<スポーツシューズ市場 調査レポート> スポーツシューズ市場規模。米国は日本の6.6倍、人口比は2.6倍
[19/03/26]
提供元:DreamNews
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<スポーツシューズ市場 調査レポート>
スポーツシューズ市場規模 米国は日本の6.6倍、人口比は2.6倍
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、スポーツシューズ市場に関する分析を3月26日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ市場規模は、米国が3兆3000億円で日本の6.6倍です。両国の大きな違いは使用方法で、米国ではカジュアル使用※2(スポーツ以外の使用用途)が79%を占めるのに対し、日本では約半分の43%でした。
米国のスポーツシューズ市場規模は日本の6.6倍
『Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ市場規模は、米国が3兆3000億円、日本が5000億円で米国が日本の6.6倍になります。
米国の人口が日本の2.6倍(2018年予測 出典:IMF World Economic Databaseより計算)であることを考慮すると、米国ではスポーツシューズが日本よりもはるかに浸透していることがわかります。
米国ではスポーツ使用はわずか21% 日本では57%
日米ではスポーツシューズの使用用途が大きく異なります。米国では、直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ購入のうち、スポーツ使用を目的とした購入が21%でカジュアル使用(スポーツ以外の使用)が79%でした。カジュアル使用はスポーツ使用の約4倍の市場規模です。
日本ではスポーツ使用の方が大きく57%、カジュアル使用は43%です(図表1)。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000191612&id=bodyimage1】
日本の男性市場は、カジュアル使用の市場に期待?
日米のスポーツシューズ市場を着用者性別で見てみます。米国では、使用用途比率は男女でほぼ同じです。スポーツ使用は男性では21%(カジュアル使用79%)、女性では22%(カジュアル使用78%)です。
しかし日本では、着用者性別ごとに使用用途比率が異なります。スポーツ使用は男性では62%(カジュアル使用38%)、女性では47%(カジュアル使用53%)です。つまり、日本では男性の方がカジュアル使用よりもスポーツ使用の比率が15ポイントも高いことになります(図表2)。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000191612&id=bodyimage2】
日米男性のスポーツシューズの使用用途別市場規模を見ると、スポーツ使用では米国は日本の2倍ですがカジュアル使用では13倍です。日本がスポーツ使用ではアメリカと比較しても人口相当であるのに対し、カジュアル使用の市場がかなり小さいのは、特に通勤時のファッションの違いと思われます。日本では、男性は毎日スーツ出勤の人が多く、スポーツシューズを合わせる機会が少ないと思われます。
米国はスケボーやローラースケートで出勤している様子をドラマで見るように、カジュアルウェアの文化が根付いています。日本が米国並みになる日がすぐに来るとは思えませんが、職場でのパンプス着用は窮屈だ、といったKuToo運動が話題を集めたようにカジュアル方向への関心は高まっています。出勤にスポーツシューズを履く人が少しずつ増え、スポーツシューズ市場の成長に寄与することが期待できます。
カジュアルユーズを取り込むためには、使用用途別の購入先業態に注目し(特典データ)、スポーツ使用用途の購入者にカジュアルユーズ購入の「ついで買い」を促す工夫も有効と思われます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年9月末まで)
特典データ「スポーツシューズ(日本)使用目的別の購入先店舗業態」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000191612&id=bodyimage3】
*2 使用用途
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108−0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
配信元企業:エヌピーディー・ジャパン株式会社
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スポーツシューズ市場規模 米国は日本の6.6倍、人口比は2.6倍
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:トーマス・リンチ)が、スポーツシューズ市場に関する分析を3月26日に発表します。
本分析では、大きく以下のことが分かります。直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ市場規模は、米国が3兆3000億円で日本の6.6倍です。両国の大きな違いは使用方法で、米国ではカジュアル使用※2(スポーツ以外の使用用途)が79%を占めるのに対し、日本では約半分の43%でした。
米国のスポーツシューズ市場規模は日本の6.6倍
『Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査しています。
直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ市場規模は、米国が3兆3000億円、日本が5000億円で米国が日本の6.6倍になります。
米国の人口が日本の2.6倍(2018年予測 出典:IMF World Economic Databaseより計算)であることを考慮すると、米国ではスポーツシューズが日本よりもはるかに浸透していることがわかります。
米国ではスポーツ使用はわずか21% 日本では57%
日米ではスポーツシューズの使用用途が大きく異なります。米国では、直近1年間計(2018年2月〜2019年1月計 着用者0-13歳除く)のスポーツシューズ購入のうち、スポーツ使用を目的とした購入が21%でカジュアル使用(スポーツ以外の使用)が79%でした。カジュアル使用はスポーツ使用の約4倍の市場規模です。
日本ではスポーツ使用の方が大きく57%、カジュアル使用は43%です(図表1)。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000191612&id=bodyimage1】
日本の男性市場は、カジュアル使用の市場に期待?
日米のスポーツシューズ市場を着用者性別で見てみます。米国では、使用用途比率は男女でほぼ同じです。スポーツ使用は男性では21%(カジュアル使用79%)、女性では22%(カジュアル使用78%)です。
しかし日本では、着用者性別ごとに使用用途比率が異なります。スポーツ使用は男性では62%(カジュアル使用38%)、女性では47%(カジュアル使用53%)です。つまり、日本では男性の方がカジュアル使用よりもスポーツ使用の比率が15ポイントも高いことになります(図表2)。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000191612&id=bodyimage2】
日米男性のスポーツシューズの使用用途別市場規模を見ると、スポーツ使用では米国は日本の2倍ですがカジュアル使用では13倍です。日本がスポーツ使用ではアメリカと比較しても人口相当であるのに対し、カジュアル使用の市場がかなり小さいのは、特に通勤時のファッションの違いと思われます。日本では、男性は毎日スーツ出勤の人が多く、スポーツシューズを合わせる機会が少ないと思われます。
米国はスケボーやローラースケートで出勤している様子をドラマで見るように、カジュアルウェアの文化が根付いています。日本が米国並みになる日がすぐに来るとは思えませんが、職場でのパンプス着用は窮屈だ、といったKuToo運動が話題を集めたようにカジュアル方向への関心は高まっています。出勤にスポーツシューズを履く人が少しずつ増え、スポーツシューズ市場の成長に寄与することが期待できます。
カジュアルユーズを取り込むためには、使用用途別の購入先業態に注目し(特典データ)、スポーツ使用用途の購入者にカジュアルユーズ購入の「ついで買い」を促す工夫も有効と思われます。
※本内容をご覧の皆様向け特典について(2019年9月末まで)
特典データ「スポーツシューズ(日本)使用目的別の購入先店舗業態」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Sports Tracker
スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
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*2 使用用途
スポーツ使用=「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツとそれ以外(普段着)に同程度」の計
カジュアル使用=「主にスポーツ(普段着)以外」「スポーツ以外(普段着)用のみ」の計
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当:河端 香織(かわばた かおり)
〒108−0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL : 03-5798-7663
FAX : 03-5798-7665
Email : npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL (03) 5798 - 7663
FAX (03) 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. (100%)
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
配信元企業:エヌピーディー・ジャパン株式会社
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