博物館クラウド「I.B.MUSEUM SaaS」の利用館(機関)が300館を突破
[19/11/13]
提供元:DreamNews
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早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区 代表取締役 内田剛史)では、現在、博物館向けクラウド型収蔵品管理システムサービス「I.B.MUSEUM SaaS」を提供しておりますが、本年10月31日時点で導入施設数が300館(機関)を突破いたしましたので、お知らせいたします。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000205217&id=bodyimage1】
■業界では異例の導入実績を実現できた理由
ミュージアムは、館それぞれに扱う資料や業務フローが大きく異なります。そのため、いわゆる収蔵品管理システムを画一的な仕様のまま導入することは極めて困難で、多額の費用をかけて各館用にカスタマイズするのが一般的でした。これは、博物館界のIT化が他業種に比べて遅れていた一因でもあります。
「I.B.MUSEUM SaaS」は、単一システムを前提としたクラウドサービスでありながら、データの分類や項目の体系などをユーザ自身がアレンジできる機能を搭載することで、この問題を解決しました。歴史や美術、自然などの館種はもとより、国立・都道府県立の大規模館から市区町村立や民間の小規模施設まで、あらゆるプロフィールのミュージアムに対応可能となったのです。
博物館業界では、カスタマイズなしの業務システムが、数百館規模のユーザ数を獲得することは、異例中の異例と言えます。「I.B.MUSEUM SaaS」は、ローコストで充実した管理体制を構築できるだけでなく、各自治体が大きな関心を寄せる「インバウンド時代」に即応するデータベース直結型の情報発信機能を備えていることから、ニーズは今も増大傾向にあります。現在の増加状況に大きな変化がなければ、数年後には500館(機関)にも到達するものと予想されます。
■「I.B.MUSEUM SaaS」とは
1992年より全国の博物館・美術館に提供している収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM」のクラウド版として、2010年11月にサービスを開始しました。収蔵品のデータベースとして資料の属性や状態、関連する人物など多様なデータを一元管理するだけでなく、画像データを点数制限なく登録でき、業務に必要な帳票の書式で出力できるほか、インターネット上で検索サービスを運営するなど、「情報の利活用」まで統括することが可能です。
こうした多機能型の収蔵品管理システムは、従来であれば構築・カスタマイズ費用として数百万円から数千万円のコストを要しました。その点、原則としてクラウド型サービスである「I.B.MUSEUM SaaS」は、初期費用ゼロ&月額利用料3万円のみで運用を始めることができます。サーバ容量や通信量に関係なく一定料金の定額制サービスであり、これまで数十回にわたる実績を持つ機能改善時も追加料金なしで「最新版」を利用できるので、老朽化とは無縁の持続可能性の高い安心のシステムとしてご活用いただけます。
■注目機能1 音声による展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」
「I.B.MUSEUM SaaS」は、館内での情報管理機能はもちろん、外部への情報発信機能の充実を目指して機能改善を重ねてきました。音声ファイルなどをデータベースに格納する体制が整ったことから、2016年には満を持して展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」を追加。来館者自身のスマートフォンで再生できる情報配信の仕組みを複数館で共有できるアプリサービスは大きな反響を呼び、現時点ですでに約60施設で導入されています。
ミュージアム側では、特殊な端末や独自のアプリなど自前の配信環境を用意する必要がない分、展示を効果的に紹介するコンテンツづくりに集中することができます。音声収録に作家本人や地元の学生を起用したり、ガイド対象の展示物の見えない部分を画像で紹介したり、外部サイトにアップした動画と紐付けたり…と、館それぞれに多様な配信法が生まれています。また、12か国語対応なので、他国語の原稿や音声データさえ用意すれば即座に多言語サービスが実現。「I.B.MUSEUM SaaS」の利用館であれば追加料金なしで活用できるので、「コストゼロのインバウンド対応法」としても注目が高まっています。
■注目機能2 博物館コレクションの横断検索サービス「MAPPS Gateway」
「I.B.MUSEUM SaaS」を利用した各館のコレクションデータベース公開ページを横断的に検索するサービスです。2017年11月の開設から対象資料数は増え続けており、2019年11月11日現在で約320万件の博物館収蔵品を検索できる規模へと発展しています。
自館のデータベース上で「公開可」としたコレクション情報を、インターネット上でアクセスできる横断検索の対象に組み入れることができるため、文化財の利活用法のひとつとして活用いただけます。一方、閲覧者にとっては、複数ミュージアムのコレクションを一括検索する「総合窓口ページ」の役割を担います。任意のキーワードで検索すると、全国の収蔵品データベースから該当のコレクションを一覧表示。そのうちのひとつを選ぶとその館の公開ページへと移動する…というシンプルな仕組みなので、ポータルサイトとして迷わずお使いいただけます。
■ 関連URL
I.B.MUSEUM SaaS http://www.waseda.co.jp/products/saas
ポケット学芸員 http://welcome.mapps.ne.jp/pocket/
MAPPS Gateway https://gateway.jmapps.ne.jp/
・会社概要
会社名:早稲田システム開発株式会社
代表者:内田剛史
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-40-17 Foresight高田馬場4F
設立:1992年7月
URL:http://www.waseda.co.jp/
配信元企業:早稲田システム開発株式会社
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■業界では異例の導入実績を実現できた理由
ミュージアムは、館それぞれに扱う資料や業務フローが大きく異なります。そのため、いわゆる収蔵品管理システムを画一的な仕様のまま導入することは極めて困難で、多額の費用をかけて各館用にカスタマイズするのが一般的でした。これは、博物館界のIT化が他業種に比べて遅れていた一因でもあります。
「I.B.MUSEUM SaaS」は、単一システムを前提としたクラウドサービスでありながら、データの分類や項目の体系などをユーザ自身がアレンジできる機能を搭載することで、この問題を解決しました。歴史や美術、自然などの館種はもとより、国立・都道府県立の大規模館から市区町村立や民間の小規模施設まで、あらゆるプロフィールのミュージアムに対応可能となったのです。
博物館業界では、カスタマイズなしの業務システムが、数百館規模のユーザ数を獲得することは、異例中の異例と言えます。「I.B.MUSEUM SaaS」は、ローコストで充実した管理体制を構築できるだけでなく、各自治体が大きな関心を寄せる「インバウンド時代」に即応するデータベース直結型の情報発信機能を備えていることから、ニーズは今も増大傾向にあります。現在の増加状況に大きな変化がなければ、数年後には500館(機関)にも到達するものと予想されます。
■「I.B.MUSEUM SaaS」とは
1992年より全国の博物館・美術館に提供している収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM」のクラウド版として、2010年11月にサービスを開始しました。収蔵品のデータベースとして資料の属性や状態、関連する人物など多様なデータを一元管理するだけでなく、画像データを点数制限なく登録でき、業務に必要な帳票の書式で出力できるほか、インターネット上で検索サービスを運営するなど、「情報の利活用」まで統括することが可能です。
こうした多機能型の収蔵品管理システムは、従来であれば構築・カスタマイズ費用として数百万円から数千万円のコストを要しました。その点、原則としてクラウド型サービスである「I.B.MUSEUM SaaS」は、初期費用ゼロ&月額利用料3万円のみで運用を始めることができます。サーバ容量や通信量に関係なく一定料金の定額制サービスであり、これまで数十回にわたる実績を持つ機能改善時も追加料金なしで「最新版」を利用できるので、老朽化とは無縁の持続可能性の高い安心のシステムとしてご活用いただけます。
■注目機能1 音声による展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」
「I.B.MUSEUM SaaS」は、館内での情報管理機能はもちろん、外部への情報発信機能の充実を目指して機能改善を重ねてきました。音声ファイルなどをデータベースに格納する体制が整ったことから、2016年には満を持して展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」を追加。来館者自身のスマートフォンで再生できる情報配信の仕組みを複数館で共有できるアプリサービスは大きな反響を呼び、現時点ですでに約60施設で導入されています。
ミュージアム側では、特殊な端末や独自のアプリなど自前の配信環境を用意する必要がない分、展示を効果的に紹介するコンテンツづくりに集中することができます。音声収録に作家本人や地元の学生を起用したり、ガイド対象の展示物の見えない部分を画像で紹介したり、外部サイトにアップした動画と紐付けたり…と、館それぞれに多様な配信法が生まれています。また、12か国語対応なので、他国語の原稿や音声データさえ用意すれば即座に多言語サービスが実現。「I.B.MUSEUM SaaS」の利用館であれば追加料金なしで活用できるので、「コストゼロのインバウンド対応法」としても注目が高まっています。
■注目機能2 博物館コレクションの横断検索サービス「MAPPS Gateway」
「I.B.MUSEUM SaaS」を利用した各館のコレクションデータベース公開ページを横断的に検索するサービスです。2017年11月の開設から対象資料数は増え続けており、2019年11月11日現在で約320万件の博物館収蔵品を検索できる規模へと発展しています。
自館のデータベース上で「公開可」としたコレクション情報を、インターネット上でアクセスできる横断検索の対象に組み入れることができるため、文化財の利活用法のひとつとして活用いただけます。一方、閲覧者にとっては、複数ミュージアムのコレクションを一括検索する「総合窓口ページ」の役割を担います。任意のキーワードで検索すると、全国の収蔵品データベースから該当のコレクションを一覧表示。そのうちのひとつを選ぶとその館の公開ページへと移動する…というシンプルな仕組みなので、ポータルサイトとして迷わずお使いいただけます。
■ 関連URL
I.B.MUSEUM SaaS http://www.waseda.co.jp/products/saas
ポケット学芸員 http://welcome.mapps.ne.jp/pocket/
MAPPS Gateway https://gateway.jmapps.ne.jp/
・会社概要
会社名:早稲田システム開発株式会社
代表者:内田剛史
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-40-17 Foresight高田馬場4F
設立:1992年7月
URL:http://www.waseda.co.jp/
配信元企業:早稲田システム開発株式会社
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