強化学習1日目で驚異的な強さ!囲碁AI「GLOBIS-AQZ」仲邑菫初段との対局に勝利〜次回対局は「囲碁界史上最速の七段昇段者」芝野虎丸七段〜
[19/07/12]
提供元:DreamNews
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本年8月の「2019中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」での優勝を目指し、トリプルアイズ(東京都千代田区、代表:福原智)が開発の一端を担っている「GLOBIS-AQZ」は2019年7月10日・グロービス大阪校(大阪市)にて、仲邑菫初段と対局し、213手の熱戦の末、中押し勝ちしました。本対局のために「GLOBIS-AQZ」は、1日間の強化学習を行いました。囲碁には、10の360乗もの選択肢があり、ボードゲームの中で最も選択肢が広いとされています。それを、たった1日の強化学習で、プロに勝利したことで、AIの驚異的な学習能力が浮き彫りになりました。次回の放送で、「Abema TV」にて7月19日に藤野虎丸七段と対局します。「GLOBIS-AQZ」は5日間の強化学習を行います。1日の強化学習でプロに勝利した「GLOBIS-AQZ」がどこまで成長しているのか注目です。
■「GLOBIS-AQZ」の強さ
今回対局した「GLOBIS-AQZ」は、強化学習1日目ですが、約50万局の実験を行っています。たったの1日で、人間が生涯に打ちきれないほどの対局を既に経験しているのです。そんな囲碁AIの特徴として、すぐにツケ(相手の石の隣に打つことで、その後、戦いになりやすい)をするというものがあります。今まで、人間はカカリ(隅にある相手の石の近くに打ち、隅の地を囲わせないようにすること)をしてから、攻めていく傾向がありますが、囲碁AIは、リスクを恐れず、すぐにツケをするため非常に攻撃的です。「昔だったら先生に怒られそうな手を打ってくる」と、大盤解説の万波奈穂四段は話しており、驚異的な実験回数を基に、人間には見えていない何かが見えているのかもしれません。
■トリプルアイズの技術提供
「GLOBIS-AQZ」の開発にて、トリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測、可視化と、山口祐氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行っています。さらに、仲邑菫初段との対局当日には、下記画像の「地合い予測システム」、「AI候補手予測」、「プレビューAI局面展開図」を提供しました。このシステムを活用することで、地合いの予測が視覚的に分かりやすく、開発の一助になると考えています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage1】
(地合い予測判定システム)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage2】
(候補I予測、プレビュI局面展開図)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage3】
(Chateau Amebaにて、地合い予測システムなどを準備している様子)
■次回の対局
7月19日に芝野虎丸七段と対局する。「芝野虎丸七段は、独創的な的な手が多い」と大橋拓文六段が解説しており、囲碁AIの盲点となるような手が打てるか期待されています。
■芝野虎丸七段のプロフィール
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage4】
・1999(平成11)年11月9日生、神奈川県出身
・2014(平成26)年夏季入段(2015年度採用)。2015年二段、2016年三段、2017年七段
・芝野龍之介二段は実兄
・日本棋院東京本院
・2017(平成29)年、第26期竜星戦優勝
★タイトル獲得により七段に昇段(七段昇段最短記録 2年11カ月)
・勝率第1位賞 .8125(39勝9敗)
・最多勝利賞・最多対局賞・連勝賞(66局53勝13敗・16連勝)
https://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000459.html
■トリプルアイズと囲碁AI
「GLOBIS-AQZ」にてトリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測・可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行います。トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。本年3月18日には、囲碁AI世界一奪取宣言(URL: https://www.3-ize.jp/information/?p=590)にて「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」(URL: https://aize.jp/)を開発いたしました。「AIZE」は、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。
■福原智
株式会社トリプルアイズ 代表取締役 CEO。
山形大学理学部物理学科卒。2008年、株式会社トリプルアイズ設立。2017年、BCCC(ブロックチェーン推進協会)設立に理事として携わる。トリプルアイズは、UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、AIの研究開発に取り組むとともに、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。囲碁AIの研究開発によって進化した画像解析クラウドサービス「AIZE」などを展開。
福原智著
『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』
(URL:https://amzn.to/300H7R2)
目次
はじめに〜われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争
──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在
──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本
──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある
──分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!
──ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る
──IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに〜われわれはどこへ行くのか?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage5】
配信元企業:株式会社トリプルアイズ
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■「GLOBIS-AQZ」の強さ
今回対局した「GLOBIS-AQZ」は、強化学習1日目ですが、約50万局の実験を行っています。たったの1日で、人間が生涯に打ちきれないほどの対局を既に経験しているのです。そんな囲碁AIの特徴として、すぐにツケ(相手の石の隣に打つことで、その後、戦いになりやすい)をするというものがあります。今まで、人間はカカリ(隅にある相手の石の近くに打ち、隅の地を囲わせないようにすること)をしてから、攻めていく傾向がありますが、囲碁AIは、リスクを恐れず、すぐにツケをするため非常に攻撃的です。「昔だったら先生に怒られそうな手を打ってくる」と、大盤解説の万波奈穂四段は話しており、驚異的な実験回数を基に、人間には見えていない何かが見えているのかもしれません。
■トリプルアイズの技術提供
「GLOBIS-AQZ」の開発にて、トリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測、可視化と、山口祐氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行っています。さらに、仲邑菫初段との対局当日には、下記画像の「地合い予測システム」、「AI候補手予測」、「プレビューAI局面展開図」を提供しました。このシステムを活用することで、地合いの予測が視覚的に分かりやすく、開発の一助になると考えています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage1】
(地合い予測判定システム)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage2】
(候補I予測、プレビュI局面展開図)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage3】
(Chateau Amebaにて、地合い予測システムなどを準備している様子)
■次回の対局
7月19日に芝野虎丸七段と対局する。「芝野虎丸七段は、独創的な的な手が多い」と大橋拓文六段が解説しており、囲碁AIの盲点となるような手が打てるか期待されています。
■芝野虎丸七段のプロフィール
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage4】
・1999(平成11)年11月9日生、神奈川県出身
・2014(平成26)年夏季入段(2015年度採用)。2015年二段、2016年三段、2017年七段
・芝野龍之介二段は実兄
・日本棋院東京本院
・2017(平成29)年、第26期竜星戦優勝
★タイトル獲得により七段に昇段(七段昇段最短記録 2年11カ月)
・勝率第1位賞 .8125(39勝9敗)
・最多勝利賞・最多対局賞・連勝賞(66局53勝13敗・16連勝)
https://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000459.html
■トリプルアイズと囲碁AI
「GLOBIS-AQZ」にてトリプルアイズは強化学習におけるレーティング結果の計測・可視化と、山口氏の担当する思考アルゴリズムの構築サポートを行います。トリプルアイズは、2014年から囲碁AI開発に従事してきました。本年3月18日には、囲碁AI世界一奪取宣言(URL: https://www.3-ize.jp/information/?p=590)にて「トリプルアイズは、必ず囲碁AIで世界一を奪取します」と代表・福原智は宣言いたしました。その取り組みとして「Raynz(レインズ)」というプログラムを開発、「博思杯2019囲碁AI世界大会」にて4位を獲得しました。また、トリプルアイズは、囲碁AIで独自開発した画像認識技術を応用し、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」(URL: https://aize.jp/)を開発いたしました。「AIZE」は、すでに有名ラーメンチェーン店、全国展開中の居酒屋に導入されております。
■福原智
株式会社トリプルアイズ 代表取締役 CEO。
山形大学理学部物理学科卒。2008年、株式会社トリプルアイズ設立。2017年、BCCC(ブロックチェーン推進協会)設立に理事として携わる。トリプルアイズは、UEC杯コンピュータ囲碁大会に出場するなど、AIの研究開発に取り組むとともに、自社ディープラーニングシステムを応用したユーザー向けシステム開発を推進する。囲碁AIの研究開発によって進化した画像解析クラウドサービス「AIZE」などを展開。
福原智著
『テクノロジー・ファースト なぜ日本企業はAI、ブロックチェーン、IoTを牽引できないのか?』
(URL:https://amzn.to/300H7R2)
目次
はじめに〜われわれはどこから来たのか?
第1章 ゲーム盤の向こうにある戦争
──囲碁AI国際大会が突きつける覇権争いの行方
第2章 ビッグデータという資源の獲得を競う現在
──4回目の産業革命と、IT開発4度目の波
第3章 テクノロジーへの古い固定観念に囚われた日本
──第五世代コンピュータに始まる挫折の歴史
第4章 産業革命4.0の本番はこれからの50年にある
──分野を越えて共振するテクノロジー
第5章 ポスト・ディープラーニングを掘り当てろ!
──ブロックチェーンとIoT、AIの本質
第6章 テクノロジー・ファーストのIT企業だけが未来を見る
──IT企業の経営者が持つべき使命
おわりに〜われわれはどこへ行くのか?
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000198081&id=bodyimage5】
配信元企業:株式会社トリプルアイズ
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