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大多数の学生が業界のイメージに変化 進路選択に希望を持った学生も 新潟大学で“最先端のMR技術”と“建設業の可能性”を伝える 企業と大学の連携で授業を実施 1月17日講義を担当 

建設工事の請負・企画・設計等を行う小柳建設株式会社(本社:新潟県三条市)の代表取締役社長 小柳卓蔵は、新潟大学で実施された授業“新潟の企業の魅力を探る”にて、2019年1月17日に講義を行いました。

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この授業科目は、新潟大学の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の一環として、新潟を創生できる人材の育成のために、新潟の歴史・文化・産業等について学ぶ地域志向科目の一つとして開講されました。

今回の講義は “新潟に拠点を持ちながら世界に通用する事業を行う企業”として新潟大学より依頼があった7社が、2018年12月から2019年1月の間で各1回の講義を担当しました。
当社の講義では、日本マイクロソフト株式会社との協業プロジェクトである3次元データを用いた現場管理業務支援システム「Holostruction(ホロストラクション)」を始め、様々なIT技術を活用した今後の建設業界の展望を学生に伝えています。

■学生からは「進路に悩んでいたが希望が見えた」との声も
現在の新潟県は人口減少傾向であり、特に若い労働力の減少が問題になっています。多くの学生が新潟県内の企業の魅力を知る機会がないまま他の地域で就職をしている状況もあります。学生が新潟地域の企業の魅力を知ることで、若者の定着につながることを目指した講義を新潟大学と地元企業が協働で実施しています。
講義を行った7社の業種も様々で、受講する学生の学部も全学部対象でした。
当社の小柳の講義の感想では「この先どのように進路を決めようか悩んでいたが、小柳建設のように業界ごと変革していきたいという会社もあるということが分かり希望が見えた」「建設業にはあまり好感を持っていなかったが、今回の講義を聞いて建設業に新たな風を吹かせる企業がいると知り、建設業界の希望のようなものを感じ、好感が持てるようになった」などの声がありました。
また「大企業に就職したいと思っていたが、中小企業だからこそ時代に沿って改革していけるとわかり、考え方が変わった」との感想もあり、数名の学生からは「自分自身の今後を考えるきっかけになった」と、仕事や就職に対しての意識の変化を感じた人もいました。

小柳は、受講した学生に「世界の時間の流れは日本より圧倒的に早い。新潟を学校、自治体、企業の産官学が協業し、企業が集まり、地域経済の活性化が実現する“シアトル”のような都市にしたい」との目指す姿も伝えました。

■今後は学生との協働プロジェクトの実施も
当社は、将来の日本を担う若い世代が、世界で活躍できる人材になるよう、社内のインターンシップをはじめ、地域とも連携した協働プロジェクトの実施を検討しています。学生の柔軟で新しい発想を用いて新潟を活性させる力にすることで「働きたい町」にしていくことを目指しています。
また、当社が取り組む「Holostruction」の活用は、実際の建造物を建てることが出来ない学生が3次元で実寸大を確認することが出来、教育の面でも活用することが出来ます。今後は全国各地の学生に向けても新しい技術に触れる機会を積極的に提供していきます。

<Holostruction>
「Holostruction」は、日本マイクロソフト株式会社との協業プロジェクトであり、自己完結型ホログラフィックコンピューター『Microsoft HoloLens』(マイクロソフト・ホロレンズ、以下ホロレンズ)を活用した業務支援システムです。当社は建設業で実用化できるよう、アプリケーションを共同開発しています。
「Holostruction」はホロレンズを装着することで会議室にいながら建設現場で工事を進めていくイメージを見ることができます。危険な現場も施工前に3次元画像を確認しながら打ち合わせをすることができます。また、施工スケジュールに沿って工事の進み方も確認ができ、空間に浮かんで見える映像は100分の1のサイズから実物大まで、見る角度や場所なども自由に動かすことができます。
通信環境がある場所であれば、遠隔にいても同じ画像を見ながら打ち合わせをすることができ、情報の共有だけでなく、事業決定も迅速に行えるようになります。
当社は「Holostruction」の取り組みを建設業界に広げ、働き方が変わることを目指しています。

◆小柳建設株式会社について
当社は、1945年に代表 小柳卓蔵の祖父が日本の復興への思いから材木業を営む企業として創業しました。1989年に二代目として現会長である代表の父が社長となり、創業者の思いを受け継ぎながら環境保全事業やローコストマンション事業など新しい分野に事業を拡大し100億円規模の企業へと成長させました。
2014年6月より現代表が社長となり、昔ながらの風習が根強い建設業界に対して「急速に進むデジタル化社会の中で、建設業をどう変革していくか」と、当社だけではなく業界の変革の必要性を感じ、建設業におけるICT全面的活用を企業として推進していくことに取り組んでいます。現在の日本社会はもちろんの事、世界規模で時代の流れが急激に変化しています。目に見えないインフラ整備は着々と進み、IoTやAI(人工知能)など、IT化が凄まじいスピードで進化を遂げ、世界に広がっています。しかし、建設業界でもいろいろな取り組みはありますが、昔ながらの「考え方」、「風習」のようなモノに縛られているのが現状です。
当社は取引先のお客様だけでなく、地域の方々に喜んでいただける会社を作っていくために急激に進む社会環境の変化に「ついていく」ということではなく、「時代を引っ張る」存在となり、先端技術を地域の方々に提供する使命があると考えています。
業界を率先して技術を学び、人の為、世の為に懸命に働く大人の姿を次世代の子供達に見せながら、お客様のニーズをとらえることはもちろんの事、災害から地域を守り「カッコイイ仕事」をする会社を目指しています。

【会社概要】
社名:  小柳建設株式会社
代表:  代表取締役社長 小柳卓蔵
住所:  新潟県三条市東三条1-21-5
【東京支店:東京都千代田区飯田橋2-9-3】
社員数: 294人(2018年10月現在)
資本金: 3億円
電話:  0256-32-0006
URL:   http://n-oyanagi.com/
設立:  1945年(昭和20年)11月
事業内容:1.建設工事の請負、企画、設計、監理およびコンサルティング業務
2.不動産の販売、交換、賃貸、仲介およびその管理ならびにコンサルティング業務
3.住宅の建設および販売ならびに土地の造成および販売
4.地域開発、都市開発、環境整備等の事業ならびにこれらに関する請負、企画、設計、監理およびコンサルティング業務
5.労働者派遣事業法に基づく労働者派遣業務
6.公共施設の管理、運営業務
7.遺跡・文化財の調査、測量、整理作業、報告書作成、保存活用、支援業務並びに
コンサルティング業務
8.自然エネルギー等による発電事業及びその運営・管理ならびに電気の供給、販売等に関する業務





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