遊」の検索数が宿泊者数に比べて著しく低いことから、有名な観光地やアミューズメント施設付近にある宿泊施設などのプロモーションをする際は「観光地名+施設名」などと対策をすると効果的なのではないかと推測します。
台湾は与那国島から111kmの距離にあり、山岳部以外は長い夏と短い冬の気候の国です。そのため日本のように雪景色や満開の桜、紅葉などを楽しめる場所も少なく、四季が満喫できる観光地を求めて日本に旅行している訪日台湾人も多いようです。
今後もインバウンド領域における検索市場からみなさまに有益な情報をお伝えできるよう努めてまいります。
調査概要
【調査主旨】
訪日台湾人のトレンド調査 〜リピーターに人気の観光地とは〜
【調査要綱】
・ 調査日:2018年1月22日 〜 2018年2月8日
調査対象時期:2011年1月〜2017年12月
プレスリリース本文に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
・ 本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。
■アウンコンサルティングのインバウンドマーケティングサービスのご紹介
インバウンドマーケティングは国によって、訪日回数や観光先など好まれるポイントや消費金額が異なるため、各国ごとに適したマーケティングを行うことが必要です。
アウンコンサルティングは弊社現地拠点リソースや蓄積ノウハウを活用し、対象国にあわせて最適な施策を組み合わせ、認知・販促効果の最大化を支援致します。
アウンコンサルティングでは、SEO(検索エンジン最適化)、PPC(検索連動型広告)、ソーシャルメディア、スマートフォン広告などのグローバルマーケティングサービスを、日本語だけではなく、外国語も対象に行っています。現在48の国と地域にサービス実績があり、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語やその他の外国語にも幅広く対応しています。また、台湾、香港、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、韓国の海外7拠点を生かし、アジアの現地情報やグローバルインターネットマーケティングにおけるナレッジを蓄積しております。グローバルマーケティングについて、また、現地情報の収集の際にも是非ご相談ください。
【インバウンドマーケティングのサービス概要】
URL:https://www.globalmarketingchannel.com/inboundservice/
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容]
東京、沖縄、台湾、香港、フィリピン、タイ、シンガポール、韓国のアジア8拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業及びアセット事業を展開
[設立]1998年6月8日
[本社]東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者]代表取締役 信太明
[資本金]341,136千円 (2017年8月末現在)
[URL]https://www.auncon.co.jp
[沿革]
1998年6月 千葉県松戸市で設立
1998年9月 福島県福島市へ本社移転
1999年10月 SEOコンサルティングを開始
2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設
2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始
2002年4月 東京都文京区に本社移転
2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設
2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立
2010年6月 台湾・台北に現地法人設立
2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立
2010年11月 シンガポールに現地法人設立
2015年6月 フィリピンに現地法人設立
2016年10月 東京証券取引所二部市場上場
2017年9月 ベトナムに現地法人設立