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Kudanが超精密・大規模マップ生成のマイルストーンを達成 〜より高密度、広範囲なマップにより商業利用の幅が拡大〜

Deep Techの代表技術とされている人工知覚(AP: Artificial Perception)の研究開発企業であるKudan株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役大野智弘、以下Kudan)は、2019年1月31日、技術開発における重要なマイルストーンの達成を発表しました。本マイルストーンにおいて、10億点以上からなるギガポイントマップの生成を可能にする独自のSLAM Map(3次元点群)技術の開発を完了しました。このマップは広域をカバーすると同時に、パスファインダーやAIなどの応用技術がより高性能を発揮できるようにするものです。

「この大きなマイルストーンを人工知覚技術において達成できたことは技術者として非常に喜ばしいことです」と、Kudan Limited(英国、ブリストル) CTOのJohn Williamsは述べています。「我々の人工知覚技術をより幅広く使われるためには複層化レベルでのマップ作成は重要な一歩です」。

公開されたデモ動画では、カメラとLiDARを入力としてリアルタイムに生成した高密度かつ広範囲な点群が確認できます。点群は、実空間の数キロ四方の領域に対応した数十億点のデータから構成され、3次元形状を極めて詳細に示すとともに、センサの位置認識やトラッキングも可能にするビジュアル特徴量を格納しています。

従来と比べて圧倒的に点数の大きなマップ生成は、自動運転だけでなくスマートシティ、デジタルツイン等にも有効な技術であり、さらにAI等の点群を応用する技術がより効果的に機能するために必須となります。

【画像 http://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000188451&id=bodyimage1

【Deep Tech(ディープテック)とは】
深層技術とも呼ばれるDeep Techは、文字通り「産業の深層に潜る技術」であり、自らが基盤として他技術による応用を可能にするものを指します。他の要素技術を応用する技術や、ユーザ数やビジネスモデルで差別化するプラットフォーム等と異なり、幅広い応用力やハードやOSに依存しない汎用性があります。特定の技術領域や産業での利用を想定されたものではなく、幅広い範囲で多様な普及が見込めるものです。

【マイルストーンとは】
Deep Techの世界では技術開発の進展は新機能の追加やパフォーマンスの向上だけでは正確に計測できないため、技術的な視点からのマイルストーンを設定して管理・計測します。

【技術ブログ】
https://www.kudan.eu/kudan-news/gigapoint-slam/
https://twitter.com/KudanNews/status/1090802092405473280

【Kudan株式会社について】
Kudanは機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。
現在、KudanはDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいて事業展開を推進しており、独自の人工知覚(AP)技術に加えて、人工知能(AI)や IoT(Internet of Things)との技術融合に向けたMachine Perception(機械知覚)Deep Perception(深層知覚)やNeural Perception Network(知覚ニューラルネットワーク)に関する研究開発を行っています。
・会社紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=gMJb93yNOVo

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役 大野 智弘

■問い合わせ先
hello@kudan.eu

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