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小学校向けプログラミング教材「plusプログラミングシリーズ」発売

日販コンピュータテクノロジイ株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹)は、小学校・中学校の教科書を発行している学校図書株式会社(代表取締役社長:中嶋 則雄)のご協力のもと、小学校向けプログラミング教材「plusプログラミングシリーズ」を開発し、5月より販売を開始しました。

2020年度の新学習指導要領実施に伴う小学校でのプログラミング教育必修化に向を受けて学校現場では、プログラミング教育を導入するための指導書や児童が理解するためのテキストが少ないといった課題があり、先生方から「どのように授業を展開すればよいか分からない」、「児童の質問にどのように答えてよいか分からない」といった声が上がっています。

本教材は、プログラミング教育推進校(東京都教育委員会指定)を中心に10校以上の小学校で実証実験を行い、教育現場の声を開発に反映させることで、はじめてプログラミング教育を導入される学校でも扱いやすく、さらに児童がテキストを見ながら学習を進めることで、学びが深まる授業を実現する内容となっています。


■教材内容

ビジュアル・プログラミング型言語・Scratch(スクラッチ)を利用した「はじめてのスクラッチプログラミング」と、ロボット・プログラミング教材「こくり」エデュケーションセットの2種類があり、それぞれ発達段階に合わせた児童用テキストと、授業の進め方を示した教師用指導書のほか、授業で使用できるスライドやワークシートを提供します。

1.はじめてのスクラッチプログラミング

<特徴>
国語、算数など教科の授業にプログラミング体験を取り入れることができます。はじめての児童でも取り組みやすいよう、キャラクターや図形の基本的な動きを指示することができる「基本ブロック」を開発しました。

<提供内容>
 ・児童用テキスト 1〜2年生用、3〜4年生用、5〜6年生用 各500円(税抜)
 ・教師用指導書  全学年共通  1,000円(税抜)
  ※付属CD-ROMに説明用スライド、ワークシート、サンプルプログラムを収録。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000194100&id=bodyimage1


2.「こくり」エデュケーションセット

<特徴>
総合的な学習の時間で活用することができます。手の動きや画像表示、音声認識などの機能を活用しさまざまな表現が可能なため、チームで試行錯誤しながら作り上げていく協働的な取り組みに向いています。

<提供内容>
1ヶ月レンタルサービス 79,800円(税抜)
 ・こくり(本体+タブレット)  10台
 ・児童用テキスト 3〜6年生用 10冊
 ・教師用指導書  3〜6年生用 2冊
  ※付属DVD-ROMに説明用スライド、ワークシート、サンプルプログラムを収録。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000194100&id=bodyimage2



■本教材を使用した先生のコメント

<東京都品川区立延山小学校 図工専科>
本校では3年生が「スクラッチ」を用いて、自分の考えたストーリーに合わせて写真を動かす作品を制作しました。今回の活動では、
(1)図工室の中の風景を使って自分の写真を主人公とした物語を考える
(2)物語の場面に合う動きの組み合わせを試しながら制作する
(3)完成した作品を鑑賞し合う
という順序で自分が考えた物語を画面で見られるようにしました。子どもたちは試行錯誤しながら取り組むことで、自分なりの発見があり満足していました。完成した作品を見合いながら「もっといろいろなものを動かしてみたい」という感想をもち、プログラミングをする楽しさを学ぶことができました。

<東京都品川区立第二延山小学校 校長>
学校でプログラミング教育を進めるにあたっての課題は、どのような内容を、どの教科で、どのように進めるのかを、学校がどこまで考えることができるかという点です。その点、「こくり」は指導計画や説明用資料など手厚く準備されており、授業が進めやすくなっています。
また、児童用テキストは、「こくり」を思ったように動かしたいときの命令の出し方が分かりすく解説されており、児童は大変重宝しています。コンピュータに出した命令が、ロボットの動きですぐに検証できる「こくり」はとても有効な教材です。


■有識者による推奨コメント

<玉川大学 教授 久保田 善彦 氏>
初心者の先生でも系統的なプログラミング教育ができることを目指して開発したのが、「はじめてのスクラッチプログラミング」です。教科学習の中で活用する教材です。低学年、中学年、高学年と分かれていますが、途中からでも気軽に始めることができます。
総合的な学習の時間のプログラミング教育は、単なるスキルの習得ではいけません。「こくりの本」は,習得した力を探究的な学習の中で活用できるように構成しています。こくり(ロボット)のプログラミングは、意欲的な取り組みが期待できます。

<上越教育大学 准教授 清水 雅之 氏>
「こくり」は腹部の画面でインタラクティブな操作ができるだけでなく、話をさせることもできる魅力的なプログラミング教材です。話すことができることで「こくり」に案内や説明をさせるといった活動の広がりが期待できます。扱いに困らないように児童用・教師用の本も作成されているので安心です。
Scratchを利用するための教科書のような本も低・中・高学年用、そして教師用が用意されています。学年に応じた取組ができ、教室に児童用の本を置くことで一人で進んで取り組む姿が見られることでしょう。


■今後の展開

今後も引き続き、東京都プログラミング教育推進校を中心に多くの小学校と連携し、指導案の充実をはかります。また、ホームページを通じて事例やFAQを公開し、教員のサポートサービスを拡大させていきます。


■plusプログラミングシリーズ ホームページ
https://edu.nct-inc.jp


■本件に関するお問い合わせ
日販コンピュータテクノロジイ株式会社
担当:事業開発本部 明神、小山
TEL:03-5280-7717
MAIL:si@nct-inc.jp



配信元企業:日販コンピュータテクノロジイ株式会社
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