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台湾や日本で過ごした子供時代の回想から、偏愛するテキーラ、そして小説執筆の舞台裏まで。直木賞作家・東山彰良の自伝的エッセイ集『越境〈ユエジン〉』7月26日(金)発売

株式会社ホーム社(本社:東京都千代田区、代表:吉倉英雄)では、作家・東山彰良によるエッセイ集『越境〈ユエジン〉』(発売:集英社)を、7月26日(金)に刊行いたします。

2015年に『流』で直木賞を受賞した東山彰良が、2016年から2019年夏にかけて、西日本新聞、日本経済新聞ほか各紙に寄稿したエッセイを『越境〈ユエジン〉』として集成しました。台湾と日本の国境を越えて過ごした幼年期の回想や越境による喪失感、アイデンティティをめぐる考察を中心に、偏愛するテキーラ、ケータイを持たない理由、そして、どのように小説を書いているかなど、作家の素顔に触れるエピソードも満載。巻末には、アメリカ生まれの日本文学者・リービ英雄氏との対談も収録されています。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198078&id=bodyimage1

東山彰良『越境〈ユエジン〉』
2019年7月26日(金)発売
電子書籍版同時発売
体裁:四六判ハードカバー
頁数:本文224P
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-8342-5330-6
発行:ホーム社/発売:集英社
装幀:菊地信義
カバー写真:高橋美保

《目次》
曖昧な時代をゆく――序文にかえて
第一章 バナナ人間の悲哀
第二章 みんな祖母に殴られて育った
第三章 わたしはイケてないし、あなたもイケてない
第四章 テキーラ!
第五章 俺たちはなぜ年相応に尊敬されないのか?
第六章 アメリカはビジネスだ
第七章 トーク・イズ・チープ
第八章 作家の幸福
対談 リービ英雄×東山彰良 日本語小説の場所としての「台湾」
あとがき

《本書より》
越境とは「境界線を越える」という意味だろう。それは国境にかぎった話ではない。わたしたちのまわりには、いくつもの境界線がある。初めて小説を書いたとき、わたしはそんな境界線のひとつを踏み越えた。願わくは、このエッセイ集があなたにとって境界線を跨ぎ越すきっかけとなりますように。(あとがきより)

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《著者略歴》
東山彰良(ひがしやま・あきら)
1968年9月11日台北生まれ。2002年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』が「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞受賞。2009年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞受賞。16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞、17年『僕が殺した人と僕を殺した人』で織田作之助賞、18年同作で読売文学賞、渡辺淳一文学賞受賞。
ラジオ番組「東山彰良 イッツ・オンリー・ロックンロール」(RKBラジオ・毎週月曜夜9時)のパーソナリティをつとめる。
撮影:坂田智昭

集英社グループ・株式会社ホーム社
http://www.homesha.jp/



配信元企業:株式会社ホーム社
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