Avast、日本の3世帯に1世帯が脆弱なスマートホームデバイスを所有していることを明らかに
[19/02/26]
提供元:DreamNews
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〜日本の23万回線のホームネットワークをスキャンした結果、スマートホームの新たな脆弱性を発見〜
・日本の世帯の29%が少なくとも1台の脆弱なデバイスを保有、ホームネットワーク全体がリスクにさらされている (世界平均: 41%)
・日本の家庭用ルーターの57%が脆弱な状態 (世界平均: 60%)
・ルーターやネットワーク機器以外に、メディアストリーミング端末、防犯カメラ、プリンターは極めて脆弱な状態
セキュリティソフトのベンダーであるAvastは本日、世界のスマートホームデバイスの40%がサイバー攻撃に対して脆弱な状態であることを発表しました。今回発表した「Avast Smart Home Report 2019」は、全世界で1,600万回線以上のスマートホーム・ネットワークから得られた洞察を明らかにしており、日本の家庭の38%は、5台以上のスマート機器を所有しており、こうしたデジタル世帯の29%には少なくとも1台の脆弱なネットワーク機器が存在していることが明らかになりました。脆弱なデバイスが1台でもあれば、ホームネットワーク全体のセキュリティを脅かすことになるため、今回の結果は多くの家庭がIoT (モノのインターネット) デバイスのリスクにさらされていることを物語っています。
Avastのコンシューマー部門プレジデントであるオンドレイ・ヴルチェク (Ondrej Vlcek)は、次のように述べています。「人々はスマートTVでお気に入りのNetflixシリーズを見たり、ベビーモニターをホームネットワークに接続したりしますが、こうしたデバイスのセキュリティを維持する方法はあまり知られていないのが現状です。悪意あるハッカーは脆弱なデバイスが1台でもあれば、ネットワークに侵入して他のデバイスにアクセスし、リアルタイムの動画や音声へアクセスしたり、保存されている個人情報を入手することができます。すべてのデバイスへのアクセスに際し、強力かつユニークなパスワードや二要素認証を設定する、提供されているソフトウェアパッチやファームウェアのアップデートを必ず適用するなど、簡単なセキュリティ対策を行うことで、セキュリティは大幅に向上します。」
脆弱な認証情報と未更新のソフトウェア
日本の家庭のスマートホームデバイスの84%は、パスワードなどの認証情報が脆弱であることや、二要素認証を使用していないため、脆弱な状態であることが判明しました (世界平均: 69%)。スマートホームデバイスの認証情報が脆弱である割合は、日本が世界で最も高いという結果になりました。さらに、こうしたデバイスの16%がパッチを適用されておらず、脆弱な状態でした (世界平均: 32%)。
さらに、Avastが全世界で1,100万台のルーターをスキャンした結果、その過半数以上 (57%) には、脆弱な認証情報またはソフトウェアの脆弱性が見つかりました (世界平均: 60%)。未更新のソフトウェアは、セキュリティチェーンの中で最も脆弱なポイントになることが多く、他のネットワーク機器へのアクセスを目論むサイバー犯罪者にとっては、絶好の入り口となっています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000190080&id=bodyimage1】
最も脆弱なデバイス
調査によって判明した、脆弱なデバイスのワースト5は、以下の通りです。
日本
1位 プリンター 42%
2位 ネットワーク機器* 37%
3位 メディアストリーミング端末**
4位 防犯カメラ 5%
5位 NAS 1%
世界平均
1位 プリンター 33%
2位 ネットワーク機器 29%
3位 防犯カメラ 21%
4位 NAS 8%
5位 メディアストリーミング端末 5%
* ネットワーク機器: ハブなどのデータを送受信可能な接続ポイント
** セットトップボックス、Chromecastなどを含む
プリンターは、世界で最も普及している脆弱なデバイスであり、スキャン対象となったすべての国でワースト3に、米国、カナダ、オーストラリア、シンガポール、韓国、日本ではワースト1にランクインしています。メディアストリーミング機器もワースト5に入っており、TVとプリンターに続き、3番目に普及したIoTデバイスとなっています。
レポートの全文は、こちら (https://cdn2.hubspot.net/hubfs/486579/avast_smart_home_report_feb_2019.pdf) でご覧いただけます。
調査方法
本レポートのデータは、Avast Wi-Fi Inspectorを使用するコンピュータを通じ、2018年9月にAvastユーザが実行したスキャンによって取得しました。今回の調査では、世界中の国のホームネットワーク1,600万回線がスキャン対象となりました。なお、スキャン対象となったデバイスの数は5,600万台でした。今回のレポートは、コンピュータやスマートフォンではなく、コネクテッドデバイスを中心に取り扱っています。
(以上)
Avast Smart Lifeについて
Avastの人工知能ベースのIoTセキュリティ・プラットフォームであるSmart Lifeは、スマートホーム・ネットワークのトラフィックに異常を検知した場合、明確な理由なしに冷蔵庫が大量のメールを送り始めた場合など、デバイスが異常な行動を開始した時、ユーザにアラートを発します。Avastは現在、通信事業者とのパートナーシップを通じ、モバイルユーザへのSmart Lifeサービスの提供に取り組みつつ、Smart Lifeベースのプラグ&プレイ・ソリューションを一般消費者に直接提供する予定です。
Avastについて
消費者および企業向けのデジタルセキュリティ製品の世界リーダーであるAvast(LSE: Avast)は、世界で4億人を超えるユーザを保護しています。AvastはAvastとAVGの両ブランドの製品を提供しており、機械学習および人工知能技術を利用した世界で最も高度な脅威検出ネットワークによって、インターネットおよびIoTデバイス上の様々な脅威からユーザを保護しています。モバイル、PCやMac向けのAvastのデジタルセキュリティ製品は、著名な第三者機関であるVB100、AV-Comparatives、AV-Test、OPSWAT、West Coast Labsによって認定されています。https://www.avast.co.jp/
・日本の世帯の29%が少なくとも1台の脆弱なデバイスを保有、ホームネットワーク全体がリスクにさらされている (世界平均: 41%)
・日本の家庭用ルーターの57%が脆弱な状態 (世界平均: 60%)
・ルーターやネットワーク機器以外に、メディアストリーミング端末、防犯カメラ、プリンターは極めて脆弱な状態
セキュリティソフトのベンダーであるAvastは本日、世界のスマートホームデバイスの40%がサイバー攻撃に対して脆弱な状態であることを発表しました。今回発表した「Avast Smart Home Report 2019」は、全世界で1,600万回線以上のスマートホーム・ネットワークから得られた洞察を明らかにしており、日本の家庭の38%は、5台以上のスマート機器を所有しており、こうしたデジタル世帯の29%には少なくとも1台の脆弱なネットワーク機器が存在していることが明らかになりました。脆弱なデバイスが1台でもあれば、ホームネットワーク全体のセキュリティを脅かすことになるため、今回の結果は多くの家庭がIoT (モノのインターネット) デバイスのリスクにさらされていることを物語っています。
Avastのコンシューマー部門プレジデントであるオンドレイ・ヴルチェク (Ondrej Vlcek)は、次のように述べています。「人々はスマートTVでお気に入りのNetflixシリーズを見たり、ベビーモニターをホームネットワークに接続したりしますが、こうしたデバイスのセキュリティを維持する方法はあまり知られていないのが現状です。悪意あるハッカーは脆弱なデバイスが1台でもあれば、ネットワークに侵入して他のデバイスにアクセスし、リアルタイムの動画や音声へアクセスしたり、保存されている個人情報を入手することができます。すべてのデバイスへのアクセスに際し、強力かつユニークなパスワードや二要素認証を設定する、提供されているソフトウェアパッチやファームウェアのアップデートを必ず適用するなど、簡単なセキュリティ対策を行うことで、セキュリティは大幅に向上します。」
脆弱な認証情報と未更新のソフトウェア
日本の家庭のスマートホームデバイスの84%は、パスワードなどの認証情報が脆弱であることや、二要素認証を使用していないため、脆弱な状態であることが判明しました (世界平均: 69%)。スマートホームデバイスの認証情報が脆弱である割合は、日本が世界で最も高いという結果になりました。さらに、こうしたデバイスの16%がパッチを適用されておらず、脆弱な状態でした (世界平均: 32%)。
さらに、Avastが全世界で1,100万台のルーターをスキャンした結果、その過半数以上 (57%) には、脆弱な認証情報またはソフトウェアの脆弱性が見つかりました (世界平均: 60%)。未更新のソフトウェアは、セキュリティチェーンの中で最も脆弱なポイントになることが多く、他のネットワーク機器へのアクセスを目論むサイバー犯罪者にとっては、絶好の入り口となっています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000190080&id=bodyimage1】
最も脆弱なデバイス
調査によって判明した、脆弱なデバイスのワースト5は、以下の通りです。
日本
1位 プリンター 42%
2位 ネットワーク機器* 37%
3位 メディアストリーミング端末**
4位 防犯カメラ 5%
5位 NAS 1%
世界平均
1位 プリンター 33%
2位 ネットワーク機器 29%
3位 防犯カメラ 21%
4位 NAS 8%
5位 メディアストリーミング端末 5%
* ネットワーク機器: ハブなどのデータを送受信可能な接続ポイント
** セットトップボックス、Chromecastなどを含む
プリンターは、世界で最も普及している脆弱なデバイスであり、スキャン対象となったすべての国でワースト3に、米国、カナダ、オーストラリア、シンガポール、韓国、日本ではワースト1にランクインしています。メディアストリーミング機器もワースト5に入っており、TVとプリンターに続き、3番目に普及したIoTデバイスとなっています。
レポートの全文は、こちら (https://cdn2.hubspot.net/hubfs/486579/avast_smart_home_report_feb_2019.pdf) でご覧いただけます。
調査方法
本レポートのデータは、Avast Wi-Fi Inspectorを使用するコンピュータを通じ、2018年9月にAvastユーザが実行したスキャンによって取得しました。今回の調査では、世界中の国のホームネットワーク1,600万回線がスキャン対象となりました。なお、スキャン対象となったデバイスの数は5,600万台でした。今回のレポートは、コンピュータやスマートフォンではなく、コネクテッドデバイスを中心に取り扱っています。
(以上)
Avast Smart Lifeについて
Avastの人工知能ベースのIoTセキュリティ・プラットフォームであるSmart Lifeは、スマートホーム・ネットワークのトラフィックに異常を検知した場合、明確な理由なしに冷蔵庫が大量のメールを送り始めた場合など、デバイスが異常な行動を開始した時、ユーザにアラートを発します。Avastは現在、通信事業者とのパートナーシップを通じ、モバイルユーザへのSmart Lifeサービスの提供に取り組みつつ、Smart Lifeベースのプラグ&プレイ・ソリューションを一般消費者に直接提供する予定です。
Avastについて
消費者および企業向けのデジタルセキュリティ製品の世界リーダーであるAvast(LSE: Avast)は、世界で4億人を超えるユーザを保護しています。AvastはAvastとAVGの両ブランドの製品を提供しており、機械学習および人工知能技術を利用した世界で最も高度な脅威検出ネットワークによって、インターネットおよびIoTデバイス上の様々な脅威からユーザを保護しています。モバイル、PCやMac向けのAvastのデジタルセキュリティ製品は、著名な第三者機関であるVB100、AV-Comparatives、AV-Test、OPSWAT、West Coast Labsによって認定されています。https://www.avast.co.jp/