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3D生体認証や顔認識、イメージングのコスト削減を可能にするソリューションを提案

ams（日本法人：amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー　岩本桂一）は本日、クアルコム傘下のクアルコムテクノロジーズと合同で、3Dイメージングやスキャニング、特に生体顔認証などの携帯電話用アプリケーションに向けた、3Dデプスセンシングカメラソリューションに向けての技術的な取り組みに注力していくことを発表しました。

amsの高度なVCSEL光源と、大量生産で実績のあるウエハーレベルの光学素子を組み合わせた光学的な赤外線パターン技術、およびQualcomm（R） SnapdragonTM Mobile Platformsを統合し、両社はAndroidベースの携帯電話向けのアクティブ3Dステレオカメラソリューションのリファレンス設計を、導入しやすいコストで作るという目標を定めました。このプラットフォームソリューションの使用例には、ダイナミックデプス顔認識のほかにも、安全なオンラインペイメントに必要な顔認識などの高度な3Dイメージングが求められるフロントフェーシングアプリケーションも含まれます。

クアルコムテクノロジーズ、製品管理部門シニアバイスプレジデント、キース・クレシン氏は次のように述べています。「クアルコムテクノロジーズは、アクティブデプスカメラソリューションを顧客に届けることに尽力しています。amsとともに、将来的にこれらのデプスセンシングソリューションを消費者に届けるという目標のもとで、このリファレンス設計を開発し商品化できることに興奮しています」

ams、CEO、アレクサンダー・エヴァークはこの発表に関して次のようにコメントしています。「amsは、Active Stereo Vision、Structured Light、Time-of-Flight（ToF）という3つの3Dテクノロジーに対応するべく特別に設計した、あらゆる赤外線照明デバイスを提供しています。これらの優れた能力を、クアルコムテクノロジーズのアクティブステレオカメラソリューション向けのモバイルアプリケーションプロセッサとともに活用することは、じつに刺激的なチャンスです。私たちは、商品化までの時間を短縮し、Androidベースのスマートフォンおよびモバイルデバイス向けの高品質3Dセンシングソリューションを広い範囲で利用できるようにしていきたいと思っています。今回の発表内容はそのために踏み出す一歩となります」