伊福部昭生誕105年を祝ってコンサート動画を公開! 6/29開催の伊福部昭百年紀Vol.7に寄せた 中野昭慶監督や井上誠、小林淳によるメッセージも公開。怪獣ファンにお馴染みのあのマーチ動画を公開。
[19/05/31]
提供元:DreamNews
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スリーシェルズ所属のオーケストラ・トリプティークは 、2019年5月31日に、作曲家の故・伊福部昭が生誕105年を迎えたことを記念して、演奏動画を公開しました。
伊福部昭生誕105年記念・百年紀コンサート動画を公開!
怪獣ファンにお馴染みのあのマーチ動画を公開
日本の音楽を世界へ広めた作曲家のひとりである故・伊福部昭(いふくべあきら)。
本日、5/31は、伊福部の生誕105年の誕生日です。
オーケストラ・トリプティークは、2014年より、伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして作品を担当しております。
モノラル録音でしか残されていない映画音楽や、音楽的にも優れた作品を
齊藤一郎(Vol.1,2,3)松井慶太(Vol.5)、水戸博之(Vol.4、6) という優秀な指揮者とエネルギッシュな音楽をお届けしております。
オーケストラ・トリプティークは
5/31の伊福部昭・生誕105年を祝い、いつも御来場頂いているお客様、関係各氏への深い感謝とともに
2018年のVol.6における演奏動画を公開致します(6/29にCD完成予定)。
動画URL
https://youtu.be/1MueC825EIs
なお本年、6/29には藤岡幸夫を指揮者に迎え、Vol.7のコンサートを行います。
https://www.3s-cd.net/2019-06-29/
何卒宜しくお願いします。
伊福部昭百年紀実行委員より
【伊福部昭生誕105年、百年紀Vol.7に寄せたメッセージ】
中野昭慶(映画監督・伊福部昭百年紀実行委員会委員長:プレトーク出演)
百年紀Vol.7で演奏する「フランケンシュタイン対地底怪獣」について
フランケンシュタインは1931年に醜悪な容貌と巨大な体躯をもったモンスターとしてスクリーンに登場しているヨーロッパ人周知の怪物であるから自由なデザインの怪物にするわけにはいかない。従って俳優の生身で演じてもらうしかない。そう思った瞬間これがとんだ難問に遭遇することになった。
まず、セットの上を自由に闊歩することができない。裸足だから足が痛くてまるで岩場の上でも歩いているような弱々しい歩き方になる。そのため急遽足型の靴を作り対処したのだが生身の身体では勢いよく転倒することもできない。怪我をしないようにカット毎にセットを造り替え突起物を極力減らし、スピード感をあげるため手持ちキャメラを使いアップ主体のキャメラワークで対処したのだが格闘シーンの撮影は予想外の出来事に振り回され苦心惨憺、悪戦苦闘に疲れ果ててしまった。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」はぼくにとって思わぬ難問に遭遇した作品である。
井上誠(ミュージシャン・伊福部昭百年紀実行委員:プレトーク出演)
大怪獣のモチーフが交錯する激闘のテーマや人類の存亡を賭けた総攻撃のマーチは今回の組曲にも余すことなく取り入れられている。だがそれ以上に、今回個人的に最も期待しているのが『フランケンシュタイン対地底怪獣』の映画導入部を音楽の魔法で鮮やかに表現した一連の小曲だ。特にUボート撃沈の僅か1分半にも満たないシーンに書かれたスコアの、緻密に設計された機能美とそれが醸し出すエレガンスとデカダンス‥!
初めてこの小曲を意識した瞬間から、私の心臓(heart)はどこか遠いところに移送されてしまったままだ。
小林淳(文筆家・伊福部昭百年紀実行委員:司会)
「伊福部昭百年紀」も、はや7回目。その歩みは少しも留まらない。今回は、マニア待望のフランケンシュタイン映画2作をはじめ、伊福部昭生誕105年を視野に収めた、伊福部映画音楽の来し方に想いを馳せさせる作品、思わず目をみはる幻の舞踊曲、さらには、伊福部の謦咳に触れ、おそらくは己の作家性と師の音楽世界を対峙させてきたであろう弟子筋・眞鍋理一郎の響きまであふれる。加えて、私たちが仰ぎ見た銀幕を飾ったあの大スターが眼前に登場する。これぞ「伊福部昭百年紀」。これが「伊福部昭百年紀」。この熱気と興奮は録音物では伝わらない。私もホールでその熱い胸の鼓動をじっくりと味わいたい!
矢内露紀(伊福部昭百年紀実行委員)
ゴジラ映画といえば、伊福部音楽。それが揺るぎない真実であることは、本日5月31日に公開される【Godzilla: King of the Monsters】の中に伊福部先生のゴジラのテーマが使われている事や、その発表を受けたファンの歓喜の声が証明しています。
そんな伊福部先生の素晴らしい音楽を、ゴジラもゴジラ以外も生で体感できる今回のコンサートの中でも、平成ゴジラ世代の私が特に注目しているのは【ゴジラVSデストロイア組曲】。
最強・最高の生命体であるゴジラの最期を描く衝撃作にふさわしい、荘厳でどこか憂いを帯びた曲の数々は、伊福部先生らしさがあふれる名曲ばかり。涙なしには見られない、生命を振り絞り燃え尽きるあの姿は、先生の曲を持って完成したといっても過言ではないでしょう。
この素晴らしい音楽を全身で体感するチャンス、逃す手はありません!
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水野久美ゲスト!
伊福部昭百年紀Vol.7
2019年 6月 29 日(土)18:00 開演 (17:30 開場)※未就学児童入場不可
渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール(東京都渋谷区桜丘町23-21)
指揮:藤岡幸夫
司会:小林淳
演奏:オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)
合唱:伊福部昭百年紀記念合唱団
作曲:伊福部昭、眞鍋理一郎(演奏用楽譜作成:今堀拓也、吉原一憲)
主催:伊福部昭百年紀実行委員会、Japanese Composer Archives
【曲目】(予定)
17:40〜オープニングトーク
中野昭慶監督+井上誠(約15分)「中野監督と伊福部昭の仕事について」
第一部
●ゴジラ対メガロ(1974)より(合唱付)※この作品のみ眞鍋理一郎作曲
●仮面舞踏劇ファシャン・ジャルボオ(1956)より3つのシーン
第二部
スペシャルトーク 水野久美(聞き手:樋口尚文)
●フランケンシュタイン対地底怪獣(1965)組曲
●サンダ対ガイラ(1966)組曲
●ゴジラVSデストロイア(1995)組曲(合唱付)
ほか
伊福部昭(伊福部昭)プロフィール
1914年5月31日、釧路町幣舞にて誕生、音更にて育つ。アイヌとともに育った幼少時が音楽的原体験となる。伊福部家の家学は『老子』、幼い頃から父に教え込まれる。北海道帝国大学農学部林学科に進みつつ音楽を独学、ヴァイオリンを弾く。二人の兄や、早坂文雄、三浦淳史らと、ストラヴィンスキー、ラヴェル、サティなどに触れ、熱き音楽的青春を過ごす。21歳の時「日本狂詩曲」がチェレブニン賞を受賞するが、大学卒業後は林務官として北海道に留まる。戦後、1946年に作曲家として生きる決意を胸に32歳で上京。東京音楽学校(現・東京藝大)講師として芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄、池野成、小杉太一郎、三木稔、学外で松村禎三、石井眞木、真鍋理一郎、今井重幸等を育てる傍ら、多くの映画音楽を生み出した。1954年40歳、映画『ゴジラ』の音楽を担当、日本の映画音楽において奇跡的出会いであった。同年、初の交響曲「シンフォニア・タプカーラ」を発表。多くの作品、弟子、映画音楽を残して、2006年2月8日に91歳でこの世を去った。
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生誕90年・黛敏郎 https://www.facebook.com/mayuzumitoshiro/
生誕94年 芥川也寸志Facebook https://www.facebook.com/akutagawa1925
生誕94年 渡辺宙明Facebook https://www.facebook.com/chumeiwatanabe
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〒170-0013 東京都豊島区東池袋5-7-6-604
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メール jcacon@gmail.com
担当 西
配信元企業:株式会社スリーシェルズ
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スリーシェルズ所属のオーケストラ・トリプティークは 、2019年5月31日に、作曲家の故・伊福部昭が生誕105年を迎えたことを記念して、演奏動画を公開しました。
伊福部昭生誕105年記念・百年紀コンサート動画を公開!
怪獣ファンにお馴染みのあのマーチ動画を公開
日本の音楽を世界へ広めた作曲家のひとりである故・伊福部昭(いふくべあきら)。
本日、5/31は、伊福部の生誕105年の誕生日です。
オーケストラ・トリプティークは、2014年より、伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして作品を担当しております。
モノラル録音でしか残されていない映画音楽や、音楽的にも優れた作品を
齊藤一郎(Vol.1,2,3)松井慶太(Vol.5)、水戸博之(Vol.4、6) という優秀な指揮者とエネルギッシュな音楽をお届けしております。
オーケストラ・トリプティークは
5/31の伊福部昭・生誕105年を祝い、いつも御来場頂いているお客様、関係各氏への深い感謝とともに
2018年のVol.6における演奏動画を公開致します(6/29にCD完成予定)。
動画URL
https://youtu.be/1MueC825EIs
なお本年、6/29には藤岡幸夫を指揮者に迎え、Vol.7のコンサートを行います。
https://www.3s-cd.net/2019-06-29/
何卒宜しくお願いします。
伊福部昭百年紀実行委員より
【伊福部昭生誕105年、百年紀Vol.7に寄せたメッセージ】
中野昭慶(映画監督・伊福部昭百年紀実行委員会委員長:プレトーク出演)
百年紀Vol.7で演奏する「フランケンシュタイン対地底怪獣」について
フランケンシュタインは1931年に醜悪な容貌と巨大な体躯をもったモンスターとしてスクリーンに登場しているヨーロッパ人周知の怪物であるから自由なデザインの怪物にするわけにはいかない。従って俳優の生身で演じてもらうしかない。そう思った瞬間これがとんだ難問に遭遇することになった。
まず、セットの上を自由に闊歩することができない。裸足だから足が痛くてまるで岩場の上でも歩いているような弱々しい歩き方になる。そのため急遽足型の靴を作り対処したのだが生身の身体では勢いよく転倒することもできない。怪我をしないようにカット毎にセットを造り替え突起物を極力減らし、スピード感をあげるため手持ちキャメラを使いアップ主体のキャメラワークで対処したのだが格闘シーンの撮影は予想外の出来事に振り回され苦心惨憺、悪戦苦闘に疲れ果ててしまった。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」はぼくにとって思わぬ難問に遭遇した作品である。
井上誠(ミュージシャン・伊福部昭百年紀実行委員:プレトーク出演)
大怪獣のモチーフが交錯する激闘のテーマや人類の存亡を賭けた総攻撃のマーチは今回の組曲にも余すことなく取り入れられている。だがそれ以上に、今回個人的に最も期待しているのが『フランケンシュタイン対地底怪獣』の映画導入部を音楽の魔法で鮮やかに表現した一連の小曲だ。特にUボート撃沈の僅か1分半にも満たないシーンに書かれたスコアの、緻密に設計された機能美とそれが醸し出すエレガンスとデカダンス‥!
初めてこの小曲を意識した瞬間から、私の心臓(heart)はどこか遠いところに移送されてしまったままだ。
小林淳(文筆家・伊福部昭百年紀実行委員:司会)
「伊福部昭百年紀」も、はや7回目。その歩みは少しも留まらない。今回は、マニア待望のフランケンシュタイン映画2作をはじめ、伊福部昭生誕105年を視野に収めた、伊福部映画音楽の来し方に想いを馳せさせる作品、思わず目をみはる幻の舞踊曲、さらには、伊福部の謦咳に触れ、おそらくは己の作家性と師の音楽世界を対峙させてきたであろう弟子筋・眞鍋理一郎の響きまであふれる。加えて、私たちが仰ぎ見た銀幕を飾ったあの大スターが眼前に登場する。これぞ「伊福部昭百年紀」。これが「伊福部昭百年紀」。この熱気と興奮は録音物では伝わらない。私もホールでその熱い胸の鼓動をじっくりと味わいたい!
矢内露紀(伊福部昭百年紀実行委員)
ゴジラ映画といえば、伊福部音楽。それが揺るぎない真実であることは、本日5月31日に公開される【Godzilla: King of the Monsters】の中に伊福部先生のゴジラのテーマが使われている事や、その発表を受けたファンの歓喜の声が証明しています。
そんな伊福部先生の素晴らしい音楽を、ゴジラもゴジラ以外も生で体感できる今回のコンサートの中でも、平成ゴジラ世代の私が特に注目しているのは【ゴジラVSデストロイア組曲】。
最強・最高の生命体であるゴジラの最期を描く衝撃作にふさわしい、荘厳でどこか憂いを帯びた曲の数々は、伊福部先生らしさがあふれる名曲ばかり。涙なしには見られない、生命を振り絞り燃え尽きるあの姿は、先生の曲を持って完成したといっても過言ではないでしょう。
この素晴らしい音楽を全身で体感するチャンス、逃す手はありません!
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水野久美ゲスト!
伊福部昭百年紀Vol.7
2019年 6月 29 日(土)18:00 開演 (17:30 開場)※未就学児童入場不可
渋谷区文化総合センター大和田4階さくらホール(東京都渋谷区桜丘町23-21)
指揮:藤岡幸夫
司会:小林淳
演奏:オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)
合唱:伊福部昭百年紀記念合唱団
作曲:伊福部昭、眞鍋理一郎(演奏用楽譜作成:今堀拓也、吉原一憲)
主催:伊福部昭百年紀実行委員会、Japanese Composer Archives
【曲目】(予定)
17:40〜オープニングトーク
中野昭慶監督+井上誠(約15分)「中野監督と伊福部昭の仕事について」
第一部
●ゴジラ対メガロ(1974)より(合唱付)※この作品のみ眞鍋理一郎作曲
●仮面舞踏劇ファシャン・ジャルボオ(1956)より3つのシーン
第二部
スペシャルトーク 水野久美(聞き手:樋口尚文)
●フランケンシュタイン対地底怪獣(1965)組曲
●サンダ対ガイラ(1966)組曲
●ゴジラVSデストロイア(1995)組曲(合唱付)
ほか
伊福部昭(伊福部昭)プロフィール
1914年5月31日、釧路町幣舞にて誕生、音更にて育つ。アイヌとともに育った幼少時が音楽的原体験となる。伊福部家の家学は『老子』、幼い頃から父に教え込まれる。北海道帝国大学農学部林学科に進みつつ音楽を独学、ヴァイオリンを弾く。二人の兄や、早坂文雄、三浦淳史らと、ストラヴィンスキー、ラヴェル、サティなどに触れ、熱き音楽的青春を過ごす。21歳の時「日本狂詩曲」がチェレブニン賞を受賞するが、大学卒業後は林務官として北海道に留まる。戦後、1946年に作曲家として生きる決意を胸に32歳で上京。東京音楽学校(現・東京藝大)講師として芥川也寸志、黛敏郎、矢代秋雄、池野成、小杉太一郎、三木稔、学外で松村禎三、石井眞木、真鍋理一郎、今井重幸等を育てる傍ら、多くの映画音楽を生み出した。1954年40歳、映画『ゴジラ』の音楽を担当、日本の映画音楽において奇跡的出会いであった。同年、初の交響曲「シンフォニア・タプカーラ」を発表。多くの作品、弟子、映画音楽を残して、2006年2月8日に91歳でこの世を去った。
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