mo4ma 第1回有識者座談会(前編) テーマ:商品開発、事業開発の過去、現在、そしてミライ 開催報告
[18/11/30]
提供元:DreamNews
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マーケティング支援のテンプロクシーとウェルコインターナショナルが展開する進化型マーケティング・クラウドソーシングサービスmo4maは、11月14日(水)に「商品開発、事業開発の過去、現在、そしてミライ」をメインテーマに、マーケティング各分野で経験豊富なメンバによる【座談会】を開催致しました。
企業動向から、消費動向、市場、社会環境まで、各専門分野で問題意識を持つメンバによる意見交換を通じて、改めて、「商品」と「事業」の現状と今後の課題が浮き彫りになりました。
▼△ mo4ma 第1回有識者座談会(前編)
・テーマ :商品開発、事業開発の過去、現在、そしてミライ
・開催日時:11月14日(水)15時〜19時 会場:原宿 ウェルコインターナショナル インタビュールーム
【座談会メンバ】
・事業開発、マーケティング戦略分野:早稲田大学 大学院経営管理研究科 木村教授
・消費財製品開発分野:元ホンダN-Box開発統括 繁氏
・マーケティングコミュニケーション分野:インターテクスト代表 海野氏
・感性アプローチ開発分野:ウェルコ代表 日置
・一般消費財開発分野:元雪印メグミルク、マーケティングコンサルタント 山崎氏
モデレータ:テンプロクシー代表 武道
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage1】
●座談会メンバの最近の注目、関心事は?
・木村教授:Amazonの事業構想、ビジネスモデル、展開力について改めて調査、研究中、他方で、Amazonに対抗する日本の商流としてコープ、生活協同組合も関心事
・繁氏:9月の台風被害にあった関西空港での旅行者インタビューで「こんなに英語の通じない空港は初めてだ」とのニュースを見て、日本の実態に唖然
・海野氏:パン屋やデリ店の増加、それに呼応した駅や地下鉄でパンなどを食べる人の増加に注目
・山崎氏:CtoCビジネスやハンドメイドマーケットなど個人主導のビジネスが関心事
・日置氏:サブスクリプション型定額サービスを通じた新しい消費動向に注目
●「商品」現状と問題認識は?
座談会メンバに自身の消費スタイルを起点に、消費動向や商品価値に関して意見交換した結果、「商品」の現状と問題認識は、“面白いもの”、“役立つもの”、“欲しいもの”、“必要なもの”、“十分なもの”、“つまらないもの”、“危ういもの”と、商品に対する期待の温度差から7つの要素に集約されました。(7つの要素をマインドマップで作成)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage2】
”十分なもの“には期待値が低い一般消費財が”、つまらないもの”には自動車やロングセラー商品の減少傾向など、期待に応えてくれない商品群が、“必要なもの”には人の本質を突いた商品やグローバル性のある商品など、より普遍的な商品への希求があります。
他方、商品と消費の関係性が個別性を帯びる“欲しいもの“や”役立つもの”、“面白いもの“に位置する嗜好性の高い消費群にあっては、商品そのものよりも、商品で”変わる自分“の期待値へと対象がシフトしています。ここ数年、商品開発の潮流になっているユーザエクスペリエンスという価値観が、今後ますます本流となることを予感させます。
●「事業」現状と問題認識は?
「事業」の現状と問題認識は、”マーケティング”、“技術”、“経営”、“バリューチェーン”、“(人の)特徴”、“組織”の6点に集約されました。失われた20余年の停滞は、“マーケティング“には旧態依然の体質、”技術”には保守的な商品開発、経営“にはイノベーションマインドの欠如、そして“組織”にはモチベーションの欠如、などが悪循環となり、日本人の特性とも相まって、事業革新の困難性を浮き彫りにしました。(6点をマインドマップで作成)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage3】
深刻さの増す状況下、大企業とスタートアップベンチャーの共創やネットを活用した商流、物流の再構築など、事業革新の突破口として“バリューチェーン”による様々な取組みが行われていますが、悪循環を打破する勢いに欠け、今後も混沌とした状況が続くものと予想されます。
◇座談会開催報告ページ◇ https://www.mo4ma.org/blogs/post/SIG-MTG_review
座談会の後編では、前編で認識された「商品」と「事業」の様々な問題、難題に対するミライの処方箋やアプローチ方法について議論、考察します。
開催は、新年の1月上旬を予定しています。
△▼What is mo4ma?
mo4ma(mothership for marketers)は、新製品・サービス開発や新事業開発に取り組む開発組織とそれらの開発に参画するスキルフルなマーケターが業種、組織を超えて結びつき(Connecting)、共同(Cooperation)、協力(Collaboration)できる進化型のクラウドソーシングサービスです。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage4】
◇専用WEBサイト◇ https://www.mo4ma.org
□お問合せ■
当サービスに関するお問合せは、以下のお問合せページ、お電話、またeメールアドレス宛てにご連絡ください。
◇お問合せページ◇ https://www.mo4ma.org/contact
・株式会社ウェルコインターナショナル mo4maマーケティングプロジェクト
●email◇ info@mo4ma.org または info@wellco.org
●tel.03-6418-5519
企業動向から、消費動向、市場、社会環境まで、各専門分野で問題意識を持つメンバによる意見交換を通じて、改めて、「商品」と「事業」の現状と今後の課題が浮き彫りになりました。
▼△ mo4ma 第1回有識者座談会(前編)
・テーマ :商品開発、事業開発の過去、現在、そしてミライ
・開催日時:11月14日(水)15時〜19時 会場:原宿 ウェルコインターナショナル インタビュールーム
【座談会メンバ】
・事業開発、マーケティング戦略分野:早稲田大学 大学院経営管理研究科 木村教授
・消費財製品開発分野:元ホンダN-Box開発統括 繁氏
・マーケティングコミュニケーション分野:インターテクスト代表 海野氏
・感性アプローチ開発分野:ウェルコ代表 日置
・一般消費財開発分野:元雪印メグミルク、マーケティングコンサルタント 山崎氏
モデレータ:テンプロクシー代表 武道
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage1】
●座談会メンバの最近の注目、関心事は?
・木村教授:Amazonの事業構想、ビジネスモデル、展開力について改めて調査、研究中、他方で、Amazonに対抗する日本の商流としてコープ、生活協同組合も関心事
・繁氏:9月の台風被害にあった関西空港での旅行者インタビューで「こんなに英語の通じない空港は初めてだ」とのニュースを見て、日本の実態に唖然
・海野氏:パン屋やデリ店の増加、それに呼応した駅や地下鉄でパンなどを食べる人の増加に注目
・山崎氏:CtoCビジネスやハンドメイドマーケットなど個人主導のビジネスが関心事
・日置氏:サブスクリプション型定額サービスを通じた新しい消費動向に注目
●「商品」現状と問題認識は?
座談会メンバに自身の消費スタイルを起点に、消費動向や商品価値に関して意見交換した結果、「商品」の現状と問題認識は、“面白いもの”、“役立つもの”、“欲しいもの”、“必要なもの”、“十分なもの”、“つまらないもの”、“危ういもの”と、商品に対する期待の温度差から7つの要素に集約されました。(7つの要素をマインドマップで作成)
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage2】
”十分なもの“には期待値が低い一般消費財が”、つまらないもの”には自動車やロングセラー商品の減少傾向など、期待に応えてくれない商品群が、“必要なもの”には人の本質を突いた商品やグローバル性のある商品など、より普遍的な商品への希求があります。
他方、商品と消費の関係性が個別性を帯びる“欲しいもの“や”役立つもの”、“面白いもの“に位置する嗜好性の高い消費群にあっては、商品そのものよりも、商品で”変わる自分“の期待値へと対象がシフトしています。ここ数年、商品開発の潮流になっているユーザエクスペリエンスという価値観が、今後ますます本流となることを予感させます。
●「事業」現状と問題認識は?
「事業」の現状と問題認識は、”マーケティング”、“技術”、“経営”、“バリューチェーン”、“(人の)特徴”、“組織”の6点に集約されました。失われた20余年の停滞は、“マーケティング“には旧態依然の体質、”技術”には保守的な商品開発、経営“にはイノベーションマインドの欠如、そして“組織”にはモチベーションの欠如、などが悪循環となり、日本人の特性とも相まって、事業革新の困難性を浮き彫りにしました。(6点をマインドマップで作成)
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深刻さの増す状況下、大企業とスタートアップベンチャーの共創やネットを活用した商流、物流の再構築など、事業革新の突破口として“バリューチェーン”による様々な取組みが行われていますが、悪循環を打破する勢いに欠け、今後も混沌とした状況が続くものと予想されます。
◇座談会開催報告ページ◇ https://www.mo4ma.org/blogs/post/SIG-MTG_review
座談会の後編では、前編で認識された「商品」と「事業」の様々な問題、難題に対するミライの処方箋やアプローチ方法について議論、考察します。
開催は、新年の1月上旬を予定しています。
△▼What is mo4ma?
mo4ma(mothership for marketers)は、新製品・サービス開発や新事業開発に取り組む開発組織とそれらの開発に参画するスキルフルなマーケターが業種、組織を超えて結びつき(Connecting)、共同(Cooperation)、協力(Collaboration)できる進化型のクラウドソーシングサービスです。
【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000185735&id=bodyimage4】
◇専用WEBサイト◇ https://www.mo4ma.org
□お問合せ■
当サービスに関するお問合せは、以下のお問合せページ、お電話、またeメールアドレス宛てにご連絡ください。
◇お問合せページ◇ https://www.mo4ma.org/contact
・株式会社ウェルコインターナショナル mo4maマーケティングプロジェクト
●email◇ info@mo4ma.org または info@wellco.org
●tel.03-6418-5519