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本年度「佐々木喜善賞」受賞の画家、菅野麻衣子氏の新作展を開催。東京では2年ぶりの個展に。

合資会社サブライム(東京都目黒区、代表社員 : 吉田広二)は、2018年10月5日(金)から10月14日(日)まで、仙台市在住の画家、菅野麻衣子氏の新作個展を、東京・恵比寿の「AL」(東京都渋谷区恵比寿南)にて開催いたします。

〈優美なタッチ、シュールな着想の少女画が人気〉
 少女たちをメインモチーフにしながら、私たちの日常と空想の行間に横たわっている微妙な情感を丁寧な筆使いで描き続けているのが、菅野麻衣子氏です。絵の人物たちは子どものような身体バランスを持ちますが、それらは菅野氏自身の分身のようであり、老若男女問わず共感できる一人芝居を演じて魅了するように見るものの心へ入り込んでいきます。絵のシーンの前後に長い物語性が感じられ、深読みしたくなるディテールが満載。アクリル絵具によるオーソドックスで鮮烈な塗りと、見るものをワクワクさせるカラー設計、そして着想豊かな構図の掛け合わせにより比類のない世界観を構築しており、また濃淡の使い分けだけで魅せる細やかな鉛筆画も大人気です。
 仙台を拠点に国内外で活発に作品発表を続ける一方で、ロックバンド「Brian the Sun」の数々のCDカバーでも知られるなど、広告や商業デザインに近接する分野でも彼女の才能は高く評価されています。2018年には「遠野物語」のオシラサマの物語を独自の解釈で再構成した絵画で、佐々木喜善賞を受賞。ますます注目度を高めているところです。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000181766&id=bodyimage1

〈アンデルセン童話や遠野物語を題材に〉
 本展は、菅野氏にとって2年ぶりとなる東京での個展です。「アンデルセン童話」「グリム童話」「遠野物語」などのストーリーからインスパイアを受け、それらの断章と作者自身のイマジネーションの交錯をテーマにした新作をメインに、大小の作品約30点を展示いたします。「本からページが抜け落ちてどこかに漂っていくように、絵の世界を膨らませてみたい」との意欲がタイトルに。アクリル画や鉛筆画に加え、それらを混合させた新しいタッチのシリーズも披露いたします。また、自作カレンダーやオシラサマブローチなどの新作雑貨類も紹介・販売いたします。
(上写真は、「有名なふたり」水彩紙にアクリル絵具、410×318mm)

【開催概要】
タイトル : 菅野麻衣子 漂流ページ
会期 : 2018年10月5日(金)〜 14日(日)
会場 : AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
開館時間 : 12:00〜19:00 最終日のみ〜18:00 会期中は無休

【会場】
AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
T.03-5722-9799
開廊時間:12PM - 7PM 最終日のみ6PMまで 会期中は無休
http://www.al-tokyo.jp

【アーティストについて】
菅野麻衣子(かんのまいこ)画家
1983年、宮城県生まれ。2006年、東北生活文化大学生活美術学科を修了。以後、精力的に作品制作と国内外での展示活動を展開中。ロックバンド「Brian the Sun」のCDジャケットや仙台市交通局のICカード乗車券「イクスカ」の券面デザインでも知られる。近年の個展に「あの子の家には屋根がない」(2017年、dmoarts)、「ダイアモンド」(2018年、仙台三越 アートギャラリー)など。2018年、佐々木喜善賞(遠野文化奨励賞)を受賞。
http://maikokanno.jp/



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