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マイナンバーカードとブロックチェーン技術を用いた国内初のネット投票システムを構築 〜 つくば市で行われたネット投票の実証実験に成功 〜


 株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也、以下「パイプドビッツ」)は、国内初となるマイナンバーカードとブロックチェーン技術を用いたネット投票システムを構築しました。本ネット投票システムは、8月28日につくば市で開催された「平成30年度つくば Society 5.0 社会実装トライアル支援事業」を選出するコンテストの最終審査に導入され、ネット投票において難しいとされる投票の正当性、秘密投票、非改ざん性を実証できましたので、併せてご報告いたします。

■ ネット投票の課題
 自身のスマートフォンやパソコンからネット投票が可能になれば、投票率の向上や開票作業の効率化が期待できる反面、ネット投票の実現には対処すべき課題が数多く存在します。

1.なりすましや重複投票を防ぎ、「投票の正当性」を証明
 投票権の条件を満たしており、投票者本人による投票であることに加え、投票は一人一票であることを証明する必要があります。

2.投票内容を他人に知られることがない、「秘密投票」を証明
 一番難しいとされるのが、「秘密投票主義の維持」です。システムで投票を行う場合も、誰がどの候補者に投票したのかを知られない仕組みにする必要があります。

3.投票データの消失を防ぎ、「データの非改ざん性」を証明
 投票システムのセキュリティに脆弱性があると、サイバー攻撃により投票結果を改ざんされる恐れがあります。システム障害やセキュリティへの対策が求められます。

■ 投票の流れ
 つくば市で実施した実証実験では、つくば市役所を含む数カ所に投票所を設け、設置されたカードリーダーでマイナンバーカードの情報を読み込んだのち、パソコンの画面で投票が行える仕様となります。

■ 本システムで実証したこと
1.マイナンバーカードによる本人認証で「投票の正当性」を証明
 マイナンバーカードの情報を読み取ることで投票権を有することを証明し、電子証明書の署名用パスワードを入力することで投票者本人による投票であることを証明しました。

2.公開鍵暗号基盤により「秘密投票」を実現
 マイナンバーカードに含まれる公開鍵/秘密鍵のキーペアと、独自で用意した公開鍵/秘密鍵を活用することで、投票内容を暗号化し、投票者情報と投票内容を分離して管理しました。これにより、システム管理者であっても投票者情報と投票内容を紐づけて知ることはできない仕組みにし、秘密投票を実現しました。

3.ブロックチェーン技術による「データの非改ざん性」を証明
 投票者情報と投票内容を別々のサーバで管理するとともに、データの改ざんが困難なブロックチェーン技術(※:Ethereum)によって処理することで、投票データの改ざんや消失を防止しました。
ブロックチェーンは、分散型台帳技術とも呼ばれ、ネットワークを通じて情報を共有し、取引を分散して記録するのが特徴です。データの一部が改ざんされても他に同じデータが保存されているため、データの改ざんを防げます。
 このブロックチェーン技術は、オンライン上で公開される情報の透明性や公平性が高く、住民投票などの公共サービスとして活用するのにも効果的とされており、ロシアやスイスでは、すでにブロックチェーンを活用した電子投票システムの実証実験が行われ、ブロックチェーン技術を選挙や投票に活用しようとする動きが広まっています。



【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000180127&id=bodyimage1

【本人確認画面】
マイナンバーのパスワードを入力することで、本人認証を行う




【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000180127&id=bodyimage2

【投票選択画面】




【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000180127&id=bodyimage3

実際にネット投票を体験するつくば市の五十嵐市長


 パイプドビッツは、今後も積極的に研究開発を進め、ブロックチェーンやマイナンバーを活用した技術力の向上およびサービス開発に努めてまいります。

(※)Ethereum(イーサリアム)
イーサリアムとは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、および関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称。

■「スパイラル(R)」とは
 「スパイラル(R)」は、官公庁、金融、サービス、教育機関など、幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模の情報資産プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
URL: https://www.pi-pe.co.jp/spiral-series/spiral-suite/

■ 株式会社パイプドビッツ概要
 情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」をはじめ、情報資産プラットフォームを活用したソリューションを提供しています。「情報資産の銀行」というビジョンを掲げ、顧客情報や製品情報、従業員情報など、現代社会で最も重要な資産のひとつである「情報資産」を、インターネットを通じてお客様から安心・安全な環境でお預かりし、有効活用していただくサービスを展開しています。

所在地  : 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者  : 代表取締役社長CEO 林 哲也
事業内容 : 情報資産プラットフォーム事業、広告事業、ソリューション事業
URL    : https://www.pi-pe.co.jp/

■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社パイプドビッツ
販売促進部 高橋
TEL:03-5575-6601

■ 報道関係者様お問い合わせ先
パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
広報部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail :pr@pipedohd.com

※「スパイラル」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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