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アプリックスが第三者検証サービスを提供する株式会社ブール・ジャパンとIoT関連市場向け次世代第三者検証に関する共同研究を行うことについて合意

IoT(Internet of Things)製品向けソリューションの開発を手掛ける株式会社アプリックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:根本忍、以下 「アプリックス」)と第三者検証サービスをはじめとする高品質で付加価値の高いIT関連サービスの提供を行う株式会社ブール・ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役:杉田真奈美、以下「ブール・ジャパン」)は、今後ますます多様化するIoT関連市場向けに、次世代の第三者検証サービスおよび体制を共同で研究し構築していくことについて、2019年2月に合意したことをお知らせします。

ブール・ジャパンは、システムや製品を製造・開発した者ではない者(第三者)が、別の視点・立場から検証を行い、開発者や製造者が気付かない問題や動作の不具合を発見、分析することを第三者検証サービスとして約20年間に渡って提供しており、豊富な検証実績と優れた検証品質、および検証実績で得たノウハウによって、顧客の問題解決を強力にサポートする企業です。

アプリックスでは、2019年2月14日付で発表した「平成30年12月期決算補足説明資料」(https://www.aplix.co.jp/images/ir/pdf1/190214_18Q4_JyMwNG27.pdf)で記載したとおり、今後の取り組みとして現在のIoTソリューション事業を発展させ、受託開発、他社開発支援および外部サービス連携などを施策とする「DX(デジタル・トランスフォーメーション)事業」、およびOEMによる自社ブランドO2Oプラットフォームの開発・販売、通信モジュールおよびMVNOとのクロスセルやクラウド、IoTプラットフォームの構築と運用などを施策とする「PF(プラットフォーム)事業」のふたつの方向性で業態および業容の拡大を目指すことを掲げております。今回のブール・ジャパンとの共同研究合意は、このうち主に「DX(デジタル・トランスフォーメーション)事業」の施策に係るものです。

<ブールジャパンが提供する「第三者検証サービス」の内容>

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000190163&id=bodyimage1

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)2017年12月の発表によれば、2030 年のCPS(※1)/IoT市場規模は世界で404.4兆円、日本で19.7兆円に成長すると見られています。一方、「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念であるDXの市場規模 (投資金額)は、2030年に2兆3687億円と、2017年比で4.2倍に成長すると予測されています。DXにおける要素技術は、CPS/IoT分野とも共通するものです。

しかしながら、DXについては、経済産業省の『DXレポート〜ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開〜』にも記載されている通り、いわゆる「ブラックボックス問題」と「レガシー問題」が潜在的に横たわっており、短くない対応期間と高額のコストを要すると予測されるこれらの抜本的な対策に企業としては中々踏み込みにくい、という側面もあります。加えて、複数のベンダー企業によって構築されているシステムでは、レガシー問題等があるかどうか「発見」することすら容易ではありません。コスト面から見ても、すでにJUASの「企業IT動向調査報告書2017」によれば、我が国企業のIT関連予算の80%は現行ビジネスの維持および運営(ラン・ザ・ビジネス)に割り当てられているという報告もあり、この点でもソリューションが必要になります。以上のように、DXを促進する意味でも、CPS/IoT市場を発展させる意味でも、何らかの対策を行うことが急務となります。

アプリックスでは、CPS/IoTおよびDXに共通し、かつ、特に重要となる要素のひとつは「通信」であり、今後さまざまなデバイスやベンダー間での通信が急増していく中で、そこに存在するかも知れない「問題の発見」などのためには、通信モジュールの挙動などを含めた第三者検証を適切に行うことが不可欠になると考えております。

今回の共同研究合意について、ブール・ジャパン代表取締役の杉田真奈美は以下のとおりコメントしております。「アプリックスのIoTソリューション技術と、25年に及ぶ実績をもつ弊社の第三者検証サービスやシステム開発技術の組合せは、複雑化するIoTシステムを開発される方々の問題を解決するための中核的な手段となると確信しています。またIoT人材育成においてもアプリックスと連携した活動を計画中です。これらの施策をとおして業界全体で深刻化する『検証や開発の工数不足』の解消に微力ながら貢献してまいります。」

これに対して、アプリックス代表取締役社長の根本忍は以下のとおりコメントしております。
「豊富な実績と知見をお持ちのブール・ジャパンと組ませていただくことで、より実効性が高く開発現場のニーズに即した第三者検証サービスの提供が可能になると考えております。アプリックスでは、こうした開発現場向けサービスと事業者向けサービスの両輪を廻しながら、お客様における問題の解決をご支援させていただくべく努めてまいります。」

アプリックスでは、今後の時代の要請に対応する新たな第三者検証サービスおよびその体制などについて、ブール・ジャパンと共同で研究を進めていくことで、来るべきCPS/IoT市場およびDX市場における急激な多様化および規模などの拡大に備えるとともに、必要に応じて今後も協業パートナーシップの拡充なども踏まえつつ、お客様から信頼され喜んでいただける第三者検証サービスの実現に努めてまいります。

※1.実世界(フィジカル空間)にある多様なデータをセンサーネットワーク等で収集し、サイバー空間で大規模データ処理技術等を駆使して分析/知識化を行い、そこで創出した情報/価値によって、産業の活性化や社会問題の解決を図るもの
※2.本プレスリリースをご覧いただくにあたりましては、経済産業省「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」が2018年9月7日付で公表した「DXレポート〜IT システム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開〜」(http://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180907010/20180907010-3.pdf)をご参照ください。
以上

■株式会社ブール・ジャパンについて
ブール・ジャパンは“品質”“品格”“貢献”の3つを目標に掲げ、1992年の創業以来、「高品質で付加価値の高いIT関連サービスの提供」を目指し、日々努力を続けています。私たちの生活をより豊かに便利にしてくれるインターネットやIT技術の進展。それを支える日本の製品やソフトウェアが、世界トップレベルの品質と評価され続けるために、実績ある第三者検証やシステム開発事業を通して、さらなる“品質”向上にご協力しております。

■株式会社アプリックスについて
アプリックスの使命は「ソフトウェアの力で世の中のあらゆる人々に幸せをもたらすこと」です。携帯電話でのJava利用という新しいフロンティアを切り開いた「JBlend」に続き、開拓中の分野が、IoT(Internet of Things)です。当社ではIoTモジュール(ビーコン)、スマホアプリ、クラウドサービス等のIoTソリューションを一貫して提供することで、家電製品等のIoT化を推し進め、「モノからの通知によって人々の生活を豊かにする」というコンセプトの実現を目指しております。

アプリックスのwebsite(投資家情報等):https://www.aplix.co.jp/
アプリックスのテクノロジー事業:https://business.aplix.co.jp/
Facebook公式ページ:https://www.facebook.com/AplixCorporation.official/

■お問い合わせ先:
アプリックスのお問い合わせページ:https://www.aplix.co.jp/inquiry/

※ 記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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